ベルリン日本人学校の評判口コミは?学費や生徒数など詳しく解説
ベルリン日本人学校ってどんな学校なんだろう?
学費や生徒数、実際の評判を知りたい!
海外の補習授業校で講師をしていたHinakoです。
約6年間中高生を対象に指導をしてきました。
ベルリン日本人学校は、ドイツのベルリンにある日本人学校ですね。
この記事では、駐在や海外移住でベルリン日本人学校を検討しているお子さんとご家庭に向けて、気になる学費や学校の様子、評判口コミなどを詳しく紹介します。
ベルリン日本人学校の基本情報
学校名 | ベルリン日本人国際学校 |
学校所在地 | ドイツ・ベルリン |
対象学年 | 小学部1年生~中学部3年生 |
創立年 | 1993年 |
公式サイト | https://www.jap-schule-berlin.de/ |
ベルリン日本人国際学校の学費・費用
※2022年度の場合
※日本円は2022年11月のレート(€1=141円)で計算
入学金 | 1人につき€410(約57,800円) |
施設費 | 1人につき€410(約57,800円) |
授業料 | 1人月額€410(約57,800円) |
1週間単位で体験入学をすることもできます。
年間4週以内で授業料は1週につき€102.50(約14,500円)です。
ベルリン日本人学校の評判口コミ
(準備中)
ベルリン日本人学校と周辺の学校事情
ベルリン日本人国際学校以外の在外教育施設
ベルリンにはベルリン日本人国際学校の他に、
- ベルリン西部のベルリン日本語補習授業校(生徒数200名強、幼稚部〜高等部)
- ベルリン中心部のベルリン中央学園補習授業校(生徒数343名、幼稚部〜高等部・国際中高等部)
があります。
ベルリン日本語補習校は、幼稚部が水曜または木曜、小学部1~2年は木曜、小学部3~6年は水曜、中学部と高等部は金曜の週1回、現地校が終わった後に45分授業を3コマずつ(算数・数学1コマ・国語2コマ(高等部は国語3コマ))行っています。
学費は月額約€70(約9,900円)です。
ベルリン中央学園補習授業校は、現地校が終わった後、幼稚部は東組の子どもたちは月曜または木曜に、本校の子どもたちは金曜に授業を行っています。
小学部以上は小学1~4年生は水曜に、小学5年生~高等部の生徒は金曜に、総合の授業が60分、国語の授業が105分というスケジュールで授業を行っています。
こちらも学費は月額約€70(約9,900円)です。
現地校
ドイツの公立小学校は「ユーガーガングスクラス」という移行学級があります。ドイツ語で授業を受けられるよう、ドイツ語の勉強をするクラスです。
移行学級がない時は、外国人向けのドイツ語補習校へ半年ほど通い、ドイツ語を身に付けてから現校に通うことになります。
学校制度は、日本でいう小学校5年生から進学先が変わり、それに応じた職に就きます。
本来は職人養成学校であったハウプトシューレ(基幹学校)は、現在は外国人生徒を多く受け入れる難民救済の場所となっています。ハウプトシューレを卒業した場合、大学に行くことはできません。卒業した後は職業学校に通うことになります。
事務職や専門職を目指す人はレアルシューレ(実科学校)へ行きます。卒業後は専門学校に通うことになります。
大学へ行く場合はギムナジウム(進学校)と呼ばれる学校へ進学します。ギムナジウムは授業は大変レベルが高く、3~4割の生徒が留年または転校します。
このほかに、13年間一貫教育を行うゲザムトシューレ(総合学校)やシュタイナー学校に通いながら、じっくり進路を決める場合もあります。
学費は、公立の学校の場合、小学校から大学院まですべて無料です。授業料の他に、学用品や給食費なども無料です。
日本人家庭の子どもたちは、将来大学進学を希望することが多いため、ドイツ語ができなくてもハウプトシューレへ通うことはほぼありません。
ベルリンにはネルソンマンデラスクールやJ.F.Kスクールベルリンのような公立の「バイリンガル校」も存在するため、ある程度のドイツ語と英語(もしくはフランス語やイタリア語)が理解できる場合は選択肢としてそれらの学校も視野に入れることができます。
インターナショナルスクール
ベルリンにはいくつかのインターナショナルスクールがあります。
学校によってドイツ語のカリキュラム・アメリカのカリキュラム・インターナショナルバカロレア取得コースなど様々な特色があります。
学費は平均して年間€20,000(約2,820,000円)ほどです。
中でも、ベルリン中心部にあるベルリンコスモポリタンスクールではIBと高校卒業資格の両方が取得できるほか、保護者の収入によって学費が異なるという特徴があります。
ベルリン日本人学校の生徒数
2022年4月現在では、小学部・中学部の合計23名と小規模な学校です。
ベルリン日本人学校の特徴は?
少人数できめ細かい授業
ベルリン日本人国際学校は生徒数が少ないこともあり、温かい雰囲気の中で和気あいあいとした学校生活を送っています。
生徒ひとり一人を丁寧にみることができるので、その子にあった指導をすることができます。
教職員と保護者が協力し、みんなで子どもたちを見守るという校風です。
行事も縦割りグループで行われるため、上級生が下級生を助けたり下級生が上級生に学んだりという場面が自然と多いのがいいですね。
英語・ドイツ語能力を高めるための授業を展開
ベルリン日本人国際学校では、週に2回、少人数かつレベル別の英会話やドイツ語会話の授業を行っています。
近隣の現地校や姉妹校との交流が盛んで、実践的なコミュニケーション能力を身に付ける事ができます。
日本語力を高める指導に注力
ベルリン日本人国際学校では、言語活動を重視しており、学習形態や授業も言語を使う機会が増えるように工夫されています。
また毎週「スピーチ朝会」が開かれており、「話す力」「聞く力」を向上させるのに役立てています。
ベルリン日本人学校の学費、生徒数などのまとめ
ベルリン日本人国際学校の学費は、入学金が約6万円、施設費が約6万円、授業料が月額約6万円です。
体験授業を受けたい場合は、1週間単位で年間4週まで受け付けており、1週につき約1万5千円の費用がかかります。生徒数は小学部・中学部合わせて23名です。
小規模校であることを活かし、個人個人のニーズに合わせたきめ細かい授業を展開しています。授業内容は日本語・ドイツ語・英語と言語活動を重視しており、言語を運用する場面が増えるよう配慮されています。
大きな一つの家族のように安心感のある学校の中で、ゆったりとした学校生活が送れそうですね。