大連日本人学校の評判口コミは?学費や生徒数など詳しく解説
大連日本人学校ってどんな学校なんだろう?
学費や生徒数、実際の評判を知りたい!
海外の補習授業校で講師をしていたHinakoです。
約6年間中高生を対象に指導をしてきました。
大連日本人学校は、中国の遼東半島の都市大連にある日本人学校ですね。
この記事では、駐在や海外移住で大連日本人学校を検討しているお子さんとご家庭に向けて、気になる学費や学校の様子、評判口コミなどを詳しく紹介します。
大連日本人学校の基本情報
学校名 | 大連日本人学校 |
学校所在地 | 中国・大連 |
対象学年 | 小学部1年生~中学部3年生 |
設立年 | 1966年 |
公式サイト | http://www.japanda.cn/ |
大連日本人学校の口コミ評判
(準備中)
大連日本人学校の学費・費用
※2022年度の場合
※日本円は2022年12月のレート(1元=19円)で計算
入学金 | 11,500元(約218,500円) |
授業料 | 年間48,000元(約912,000円) |
支払方法 | 銀行振込 |
通学バスはありません。そのため、登下校は保護者の方が送迎する必要があります。
大連日本人学校と周辺の学校事情
大連日本人学校以外の在外教育施設
大連日本人学校の周辺には、在外教育施設はありません。
現地校
大連の現地校は北京語で授業が行われます。
中国では、日本以上に受験の競争が厳しく、学校からは大量の宿題が出ます。
学校からの連絡も当然中国語です。ご家庭での中国語のサポートが必須になるので、お子さんの中国語力もさることながら、保護者の中国語力も相当要求されることになります。
また大連は基本的には北京語ですが、訛りがあるため多少聞き取りにくいこともあります。
学習内容も日本とは違う内容を習うことがありますので、日本の学校へ進学する予定がある場合は、日本人学校かインターナショナルスクールを選ばれる方が多いです。
逆に中国語が話せて中国に永住したいまたは子どもを中国の大学に進学させたい場合には、現地校に通うことも可能です。
外国籍の子ども現地の公立校に通うには許可が必要です。
どの学校でも受け入れをするわけではないので、どの学校に通えるかなどは一度役所等に確認する必要があります。
インターナショナルスクール
大連にはインターナショナルスクールがいくつかあります。
その中でも外国人が多く通っているのが、
- 大連楓葉国際学校
- 大連美国国際学校
- 大連嘉匯陽光学校
の3つです。大連楓葉国際学校と大連美国国際学校、大連嘉匯陽光学校は幼稚部から高等部まであります。
大連楓葉国際学校はカナダ系、大連美国国際学校はアメリカ系、大連嘉匯陽光学校は中国系のインターナショナルスクールです。
このうち、大連美国国際学校と大連嘉匯陽光学校は寮のある学校です。
3校とも中国人の学生が多く、外国人の比率はあまり高くありません。
またそれぞれのインターナショナルスクールで取得できる卒業資格は事前に確認しておくことが大切です。
例えば、大連楓葉国際学校は卒業時にカナダBC州と遼寧省の高校卒業資格を取得できますが、日本の高校卒業資格の基準を満たしていないため、ほとんどがカナダか中国の大学に進学することになります。
学費はどの学校も年間で200~400万円ほどかかります。
大連日本人学校の生徒数
2022年4月時点では
- 小学部 71名
- 中学部 19名
合計で90名となっています。
大連日本人学校の特徴は?
学校行事が充実
大連日本人学校は学校行事が充実しています。
入学式や卒業式などの行事はもちろんのこと、
- 日頃の学習の成果を披露できるウインターコンサートや中学部総合発表会
- 運動会
- 中学部の登山や小学部の遠足
- 小学部6年生と中学部2年生で実施される修学旅行
- 大掃除などの勤労生産・奉仕的行事
- 中国の芸術鑑賞会や現地校との交流
など、イベントは多岐にわたっています。
大連という地の利を生かした活動も多く、たくさんの行事を経験することができますね。
将来に向けたキャリア教育に注力
大連日本人学校では、小学校低学年からキャリア教育を行っています。
低学年から自分の好きなことや得意なことやできることを増やすことを大切にした上で、中・高学年では協力する姿勢や目標達成のための努力をする姿勢を身に付けます。
中学部ではキャリア教育講演会を行い、生き方や進路に関する現実的な探索をするための指導をしてくれます。
それぞれの発達段階にあったキャリア教育をしてくれるのは大連日本人学校ならではですね。
図書館が充実、自由に利用できる
大連日本人学校では、豊かな心を育む基盤づくりとして図書の貸し出しや紹介、図書室の環境整備、読み聞かせ会などの活動を積極的に行っています。
図書室で新規購入する本は、毎年児童生徒や保護者の方からアンケートを取って決めています。
子どもたちが図書室を利用していない時間帯は、保護者の方も図書室を利用する事ができます。
海外では日本語の書籍を手に入れるのも一苦労ですので、お子さんが入学された際にはぜひ活用したいですね。
大連日本人学校の学費、生徒数などのまとめ
大連日本人学校の学費は、入学金が約22万円、授業料は年額約91万円です。
小学部が71名、中学部が19名の計90名の小規模校ですが、学校行事が数多くあり、色々な経験を積む事ができます。
キャリア教育にも力を入れており、子どもたちが将来への見通しを立てながら学校生活を送れるように指導してくれます。