ミラノ日本人学校の評判口コミは?学費や生徒数など詳しく解説
ミラノ日本人学校ってどんな学校なんだろう?
学費や生徒数、実際の評判を知りたい!
海外在住の鈴木みおです。
娘二人が現地補習校に通っていて、 小・中学部の補習校の保護者として9年間経験しています。
ミラノ日本人学校は、イタリア北部ミラノにある日本人学校ですね。
この記事では、駐在や海外移住でミラノ日本人学校を検討しているお子さんとご家庭に向けて、気になる学費や学校の様子、評判口コミなどを詳しく紹介します。
ミラノ日本人学校の基本情報
学校名 | ミラノ日本人学校 |
学校所在地 | イタリア、ミラノ |
対象学年 | 小学部1年生~中学部3年生 |
設立年 | 1976年 |
公式サイト | http://www.mngitalia.net/ |
ミラノ日本人学校の口コミ評判
(準備中)
ミラノ日本人学校の学費・費用
※2022年度の場合
※日本円は2022年12月のレート(1ユーロ=144円)で計算
入学金 | 500ユーロ(約72,000円) |
会員会費 | ・法人会費1社につき 603ユーロ(約86,800円)+子女一人当たり707ユーロ(約101,800円) ・個人会費1家庭につき 330ユーロ(約47,500円)+子女一人当たり200ユーロ(約28,800円) |
その他費用 | (社団)ミラノ日本人学校へ新規入会の場合のみ入会金として、 ・法人会員5000ユーロ(約720,000円) ・個人会員1000 ユーロ(約144,000円) |
【授業料】
小学部1~4年 | 第1期1560ユーロ(約224,600円) 第2期1500ユーロ(約216,000円) 第3期1380ユーロ(約198,700円) 第4期1380ユーロ(約198,700円) |
小学部5、6年 | 第1期1650ユーロ(約237,600円) 第2期1560ユーロ(約224,600円) 第3期1380ユーロ(約198,700円) 第4期1410ユーロ(約203,000円) |
中学部 | 第1期1680ユーロ(約241,900円) 第2期1590ユーロ(約229,000円) 第3期1410ユーロ(約203,000円) 第4期1440ユーロ(約207,400円) |
※第1期4~6月、第2期7~9月、第3期10~12月、第4期1~3月
ミラノ日本人学校と周辺の学校事情
ミラノ日本人学校以外の在外教育施設
ミラノ周辺にはミラノ補習授業校があります。
毎週土曜日の15時〜18時まで、ミラノ日本人学校の校舎を使って幼稚部、小・中学部、高等部の子どもたちが学んでいます。
学年ごとに学習指導要領に基づいた国語の授業を行っています。
授業料は10ケ月で、幼稚部650ユーロ(約93,600円)、小・中学部550ユーロ(約79,200円)、高等部600ユーロ(約86,400円)です。
イタリア国内には全日制のローマ日本人学校があります。生徒数は小学部16人、中学部3人の小規模な学校です。
年間授業料は小学部7392ユーロ(約1,064,400円)、中学部7590ユーロ(約1,093,000円)です。
現地校
イタリアの学校制度は5・3・5制。
小学校(Scuola primaria)は5年間(6歳〜11歳)、中学校(Scuola secondaria di primo grado)は3年間(11〜14歳)、高等学校(Scuola secondaria di secondo grado)は5年間(14~19歳)です。
中学3年にはテルツァ・メディアと呼ばれる卒業試験があり、一定の成績を取ることで高校進学ができます。
高等学校には、大学進学コース(Liceo)、技術学校(Istituto tecnico)、職業学校(Istituto professionale )があり、1、2年生で一般教養、3〜5年生で専門分野を学びます。
修了認定として国家試験マトゥリタ(Maturita)に合格すれば、大学進学ができます。
義務教育は小学1年生から16歳までの10年間です。
インターナショナルスクール
ミラノには、イギリス式、アメリカ式、フランス式、カナダ式、国際バカロレア(IB)などのインターナショナルスクールがあります。
アメリカンスクール・オブ・ミラノ(American School of Milan)は、3歳〜18歳(Pre K〜Grade12)までの生徒たちが学んでいます。
全体の生徒数は約830人で、53か国から集まっている生徒の国籍は29%のイタリアが一番多く、ついでアメリカ(25%)、韓国(4%)、カナダ、イギリス、ブラジル、フランス、ウクライナでそれぞれ3%です。
授業料は約150万〜340万円で学年によって異なります。
インターナショナルスクール・オブ・ミラノ(International School of Milan)には、全日制と全寮制があります。
全日制は2歳〜18歳、全寮制は14歳〜18歳が対象で、生徒数は約900人です。
国際バカロレア(IB)ディプロマプログラムを実施するCIS認定校です。
授業料は約130万〜320万円で学年によって異なります。
ミラノ日本人学校の生徒数
ミラノ日本人学校には、小学部と中学部があります。
2022年度の新小学部1年生は7人、新中学部1年生は8人です。
学年ごとの生徒数は公表されていません。
全体生徒数は63人の小規模な学校です。
ミラノ日本人学校の特徴は?
ミラノ日本人学校では小学部1年生〜中学部3年生まで独自のカリキュラムでイタリア語の学習を行っています。
身につけた言語をいかしてイタリアの幼稚園や小学校、中学校など現地校と交流会を実施したり、校外学習で訪れたジェラテリアやバール、メルカートでイタリア語を実践する機会もあります。
夏の宿泊体験学習がある
ミラノ日本人学校では毎年、小学部5年生〜中学部の生徒を対象に2泊3日の夏の宿泊体験学習が実施されます。
アオスタはミラノから約180km離れたスイスとフランスの国境近くの自然あふれる街です。
マッターホルンを背にブルー湖のウォーキング、フォンティーナチーズ工場の見学、スイス国境近くでトレッキング、そして激流をくだるラフティング体験をします。
北イタリアならではの大自然を満喫できる宿泊学習です。
同じ経験を共有することで子どもたちのつながりが深まり、忘れられない思い出になりますね。
校外学習がさかん
ミラノ日本人学校では学年ごとの校外学習が充実しています。
小学部1、2年生はヤギや羊、アルパカなどにエサをあげたり、お世話をしたりする動物と触れ合う農場体験があります。
小学部3、4年生はパスタ工場を見学し、製品ができあがるまでの過程を学習します。
中学部は美術館でミラノ出身のデザイナー、カスティリオーニのデザインを学びます。
小学部1年生〜4年生では遠足もあります。
校外学習を行うことで、イタリア語を使ったり、イタリアの文化にふれる機会になりますね。
野球で現地の子と交流できる
ミラノ日本人学校では現地のイタリア少年チームと野球の試合を行っています。
日曜日に開催される野球大会では、日本人学校チームの子どもたちも真剣に練習しています。
ヨーロッパで野球ができる機会は多くはありませんが、ミラノ日本人学校の子どもたちは野球を思いっきりプレイすることができ、そしてイタリアの子どもたちとの親睦を深めることができますね。
ミラノ日本人学校の学費、生徒数などのまとめ
ミラノ日本人学校の学費や生徒数、特徴などについて詳しくご紹介しました。
ミラノ日本人学校はイタリアならではの食文化や歴史、自然、アートなどにふれる機会が多いのが特徴ですね。
また小規模な学校のよさをいかし、一人一人の個性に合わせた指導を取り入れ、学校行事もアットホームに行われています。
この記事が、ミラノへの駐在や海外移住の予定があるお子さんとご家庭の参考になればうれしいです。