北京日本人学校の評判口コミは?学費や生徒数など詳しく解説
北京日本人学校ってどんな学校なんだろう?
学費や生徒数、実際の評判を知りたい!
海外の補習授業校で講師をしていたHinakoです。
約6年間中高生を対象に指導をしてきました。
北京日本人学校は、中国の首都北京にある日本人学校ですね。
この記事では、駐在や海外移住で北京日本人学校を検討しているお子さんとご家庭に向けて、気になる学費や学校の様子、評判口コミなどを詳しく紹介します。
北京日本人学校の基本情報
学校名 | 北京日本人学校 |
学校所在地 | 中国・北京 |
対象学年 | 小学部1年生~中学部3年生 |
設立年 | 1974年 |
公式サイト | https://jsb-cn.com/ |
北京日本人学校の口コミ評判
(準備中)
北京日本人学校の学費・費用
※2020年度の場合
※日本円は2022年12月のレート(1元=19円)で計算
入学金 | 15,000元(約237,500円) |
授業料 | 年額28,800元(約547,200円) |
保護者委員会費 | 年額120元(約2,300円) ※1家庭当たり |
支払方法 | 銀行振込 |
小学部・中学部ともに子供だけの登下校は認められおらず通学バスもないため、保護者の方が送迎する必要があります。
給食制度や中学部の部活動はありません。
北京日本人学校と周辺の学校事情
北京日本人学校以外の在外教育施設
北京日本人学校の周辺には在外教育施設はありません。
現地校
北京の現地校では授業が北京語で行われます。
外国籍の子どもは教育委員会が指定している外国人の受け入れをしている学校(主に「国際部」と呼ばれるコースのある学校)にしか通えないため、基本的に両親が日本人である日本国籍の子どもは、中国の現地校に通うことはありません。
また現地の公立校は授業料が無料ですが、外国人の子どもが通う場合は年間4,000元(約76,000円)の支払いが必要です。
現地校では宿題の量も多く、家でのサポートもかなり必要になります。
中国語がネイティブレベルであったり中国に永住予定であったりする場合は現地校も選択肢に入ってきますが、そうでない場合は日本人学校かインターナショナルスクールを選択することが多いです。
インターナショナルスクール
北京のインターナショナルスクールは、世界でも最も学費が高いと言われています。
学費は平均して年間500万円ほどかかります。北京の中だけでもたくさんのインターナショナルスクールがありますが、かなりの数の学校が、裕福層の中国人子女が通う中国系インターナショナルスクールです。
中国系インターナショナルスクールには、ほぼ中国人しか通っていない学校も多くあります。この場合は校内での日常会話は中国語になります。
逆にDulwich Collage BeijingやWestern Academy of Beijingのように、外国籍の子どものみを入学させる学校もあります。
また中国系のインターナショナルスクールの中には、卒業しても日本の大学を受験できない(要件に満たない)学校もあるため注意が必要です。
IB資格が取得できる学校を選ぶ事で、スムーズに日本の学校へ進学することができます。
先ほど挙げた
- Dulwich Collage Beijing
- Western Academy of Beijing
はIB認定校です。その他にも
- International School of Beijing
- Harrow International School Beijing
- Beijing City International School
などもIB認定校となっています。
北京日本人学校の生徒数
2022年4月時点では
- 小学部 156名
- 中学部 53名
合計209名となっています。
北京日本人学校の特徴は?
小学部と中学部が同じ校舎で交流できる
北京日本人学校は、小学部と中学部が同じ校舎で過ごします。
小学部1年生から中学部3年生を約20班に分けた「たてわり班」があるので、中学部の生徒がリーダーとなりながら異学年交流をすることができますね。
現地理解や国際理解のための行事が豊富
北京日本人学校では、色々な国の子どもたちと交流できる機会が多く用意されています。
現地校の中国の子どもたちとの交流はもちろんのこと、ドイツ人学校やフランス人学校の子どもたちとドッジボール大会をしたり、韓国人学校の子どもたちとの交流会などもあります。
この他にも、北京市の月檀中学校との共催で国際弁論大会を実施したり、大使館で行われる日中弁論交流大会に参加したりすることで、自分の考えを自信をもって発表する機会あり、日本では体験できない行事が多いのもいいですね。
中国語会話、英会話の学習が充実
北京日本人学校では通常の英語の授業の他に、週2時間の英会話の授業も行っています。英会話は北京在住のネイティブ講師が担当しています。
また週に1時間、中国語の授業も行っていて、習熟度別に1つの学年を5つに分けています。
毎月全く中国語が分からない状態で転入してくる生徒がいる一方、小さい頃から中国在住で日常会話も中国語で行っている生徒もいるため、このように細かくレベル分けをして対応しているそう。
お子さんに合った中国語学習ができるのは北京日本語学校ならではですね。
警備体制が整っていて安心
北京日本人学校は中国・北京という場所柄もあり、学校も警備に関してはかなり慎重になっています。
学校には警備員が配置されており、入校者の管理だけでなく子どもたちの登下校時の交通整理なども行っています。
また万が一のためにテロの発生や不審者などの侵入を想定した避難訓練が年に数回行われています。
北京日本人学校の学費、生徒数などのまとめ
北京日本人学校の学費は、入学金が約24万円、授業料は年額約55万円です。生徒数は、小学部が156名、中学部が53名の計209名です。
小学部と中学部の生徒が同じ校舎で協力し合いながら、近隣の外国人学校の生徒たちや現地の学校の生徒たちと交流をしたり、英語や中国語の授業を受けたりと様々な経験ができるのが魅力ですね。