台中日本人学校の評判口コミは?学費や生徒数など詳しく解説


台中日本人学校ってどんな学校なんだろう?
学費や生徒数、実際の評判を知りたい!

海外の補習授業校で講師をしていたHinakoです。
約6年間中高生を対象に指導をしてきました。
台中日本人学校は、台湾の台中にある日本人学校ですね。
この記事では、駐在や海外移住で台中日本人学校を検討しているお子さんとご家庭に向けて、気になる学費や学校の様子、評判口コミなどを詳しく紹介します。
台中日本人学校の基本情報

学校名 | 台中日本人学校 |
学校所在地 | 台湾・台中市 |
対象学年 | 小学部1年生~中学部3年生・支援級 |
創立年 | 1977年 |
公式サイト | http://tjs.ehosting.com.tw/ |
台中日本人学校の評判口コミ
(準備中)
台中日本人学校の学費・費用

※2022年度の場合
※日本円は2022年11月のレート(NT$1=4.5円)で計算
特別入学金 | 1人につきNT$30,000(約135,000円) ※運営委員会に認可された法人以外の子女 |
入学金 | 1人につきNT$10,000(約45,000円) |
授業料 | 1人年額NT$84,000(約378,000円) (1ヶ月NT$7,000(約31,500円)) |
施設使用料 | 1人年額NT$12,000(約54,000円) (1ヶ月NT$1,000(約4500円)) |
通学バス代 | 一人月額NT$2,500(約11,300円) ※スクールバス利用者のみ |
PTA年会費 | NT$480(約2,160円) ※現金で納入 |
支払方法 | 指定の振込用紙で振り込み ※授業料・施設使用料・通学バス代は二カ月に一度集金 |
台中日本人学校と周辺の学校事情
台中日本人学校以外の在外教育施設
台湾には、台中日本人学校の他に台北日本人学校と高雄日本人学校があります。
台湾の両端と真ん中の3か所にあるので、居住予定地から一番近い場所を選ぶと良いでしょう。
台中には補習授業校はありません。台湾には台北にのみ補習授業校があります。
現地校
台湾の現地校は、台湾の国籍を持つ子どもは無料ですが、外国籍の人は授業料や教材費が請求されます。
半期毎にNT$1000~2500(約4500~11,300円)ほどの費用がかかります。また、それ以外に給食費が1食あたりNT$50~60(約230~280円)かかります。
台湾では、2030年までに全公立校がバイリンガル校になる予定です。
そのため、移行期間である現在は従来型の「Nonバイリンガル校」と先行型の「バイリンガル指定校」とが混在しています。
希望制で入学先が決まるため、人気校はウェイティングが出ます。選抜方法は抽選ではなく、台湾国籍保有者を優先しており、次に学区での居住履歴が審査の対象になります。
バイリンガル校でも授業の多くは中国語で行われます。
私立校は人気が高く、入学は難しいと言われていますが、幼稚部から在籍させることでエスカレーター式に入学するという方法もあるそうです。
インターナショナルスクール
台中には3校のインターナショナルスクールがあります。台中アメリカンスクールと台中モリソンアカデミー、葳格インターナショナルスクールの3校です。
学費はどの学校も120万円程度かかります。授業は英語で行われています。
インターナショナルスクールの入学時期は9月なので、日本の学校に戻るタイミングが1年ずれてしまう可能性もあり、注意が必要です。
台中日本人学校の生徒数

2022年7月現在
- 小学部1年 14名
- 小学部2年 21名
- 小学部3年 19名
- 小学部4年 18名
- 小学部5年 16名
- 小学部6年 16名
- 中学部1年 14名
- 中学部2年 3名
- 中学部3年 7名
小学部104名・中学部24名・支援級0名 計128名
台中日本人学校の特徴は?
設備の整った校舎
台中日本人学校は借用校ではなく、2階建ての自前の校舎があります。
その校舎も地震や台風の影響を受け、何度か建て替えや修繕を行っていため、一般的な日本にある小学校の教室はすべて兼ね備えています。
小学部の教室、壁のないオープン教室となっており、低学年と高学年がそれぞれ一つのフロアで学習しています。
中学部は受験の関係もあり、壁のある一般的な教室を使っています。
25mプールや冷房付き体育館なども完備されています。中国にある学校らしく、中国語室も設けられています。
国際結婚家庭の割合が高い
台中日本人学校の在校生は約半分が日本と台湾の両方にルーツを持っています。
台湾に永住予定の家庭も多く、日本語と中国語(北京語)、台湾語を使いこなせる生徒がたくさんいます。
進学先も、日本の高校へ進学する生徒だけでなく、台湾の高校に進学する生徒もたくさんいます。
現地の高校に進学を希望する生徒は、日本人学校の授業が終わった後に現地校の受験対策の勉強をしています。
台湾は学年の始まりが9月のため、日本人学校を3月に卒業した後に現地校受験が始まります。
国際理解・現地理解教育に注力
台中日本人学校では、国際理解や現地理解を深めるための活動を盛んに行っています。
中国語の指導が週に一時間、教育課程に組み込まれていたり、現地校とのスポーツや文化などの交流学習を積極的に行ったりしています。
交流会の時はたくさん在籍している国際結婚家庭の生徒たちが通訳になってくれることもあります。
台中日本人学校の学費、生徒数などのまとめ
台中日本人学校の学費は、入学金が4万5千円(運営委員会に認可された法人以外の子女は13万5千円)、授業料と施設使用料が年間約43万円、通学バスを利用する場合はバス代が年間13万円ほどかかります。
生徒数は小学部が104名、中学部が24名の合計128名です。校舎は、小学部はオープン教室になっており、学年を跨いで子どもたちが仲良く過ごしています。
日本と台湾両方のルーツを持つ生徒が半数を占めており、現地理解教育にも力を入れています。
台湾という国をじっくり知る事ができ、国際理解を深められる有意義な学校生活が送れそうですね。