プノンペン日本人学校の評判口コミは?学費や生徒数など詳しく解説


プノンペン日本人学校ってどんな学校なんだろう?
学費や生徒数、実際の評判を知りたい!

海外の補習授業校で講師をしていたHinakoです。
約6年間中高生を対象に指導をしてきました。
プノンペン日本人学校は、カンボジアにある日本人学校ですね。
この記事では、駐在や海外移住でプノンペン日本人学校を検討しているお子さんとご家庭に向けて、気になる学費や学校の様子、評判口コミなどを詳しく紹介します。
プノンペン日本人学校の基本情報

学校名 | プノンペン日本人学校 |
学校所在地 | カンボジア・プノンペン |
対象学年 | 小学部1年生~中学部3年生 |
創立年 | 2015年 |
公式サイト | https://www.jspp-edu.cc/ |
プノンペン日本人学校の評判口コミ
(準備中)
プノンペン日本人学校の学費・費用

※2021年度の場合
※支払いはドル建て
※日本円は2022年12月のレート($1=137円)で計算
入学金 | 1人目 $1,000(約137,000円) 2人目以降 $500(約68,500円) |
授業料 | 小学部1~3年 月額$400(約54,800円) 小学部4~6年 月額$425(約58,200円) 中学部1~3年 月額$450(約61,700円) |
PTA会費 | 半期$10(約1,370円) |
教材費 | 年額$480(約66,000円) |
施設管理費 | 年額$240(約32,900円) |
保険料 | 年額$40(約5,480円) |
プノンペン日本人学校と周辺の学校事情
プノンペン日本人学校以外の在外教育施設
カンボジアにはプノンペン日本人学校の他に、プノンペン補習授業校とアンコール補習授業校の2つの補習校があります。
プノンペン補習授業校はプノンペン日本人学校と同じ校舎を使用しています。幼稚部~中学部があり、授業は土曜日のみ行っています。
2019年4月のデータでは、生徒数は幼稚部が17名、小学部が36名、中学部が7名の計60名です。
学費は入学金はなく、授業料は一人当たり月額$65(約8,900円)、教材費として年間$15(約2,050円)が必要です。
アンコール補習授業校は、幼稚部~中学部(中学部は2023年度開校予定)、JSL部(Japanese as a Second Language)の4部構成です。
生徒数は2021年4月現在総計7名で、授業は毎週日曜日に行っています。
授業料が幼稚部は月額$240(約32,900円)、小学部の第一子が月額$360(約49,300円)、第二子が$300(約41,100円)です。
現地校
カンボジアは1970年~1993年の内戦で教師や教室が不足した結果、授業が午前午後の二部制となっています。
午前の部が7時~11時、午後の部は13時~17時の4時間ずつです。
中学3年(第9学年)と高校3年(第12学年)は卒業試験があります。そのため中高生は塾通いをしていることが多いです。小中学校は義務教育のため学費は無料です。
インターナショナルスクール
プノンペンには外国人が多く住んでいるため、インターナショナルスクールが豊富にあります。
しかしインターナショナルスクールの中には、国際的な学校として認可されていない学校も多数あるため、「WASC」「CIS」「ECIS」「ACIS」などの国際評価団体の認可を受けているかを確認をしておくと安心です。
認可されていない学校に通っていた場合、義務教育を受けていないことにされたり、高校を卒業したはずなのに大学受験資格が得られなかったりする可能性もあるため注意しましょう。
インターナショナルスクールに通う学生の国籍は、地元のカンボジア人の他に、中国人、シンガポール人、マレーシア人、韓国人などアジア諸国の出身者が多いです。
カンボジア在住の外国人からは「カナディアン・インターナショナルスクール・オブ・プノンペン」や「インターナショナルスクール・オブ・プノンペン」、「ノースブリッジ・インターナショナルスクール」などが人気です。
学費はどこも$5,000~$20,000(約685,000~2,740,000円)ほどかかります。
プノンペン日本人学校の生徒数

2022年4月時点のデータでは、全校児童生徒49名です。
一番生徒が多いクラスでも10名程度と小規模な学校です。
プノンペン日本人学校の特徴は?
カンボジアの言語や文化が学べる
プノンペン日本人学校では、小学校3年生から週に1時間、クメール語(カンボジア語)の授業を行っています。
挨拶や自己紹介などを学び、現地校との交流の中で実際に言語を使ってみる活動もしています。
総合的な学習の時間では、カンボジアの文化や歴史、自然について調べ、まとめて発表するという活動もしています。
また王立芸術大学との文化交流も盛んに行っており、カンボジアの伝統音楽や伝統舞踊の観賞・体験を通して、カンボジアの伝統芸能について知ることもできます。
異学年活動「スマイル班活動」を行っている
プノンペン日本人学校では、小学部1年生~中学部3年生までの全校生徒を縦割りで3つの班に分け、異なる学年の生徒たち同士で日々の活動(清掃など)や学校行事(運動会や水泳大会)に取り組んでいます。
違う学年のお子さんとの交流をすることで、下級生は上級生の姿を見て学び、上級生は下級生をリードする学びができるのが小規模校ならではの良さですね。
グローバル人材を育成するための様々な講演会
プノンペン日本人学校では、様々なゲストを呼び講演会を開いています。
2022年度であれば、地雷撤去講演会やSDGs講演会、元カンボジア大使による講演会などが予定されています。
日本ではなかなか聞けない話が聞ける貴重な機会ですね。
プノンペン日本人学校の学費、生徒数などのまとめ
プノンペン日本人学校の学費は、入学金が約14万円(二人目以降は約7万円)、授業料が年額約70万円です。生徒数は全校合わせて49名です。
2015年にできたばかりの新しい学校ですが、先生方が非常に熱心に指導しており、工夫を凝らした授業が提供されています。
現地校や現地の団体とも交流が盛んで、経験を通した学習に力を入れています。小規模な学校の良さを活かし、個々にあった指導をしています。
子どもたちも、学年に関係なくみんなで協力して仲良く過ごしているので、すぐに輪に溶け込んで楽しい学校生活が送れそうですね。