クイーンズランド補習授業校ブリスベン校の評判口コミは?学費や生徒数など詳しく解説


クイーンズランド補習授業校ブリスベン校ってどんな学校なんだろう?
学費や生徒数、実際の評判を知りたい!

海外在住の鈴木みおです。
娘二人が現地補習校に通っていて、 小・中学部の補習校の保護者として9年間経験しています。
クイーンズランド補習授業校ブリスベン校は、オーストラリアのブリスベンにある日本語補習校ですね。
この記事では、駐在や海外移住でクイーンズランド補習授業校ブリスベン校を検討しているお子さんとご家庭に向けて、気になる学費や学校の様子、評判口コミなどを詳しく紹介します。
クイーンズランド補習授業校ブリスベン校の基本情報

学校名 | クイーンズランド補習授業校ブリスベン校 |
学校所在地 | オーストラリア、クイーンズランド州、ブリスベン |
対象学年 | 幼稚部、小学部1年生~中学部3年生 |
設立年 | 1976年 |
公式サイト | https://jc-b.com/ |
クイーンズランド補習授業校ブリスベン校の評判口コミ
幼稚部から小学1年まで通っていましたが、保護者の負担が多いように感じました。
学年委員を勝手に選出されて、理由があってもなかなか拒否はできないので引き受けるしかありませんでした。
子供のために日本語を維持するには補習校はとてもいいのですが、保護者が色々ボランティアでやらなければいけないことをもう少しお金がかかってもいいから外部に委託できれば通いやすくなるのになと思っていました。
また宿題も学年があがるごとに大変になるので、日本に帰る予定がなく現地でずっと暮らす予定の子供には負担が大きすぎてついていくのが大変になると思います。
(独自アンケートより)

クイーンズランド補習授業校ブリスベン校の学費・費用

※2022年度の場合
※日本円は2022年11月のレート(1AUドル=94円)で計算
入学金 | 50AUドル(約4,700円) |
授業料 | 幼稚部1,275AUドル(約119,900円) 小学部1,210AUドル(約113,700円) 中学部1,265AUドル(約118,900円) |
支払い方法 | ・一括払い ・前・後期(年2回)分割払い ・各学期(年4回)の分割払い から選択可能 |
授業料には教材費や傷害保険料などが含まれています。
授業料の支払いは一括払いや分割払いが選択できますが、分割2回目以降の支払いは1回上がり1家庭50AUドル(約4,700円)の事務手数料がかかります。
また補習授業校の入学には「ブリスベン日本クラブ」への入会が必要になります。
クイーンズランド補習授業校ブリスベン校と周辺の学校事情
クイーンズランド補習授業校ブリスベン校以外の在外教育施設
クイーンズランド州には全日制の日本人学校はありません。
ブリスベン補習校以外にはクイーンズランド補習授業校ゴールドコースト校があります。
ゴールドコースト校は幼稚部と小学部1年から中学部3まで255人が在籍しています。学費は年間1170AUドル(約110,000円)です。
運動会はゴールドコースト校とブリスベン校で合同開催することもあり、両校は学校行事を通して交流があります。
またブリスベン周辺には補習校の他にも、ブリスベン国際日本語学校やブリスベン日本学園などあり、日本語学習の選択肢が広がりますね。
現地校
クイーンズランド州では、小学校入学準備段階のプレップスクール(Prep school)1年間と小学校(Elementary school)の1~6年生、高等学校(High school)が7~12年生までというように区分されています。
義務教育はプレップスクールから10年生(15歳)です。
職業訓練や就職を希望する生徒は10年生で高校を終えることができ、中等学校を修了します。11年生、12年生は高等教育への準備段階となるシニアイヤーと呼ばれています。
公立校、私立校とも制服のある学校が多いです。
公立校にはスクールキャッチメントエリアという校区があり、校区内の子どもの入学が優先されます。子どもがたくさんいるエリアの学校や人気のある学校は、校区以外から編入することはとても難しいです。
ブリスベン校外にある公立校、ウェラーズヒル州立学校(Wellers Hill State School)では、日本語のイマージョンプログラムを選択できるコースがあります。
Year1からYear6まで、Australian Curriculum Japanese(ACJ)Immersion pathwayという日本語カリキュラムで学習します。
日本人教師が全授業の半分を日本語で教えています。残り半分の授業は英語で行われ、オーストラリア統一基準のカリキュラムのもと学習要綱が実施されるユニークなプログラムです。
クイーンズランド補習授業校ブリスベン校の生徒数

クイーンズランド補習授業校ブリスベン校は、幼稚部と小学部、中学部があります。
2022年度の生徒数は、
- 幼稚部26人
- 小学部39人
- 中学部13人
で全校生徒数は78人です。
学年ごとの生徒数は公表されていません。
クイーンズランド補習授業校ブリスベン校の特徴は?
クイーンズランド補習授業校ブリスベン校は、日本の学習指導要領に基づいた教育を行う補習授業校です。
毎週土曜日の午前中に国語と算数・数学の授業を行っています。
異学年交流できるイベントが充実している
クイーンズランド補習授業校ブリスベン校の大きな学校行事に運動会と補習校祭りがあります。
2022年の運動会は、St.Aidan校の運動場を使用して開催されました。
午前、午後の部があり、全校生徒と先生方、保護者も参加して、リレーや借り物競争、綱引き、玉入れ、大玉送り、ムカデ競争リレーなどおなじみの競技プログラムが実施されます。
応援合戦や全員で踊るジェンガもあり、日本の運動会と変わらない体験ができます。教室の外に出て異学年と交流できる貴重な機会ですね。
補習校祭りで行われる学習発表会では、幼稚部から中学部まで工夫を凝らした発表をして日頃の学習の成果を発揮します。
模擬店や太鼓演奏もあり、タレントショーではダンス、ピアノやバイオリン演奏など子どもたちの得意なことを披露する場もあります。
全校生徒が参加するイベントはみんなで同じ感動を共有することができますね。運動会や補習校祭りで得た一体感は補習校生活ならではの体験です。
理科学習日がある
ブリスベン補習校では、1年に数回、午後の時間を使って行う理科学習日があります。5校時、6校時に行われる理科学習は毎回、生徒たちが楽しみにしている授業です。
幼稚部も参加して、「スライムづくり」「電池のはたらき」「酸性とアルカリ性」といった学年ごとに合わせた内容で学習をします。
国語や算数の授業とは違い、理科学習は子どもたちが率先して実験したり、自分たちで考えて体験できる楽しい時間ですね。
日本文化にふれる行事がある
ブリスベン補習校では、いろいろな日本の文化にふれられる行事を行っています。
「かるた・百人一首大会」は小・中学部の生徒たちが参加し、どの子どもたちも真剣なまなざしで取り札を目で追っています。
年齢に合った読み札が使われ、学年ごとに優勝者が決定します。かるたや百人一首を通じて日本語に親しむよい機会ですね。
また七夕集会や豆まきなどの季節行事もあり、学校生活の中で日本文化にふれることができます。
クイーンズランド補習授業校ブリスベン校の学費、生徒数などのまとめ
クイーンズランド補習授業校ブリスベン校の学費や生徒数、特徴などについて詳しくご紹介しました。
運動会と補習校祭りは生徒たちが楽しみにしている盛大な学校行事です。行事を通して日本を体感することはもちろんのこと、学ぶこともたくさんありますね。
この記事が、ブリスベンへの駐在や海外移住の予定があるお子さんとご家庭の参考になればうれしいです。