サンディエゴ補習授業校みなと学園の評判口コミは?学費や生徒数など詳しく解説
サンディエゴ補習授業校みなと学園ってどんな学校なんだろう?
学費や生徒数、実際の評判を知りたい!
海外在住の鈴木みおです。
娘二人が現地補習校に通っていて、 小・中学部の補習校の保護者として9年間経験しています。
サンディエゴ補習授業校みなと学園は、アメリカカリフォルニア州にある補習授業校ですね。
この記事では、駐在や海外移住でサンディエゴ補習授業校みなと学園を検討しているお子さんとご家庭に向けて、気になる学費や学校の様子、評判口コミなどを詳しく紹介します。
サンディエゴ補習授業校みなと学園の基本情報
学校名 | サンディエゴ補習授業校みなと学園 |
学校所在地 | カリフォルニア州、サンディエゴ |
対象学年 | 幼稚部、小学部1年生~中学部3年生、高等学校 |
設立年 | 1979年 |
公式サイト | https://sdminato.org/ |
サンディエゴ補習授業校みなと学園の評判口コミ
当時、海外赴任先だったサンディエゴで日本人幼稚園を探したところ、友人の紹介で入学することになりました。
通学方法は自宅から母親である私が車で送り迎えするしかなかったので、片道30分くらいかけていくのは結構大変でした。
教育内容としては、おおむね日本の学校と同じような内容で、ひな祭りや七夕など季節ごとの日本独自のイベントも体験できたのは良かったと思います。
ただ、イベントごとにかなり父兄の協力を求められるので、かなり忙しかったのを覚えています。
(幼稚部年長に在籍の保護者、独自アンケートより)
サンディエゴ補習授業校みなと学園の学費・費用
※2022年度の場合
※日本円は2022年11月のレート($1=140円)で計算
入学金 | $250(約35,000円) |
月額授業料 | 幼稚部$195(約27,300円) 小・中学部$180(約25,200円) 高等部$235(約32,900円) ※年11回 |
サンディエゴ日本語教育振興会費 | 1家庭につき、$10(約1,400円) |
学校保険費 | 児童生徒1人につき、年額$7(約980円) |
その他費用 | PTA会費として児童生徒1人につき、年額$25(約3,500円) |
副教材 | 必要に応じて学期に1回徴収する |
サンディエゴ補習授業校みなと学園と周辺の学校事情
サンディエゴ補習授業校みなと学園以外の在外教育施設
カリフォルニア州の西大和学園カリフォルニア校には「平日校」と「補習校」のコースがあります。
平日校は全日制と同じように授業が進められ、付属幼稚園があり、小学1年生〜中学3年生が学んでいます。
月額授業料は、幼稚園が$745(約104,300円)、小学1年生〜小学4年生$830(約116,200円)、小学5年生〜中学3年生$990(約138,600円)となっています。
日本語と英語の授業を7:3の割合で行っていて、音楽や図工、家庭科などの教科をすべて英語で行うイマ―ジョン教育を取り入れています。
補習校は西大和学園カリフォルニア校補習校、ロサンゼルス補習授業校(あさひ学園)、三育東西学園があります。
サンディエゴには、教科学習をメインとした学習塾、一人一人の日本語レベルに合わせた教室などがあり、目的にあった学習の場が選択できます。
現地校
アメリカの教育制度は州や学校区(School District)によって大きく変わります。
カリフォルニア州の教育制度の基本は5・3・4制。
義務教育は1年生(小学1年生)〜12年生(高校3年生)です。
Elementary School(1年生〜5年生)、Middle School(6年生〜8年生)、High School(9年生〜12年生)となっています。
キンダーガーデン(幼稚園年長)は授業料が無料であり、学校生活の準備期間であることからほとんどの子どもが登録しています。
カリフォルニア州では誕生日が12月2日から翌年の12月1日の子どもたちが同学年になります。
サンディエゴの現地校は公立校と私立校があります。
公立校は住んでいる学校区内の学校に通うことになるので居住する地区によって学校が決まります。
同じ公立校でも学校の運営方法、特徴などかなり違いがあります。
一般的にレベルが高い学校は人気があり裕福層が住む地区ではその傾向が高くなります。
私立校はキンダーから12年生まで同じ敷地の一貫校もあり、公立校と比べると小規模な学校が多いです。
国際バカロレア(IB)のカリキュラムやAP(Advanced Placement)クラスをもうけている学校もあります。
留学生を受け入れている学校が多く、ESL(English as a Second Language)や放課後に補習を行うチューターセッションなどサポート体制が充実しています。
インターナショナルスクール
カリフォルニア州にあるインターナショナルスクールロサンゼルス(International School of Los Angeles)はプリスクールから12年生までの一貫校です。
65か国、約1000人の生徒たちが学んでいます。
英語とフランス語のバイリンガル教育に力を入れたカリキュラムとフランスのバカロレア、国際バカロレア(IB)プログラムを実施しています。
学費は約280万円〜350万円です。
サンディエゴ補習授業校みなと学園の生徒数
サンディエゴ補習授業校みなと学園は幼稚部、小・中学部、高等学校の生徒数は412名。
幼稚部2クラス、小学部15クラス、中学部5クラス、高等部3クラスです。
各学年の生徒数は公表されていませんが、補習校としては大規模な学校ですね。
サンディエゴ補習授業校みなと学園の特徴は?
サンディエゴ補習授業校みなと学園はサンディエゴで唯一の補習授業校です。
毎週土曜日9時から15時まで、6時間授業を行っています。
校舎はマディソン高校(Madison High School)を借りています。
社会と理科の授業がある
サンディエゴ補習授業校みなと学園では、国語と算数・数学だけでなく、小学部3年生から本格的に社会と理科の学習が始まります。
小学部1年生と2年生は国語3時間、算数2時間、社会(よい子)1時間
小学部3年生から中学部までは国語2時間、算数・数学2時間、社会1時間、理科1時間
高等部は国語2時間、数学2時間、社会は選択
補習校ではめずらしい6時間授業を行っているからこそ、社会と理科の学習に取り組めますね。
約8,000冊の図書を貸し出している
サンディエゴ補習授業校みなと学園の図書館には約8,000冊の蔵書があります。
児童書から小説、マンガまで幅広いジャンルの本を揃えています。
生徒だけでなく保護者も借りることができます。
なかなか日本の本が手に入りにくい海外で、親にとっても嬉しい制度ですね。
借りられる本は4冊(マンガは2冊)で貸出し期間は3週間なので、読書する時間がたっぷりありますね。
本だけでなくマンガも借りられるので、子どもたちが気軽に日本語の読みものに接する機会が増えますね。
編入学のときにテストがある
サンディエゴ補習授業校みなと学園では、小・中学部の編入学の際にテストと面接があります。
復学の場合も同様です。
教科と内容は、
- 国語は「音読」及び「漢字」の読み10問と書き10問
- 算数・数学は「計算問題」5問及び「数と計算」(数と式)領域以外から5問
テスト範囲は、編入学前の学習内容です。
合格基準は、2教科とも5段階で評価し、どちらも3以上で合格となります。
テストで合格した場合、仮入学となり、対面での授業を3か月間完了した時点で、入学を正式決定します。
編入テストがあるのは厳しいことだと思いますが、帰国後、日本の教育環境に適応するために学力レベルをキープするのは大切なことです。
基礎的な学力と基本的な学習力が身につきますね。
サンディエゴ補習授業校みなと学園の学費、生徒数などのまとめ
サンディエゴ補習授業校みなと学園の学費や生徒数、特徴などについて詳しくご紹介しました。
サンディエゴは気候がよく美しいビーチが広がる西海岸の街です。
日本からの留学生も多く、日本人にとって勉強がしやすく住みやすい環境なのではないでしょうか。
全日制の日本人学校がないため子どもたちは平日は現地校に通い、土曜日は一日中みなと学園で授業を受けています。
簡単なことではありませんが、がんばったことはどんなことでも必ず身につきます。
海外生活はよい思い出となり、きっと一生の宝になるはずです。
この記事が、サンディエゴへの駐在や海外移住の予定があるお子さんとご家庭の参考になればうれしいです。