ハノイ日本人学校の評判口コミは?学費や生徒数など詳しく解説


ハノイ日本人学校ってどんな学校なんだろう?
学費や生徒数、実際の評判を知りたい!

海外在住の鈴木みおです。
娘二人が現地補習校に通っていて、 小・中学部の補習校の保護者として9年間経験しています。
ハノイ日本人学校は、ベトナム北部の都市ハノイにある日本人学校ですね。
この記事では、駐在や海外移住でハノイ日本人学校を検討しているお子さんとご家庭に向けて、気になる学費や学校の様子、評判口コミなどを詳しく紹介します。
ハノイ日本人学校の基本情報

学校名 | ハノイ日本人学校 |
学校所在地 | ベトナム、ハノイ |
対象学年 | 小学部1年生~中学部3年生 |
設立年 | 1996年 |
公式サイト | https://jsh.edu.vn/ |
ハノイ日本人学校の口コミ評判
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ハノイ日本人学校の学費・費用

※2022年度の場合
※日本円は2022年12月のレート(1USドル=137円)で計算
入学金 | 800USドル(約109,600円) |
月額授業料 | 440USドル(約60,300円) |
月額スクールバス費 | 140USドル(約19,200円) |
その他費用 | PTA会費として780,000ドン(約4,400円) ※1ドン=0.0057円 |
支払い方法 | 指定口座への払込、または事務室への現金支払い |
ハノイ日本人学校と周辺の学校事情
ハノイ日本人学校以外の在外教育施設
ベトナムにはハノイ日本人学校以外に全日制のホーチミン日本人学校があります。小学部413人、中学部122人の全校生徒数535人という大規模な学校で、月間授業料は約52,000円です。
補習校もホーチミンにあり、約140人の生徒がホーチミン日本人補習校に通っています。授業は毎週土曜日の午前中に国語と算数・数学を行っています。
現地校
ベトナムの学校の多くは公立校で学区制になっています。
義務教育は10年間で、就学前の5歳児教育、小学校5年間(6〜11歳)、公立基礎中学校4年間(11〜15歳)が対象になっています。
ハノイでは、公立中学校7校で試験的に英国ケンブリッジ大学のプログラムに基づき数学、物理、英語、情報技術の4科目について「並行プログラム」を実施しています。
入学には英語で出題される数学、そして英語の試験に合格する必要があります。
また小学校から語学学習プログラムで日本語教育を実施している学校もあり、中学校では50校、高等学校では11校が導入しています。
インターナショナルスクール
ハノイのインターナショナルスクールは、イギリス式、アメリカ式、シンガポール式、国際バカロレア(IB)などあります。
日本国際学校(Japanese International School)は、日本の教育プログラムを教育理念とし、国際プログラムを提供している学校です。
3歳〜17歳の幼稚園から高校までの一貫校で、原則として入学の対象となる国籍はベトナム、もしくは日本です。
小・中学校ではベトナムの文学、地理、歴史以外は、日本の教科書教材を使って日本の文部科学省による指導を受けたカリキュラムを導入しています。
ユナイテッドネーションズ・インターナショナルスクール・オブ・ハノイ(United Nations International School of Hanoi)は、世界で2校だけの国連インターナショナルスクールです。
CIS認定校でもあり、国際バカロレア(IB)に基づいたカリキュラムを行っています。
幼稚園、小・中学校、高等学校(3〜18歳)の一貫校で、約60カ国から集まった1100人以上の生徒たちが学んでいます。
同じ国籍の割合は全体の生徒数の20%以内に設定されているので、国籍のかたよりはありません。
一定レベル以上の英語力が求められ、クラスで英語が母国語でない生徒は30%以内に抑える制限があります。
授業料は380万円〜460万円で学年によって異なります。
ハノイ日本人学校の生徒数

ハノイ日本人学校には、小学部と中学部があります。
2021年度の全校生徒数は412人です。
各学年の生徒数は公表されていません。
ハノイ日本人学校の特徴は?
ハノイ日本人学校は、文部科学省の定める学習指導要領にそったカリキュラムで授業が実施されています。
小学部は教科によっては教科担任制を取り入れ、週2時間の英語と週1時間のベトナム語の語学学習を行っています。
現地校との交流会、校外学習などを積極的に取り入れています。
スクールバスで通学ができる
ハノイ日本人学校の生徒たちは、原則としてスクールバスを利用して通学しています。
2022年度のバス運行エリアは、Hoan kiem区、Hai Ba Trung区、Ba Dinh区、Tay Ho区、Dong Da区、Cau Giay区、Tu Liem区、Thanh Xuan区、Hoang Mai区に34か所のバスの停留所を定めています。
スクールバス専用のアプリがあり、乗車するバスの運行情報や不乗車登録、児童のチェックイン・チェックアウト情報、バスの遅延・早着情報などが確認できます。
アプリで管理でき、リアルタイムで情報がわかるのでとても便利ですね。
お弁当を注文できるお楽しみランチサービスがある
ハノイ日本人学校では、毎日、日本食メインのお弁当を注文することができます。
栄養のバランスのとれたお弁当には、フルーツやケーキのデザートもついています。
Sサイズ80,000ドン(約460円)、Mサイズ90,000ドン(約510円)、Lサイズ100,000ドン(約570円)です。
メニューが豊富で、しかもサイズが3種類あるので小学校低学年から中学生まで満足のボリュームですね。
外国での毎日のお弁当作りは保護者の大きな負担でもあります。
日本食のお弁当を注文できるのは、親の負担が軽減され、子どもたちもランチを楽しめる嬉しい取り組みですね。
クラブ活動と部活動を行っている
ハノイ日本人学校では、クラブ活動と部活動がさかんに行われています。
小学4年生〜6年生は週に1回、クラブ活動に参加します。
陸上、外ボール(校庭)、中ボール(体育館)、ネットボール(テニス、バドミントンなど)、手芸、音楽・ダンス、室内ゲーム、昔遊び、イラスト、写真・新聞といった運動系と文科系があります。
中学部は週に2回、バスケットボール、バドミントン、テニス、サッカー、ダンス、美術の部活動を行っています。
クラブ活動や部活動は異学年が交流するので、リーダーシップや自主性、協調性が養われます。
日本ならではのクラブ活動や部活動が経験できるので放課後を有意義に過ごせますね。
ハノイ日本人学校の学費、生徒数などのまとめ
ハノイ日本人学校の学費や生徒数、特徴などについて詳しくご紹介しました。
ハノイ日本人学校は現地理解活動の一環として、現地校との交流や校外学習などを積極的に行っています。
小学部ではネイティブスピーカーによる週1時間のベトナム語学習があります。
幼いころから異文化にふれるということは、子どもたちにとってグローバルな視点を持つきっかけになります。
若さと力にあふれ経済成長を続けているベトナムで学生生活を送ることは、きっとかけがえのない経験につながるはずです。
この記事が、ハノイへの駐在や海外移住の予定があるお子さんとご家庭の参考になればうれしいです。