チューリッヒ日本人学校の評判口コミは?学費や生徒数など詳しく解説


チューリッヒ日本人学校ってどんな学校なんだろう?
学費や生徒数、実際の評判を知りたい!

海外の補習授業校で講師をしていたHinakoです。
約6年間中高生を対象に指導をしてきました。
チューリッヒ日本人学校は、スイスのチューリッヒにある日本人学校ですね。
この記事では、駐在や海外移住でチューリッヒ日本人学校を検討しているお子さんとご家庭に向けて、気になる学費や学校の様子、評判口コミなどを詳しく紹介します。
チューリッヒ日本人学校の基本情報

学校名 | チューリッヒ日本人学校 |
学校所在地 | スイス・チューリッヒ |
対象学年 | 小学部1年生~中学部3年生 |
創立年 | 1982年 |
公式サイト | https://jszurich.ch/ |
チューリッヒ日本人学校の評判口コミ
(準備中)
チューリッヒ日本人学校の学費・費用

※2023年度の場合
※日本円は2022年11月のレート(CHF1=144円)で計算
入学金 | CHF1,000(約144,000円) |
授業料 | 年額CHF8,030(約1,156,000円) |
支払方法 | 銀行振込(学期払いまたは分割払いを選択できる) |
チューリッヒ日本人学校と周辺の学校事情
チューリッヒ日本人学校以外の在外教育施設
チューリッヒにはチューリッヒ日本人学校以外の在外教育施設として、チューリッヒ日本人学校補習校があります。
この補習校はチューリッヒ日本人学校の併設校で、土曜日に授業を行っています。
幼稚部~高等部、国語クラス、国際部があり、2022年現在、在籍数は合計189名です。
入学金はCHF400(約57,600円)、授業料は学部によって異なり、幼稚部は年間CHF1,670(約240,500円)、国語クラスと国際部は年間CHF1,850(約266,400円)、小中高等部は年間CHF2,100(約302,400円)です。
この他にもチューリッヒ日本語教室がありますが、こちらは日本に戻った時のために日本語で学習を行う学校ではなく、日本にルーツを持っているが日本語が母国語ではない子どもたちに、日本語や日本文化を学ばせるための日本語継承学校です。
現地校
スイスの公立校は州によって教育方針が異なります。チューリッヒはドイツが近いため、授業はドイツ語で行われます。
小学校の段階から厳しく成績が付けられ、留年することもあります。授業料・交通費・教材費は義務教育の期間は無料です。
インターナショナルスクール
世界の大学入試に使えることで人気のIB(インターナショナルバカロレア)は、スイスに運営本部があります。
そのため、スイスのインターナショナルスクールはレベルが高く、世界のエリートが集まることで有名です。
チューリッヒには、
- チューリッヒインターナショナルスクール
- インターコミュニティスクールチューリッヒ
- インターナショナルスクールチューリッヒノース
などがあり、学費は年額300万円ほどです。
チューリッヒ日本人学校の生徒数

2022年4月時点では小学部9名・中学部4名の合計13名と、小規模な日本人学校です。
チューリッヒ日本人学校の特徴は?
イマージョン教育による語学力向上
チューリッヒ日本人学校では、英語を学ぶのではなく英語で学ぼうという「イマージョン教育」を推進しています。
技能教科の指導を英語で行ったり、放課後にレベル別の英語コースを新設したりと、児童生徒の英語力向上のための工夫をしています。
また英語だけでなくドイツ語の指導もしており、中学部までの間にA-1レベル(ドイツ語検定5~4級程度)を目指して学びます。
覚えた英語やドイツ語を実際に使うために交流学習や校外学習ができるのも、チューリッヒ日本人学校ならではの良さ。
英語とドイツ語という2種類の言語を学ぶ事で自然と言語を比較することができ、外国語の面白さに気付くきっかけにもなりますね。
自主的に関心を持って学習に取り組む姿勢も期待できそうです。
運動会などの大きなイベントは補習校と合同
チューリッヒ日本人学校の生徒は小中合わせて13名と少数ですが、運動会などのイベントは併設している補習校の生徒たちと合同で行います。
そのため総勢200名ほどの賑やかな運動会となり、子どもたちも活気あふれる雰囲気の中で運動会の日を迎える事ができます。
普段は小規模校ならではの和気あいあいとした落ち着いた雰囲気の中で授業を受ける事ができますが、たくさんの人の中で過ごすイベントも体験できるのは嬉しいですね。
ICTを活用した授業
チューリッヒ日本人学校では、生徒1人にiPadが1台配備されています。
小学部では、国語の漢字の書き順を確かめたり、授業で取り上げた題材の関連資料を閲覧したりしています。
その他にも、算数の図形や社会の地図、理科の観察など、写真や動画を使った方がより理解しやすいものには積極的にiPadを利用した授業になっています。
中学部では主要教科はもちろんのこと、例えば体育ではプロスポーツ選手による「体の動かし方」の動画を見て参考にしたり、自分の体の動きを撮影して記録したりとより多くの場面でICT機器を役立てています。
スイスの自然をじっくり味わえる学校行事
学校行事も、自然に囲まれたスイスという地理的な利点を活かしたものになっています。
春はハイキングやみんなでBBQなど、夏は低学年はサマーハイキング、高学年はサマーキャンプにでかけます。
冬にはスキー教室も開かれるので、スイスの雄大な自然の中でたくさんの思い出を作ることができますね。
チューリッヒ日本人学校の学費、生徒数などのまとめ
チューリッヒ日本人学校の学費は、入学金が約14万円、授業料が年額約115万円です。生徒数は全校合わせて13名の小規模校です。
授業は科目によって学年を跨いで合同で行われることもあります。英語及びドイツ語の習得に力を入れており、外国語を学ぶこともしますが、外国語で学ぶという指導法も取り入れています。
大規模な補習校も併設しているため、行事などは賑やかに合同で行うこともあります。
ICT機器を活用し、子どもたちの理解を深めています。
春と夏はハイキングやキャンプ、冬はスキーとスイスの自然を満喫しながら、楽しい学校生活になりそうですね。