ムンバイ日本人学校の評判口コミは?学費や生徒数など詳しく解説


ムンバイ日本人学校ってどんな学校なんだろう?
学費や生徒数、実際の評判を知りたい!

海外在住の鈴木みおです。
娘二人が現地補習校に通っていて、 小・中学部の補習校の保護者として9年間経験しています。
ムンバイ日本人学校は、インドのムンバイにある日本人学校ですね。
この記事では、駐在や海外移住でムンバイ日本人学校を検討しているお子さんとご家庭に向けて、気になる学費や学校の様子、評判口コミなどを詳しく紹介します。
ムンバイ日本人学校の基本情報

学校名 | ムンバイ日本人学校 |
学校所在地 | インド、ムンバイ |
対象学年 | 小学部1年生~中学部3年生 |
設立年 | 1971年 |
公式サイト | https://japanese-school-of-mumbai.jimdo.com/ |
ムンバイ日本人学校の評判口コミ
インドのムンバイではインターナショナルスクールとしてアメリカ、フランス、イギリスなどありその一つに日本人学校がありました。
大半の子供は日本人学校に通いますが、イギリスやアメリカのインターナショナルスクールに通う子供もいて選択可能です。
私は7年前の当時お腹に赤ちゃんがいましたが、ムンバイ日本人学校の教員不足を補うために、教員のスタッフとして日本人学校通っていました。
実際にスタッフとして通って、基本どの授業も個人授業となります。行ってしまえば公文式のような感じです。
生徒の人数次第ですが、1-2・3-4・5-6年が一緒に教室で授業したりするので、ドリルが中心です。
そのため個々のレベルに差が出る事が多く、そこで補助のスタッフが必要となっていました。
生徒数が少なかったとしても、個々のレベルに差があるため先生1人では教えるのが無理な部分あったと思います。
行事はみんなで買い物や遠足などがありました。海外での体験なだけに楽しかったと思いますが、インドのムンバイなので、治安の問題もありなかなか伸び伸びとというスタイルでは難しかったようです。
授業はとても静かの取り組むスタイルで、本当に日本の公文式だったと感じます。
通学方法は全員車での送り迎えでした。インドでは必ずといっていいほど運転手と車がついているので、それでの送り迎えでした。
(独自アンケートより)

ムンバイ日本人学校の学費・費用

※2022年度の場合
※日本円は2022年11月のレート(1ルピー=1.71円)で計算
入学金 | 日本人会法人会員:200,000ルピー(約342,000円) 日本人会個人会員:400,000ルピー(約684,000円) |
授業料 | 月額120,000ルピー(約205,200円) |
支払い方法 | 一年分1回払い、または半年分2回払い。口座振込、小切手いずれかの方法で納入。 |
ムンバイ日本人学校と周辺の学校事情
ムンバイ日本人学校以外の在外教育施設
インドにはムンバイ日本人学校以外に、ニューデリー日本人学校があります。
小学部合計120人、中学部合計42人の全校生徒162人という中規模な学校です。
授業料は月額25,000ルピー(約42,800円)です。
補習校はチェンナイ補習授業校とバンガロール補習授業校があります。
チェンナイ補習授業校は全世界に4校しかないめずらしい「準全日制」の補習授業校です。
現地校やインターナショナルスクールへ通学している子どもたちが放課後に登校しています。
小学部は月~金曜日2コマ(45分授業)、中学部は土曜日に4コマ(50分授業)、国語・数学など主要教科を中心とした学習をしています。
生徒数は小学部15人、中学部6人の計21人で、月額授業料は20,000ルビー(約34,200円)です。
現地校
インドの教育制度は中央政府と州政府が共同で管轄しています。
就学年数などは州により多少異なりますが、基本的には5・3・2・2制です。
小学校が5年、中学校が3年(6〜8年生)、中等学校が2年(9、10年生)、上級中等学校が2年(11、12年生)となっていて
義務教育期間は、小学校と中学校の8年間です。
中等学校2年生(10年生)と上級中等学校2年生(12年生)のとき全国共通テスト(Board Exam)が行なわれ、そのスコアで大学進学が決定します。
私立学校は学校設備が充実していてレベルの高い教育プログラムが受けられるため人気があります。
英語で授業が進められ、多くの学校が幼稚園から12年生まで一貫教育を行っています。
インターナショナルスクール
インドのインターナショナルスクールには、インド系、イギリス系、アメリカ系などがあり、国際バカロレア(IB)を取得できるコースもあります。
インド系のインターナショナルスクールでは理系に特化した教育を行う学校もあり、圧倒的にインド人の生徒が多く外国籍の生徒は一割程度になります。
ムンバイにあるアメリカンスクール・オブ・ボンベイ(American School of Bombay)は幼稚園から12年生までのインターです。
国際バカロレア(IB)カリキュラムを修了して、ディプロマを取得できます。
インターナショナルスクールの費用は約50万円〜500万円と学校によって差が大きく、ローカル率が高くなると学費が低くなる傾向があります。
ムンバイ日本人学校の生徒数

ムンバイ日本人学校は、小学部と中学部があります。
2022年度の生徒数は以下のとおりです。
【小学部】
- 1年生:4人
- 2年生:8人
- 3年生:4人
- 4年生:7人
- 5年生:0人
- 6年生:2人
小学部全体の男子生徒数は8人、女子生徒数は17人です。
【中学部】
- 1年生:1人
- 2年生:2人
- 3年生:3人
中学部全体の男子生徒数は2人、女子生徒数は4人です。
全校生徒数は31人の小規模な学校です。
ムンバイ日本人学校の特徴は?
ムンバイ日本人学校はアットホームな雰囲気の学校です。
小学生と中学生がいっしょに学んだり遊んだりする機会が多く、学校行事や体験学習などともに協力する場面がたくさんあります。
学習面でも少人数を生かし、生徒に寄り添った指導を行っています。
インド文化を体験する学習活動がある
ムンバイ日本人学校では、インドの民俗文化や慣習、伝統芸能を体験する学習を取り入れています。
総合的な学習や生活科の時間を使いインド人スタッフといっしょにヒンディー語でインドの遊びをしたり、カードを使ったゲームでヒンディー語の会話をしたり工夫を凝らしながらインドの文化に接する学習活動を行っています。
またインドの伝統的な飲み物、牛乳とマサラで煮出す紅茶「チャイ」作りをしたり、インド人講師による伝統的なダンスやボリウッドダンスを習う活動があります。
学習発表会や現地のイベントで発表する機会もあり、インドの文化を身近に感じ楽しく体験できますね。
インドと日本の文化を披露する学習発表会の実施
ムンバイ日本人学校では年に一回、日ごろの学習成果を披露する学習発表会が開催されます。
各学年でインドの文化や宗教、世界遺産などをテーマに資料を作成しプレゼンを行います。
また英会話の先生がそれぞれの生徒の個性を考えて役を作った英語劇もあります。
衣装を身につけて踊るインドダンスやロックソーランなど、バラエティにとんだ発表があります。
例年は在ムンバイ日本人や現地インド人を招待して多くの方々に参観してもらうインドと日本の懸け橋となるイベントです。
学習発表会に向けて子どもたちの個々の力が発揮され成長する大きな機会になりますね。
全員遊びの時間がある
ムンバイ日本人学校は少人数の学校です。
毎週木曜日の昼休みに全校生徒で遊ぶ時間があります。
児童生徒会が主体となって、15〜20分でできる全員遊びを行います。
知恵を絞って企画されたゲームは毎回、白熱して大きな歓声が上がります。
中学生のサポートを受けながら小学生も企画、運営に参加するので学年間の交流ができますね。
小規模な学校だからこそできる全員遊びは全校生徒がいっしょに盛り上がれる時間です。
ムンバイ日本人学校の学費、生徒数などのまとめ
ムンバイ日本人学校の学費や生徒数、特徴などについて詳しくご紹介しました。
インドと日本の文化には大きな違いがあります。
ムンバイ日本人学校では現地スタッフや現地校との交流、校外学習などを通じてインド文化や慣習に理解を深める学習が行われています。
生徒たちは異文化生活を受け入れ、少人数の学校で友だちとの絆を強め、かけがえのない学校生活を過ごしています。
この記事が、ムンバイへの駐在や海外移住の予定があるお子さんとご家庭の参考になればうれしいです。