ブダペスト日本人学校の評判口コミは?学費や生徒数など詳しく解説


ブダペスト日本人学校ってどんな学校なんだろう?
学費や生徒数、実際の評判を知りたい!

海外の補習授業校で講師をしていたHinakoです。
約6年間中高生を対象に指導をしてきました。
ブダペスト日本人学校は、ハンガリーの首都ブダペストにある日本人学校ですね。
この記事では、駐在や海外移住でブダペスト日本人学校を検討しているお子さんとご家庭に向けて、気になる学費や学校の様子、評判口コミなどを詳しく紹介します。
ブダペスト日本人学校の基本情報

学校名 | ブダペスト日本人学校(在ハンガリー日本国大使館付属ブダペスト日本人学校) |
学校所在地 | ハンガリー・ブダペスト |
対象学年 | 小学部1年生~中学部3年生 |
創立年 | 2005年 |
公式サイト | http://www.bpjpschool.hu/ |
ブダペスト日本人学校の口コミ評判
夫の転勤に伴い入学しました。インターナショナルスクールも多い地域でしたが、将来的に日本へ帰国することが決まっていたので日本人学校を選択しました。
とても小規模の学校でした。小学部は60人[1クラス(各学年1クラス)平均10人前後]中等部は3学年合わせても10人程でした。
小規模ならではの良さはとてもあります。特に低学年は本当に手厚く指導してけたと思っています。
しかしながら高学年になればなるほど、人数が減る傾向があります。特に中等部10人というのは、進学の検討をするご家庭も多いです。
行事については、夏の宿泊学習(小学部1泊、中等部2泊)は1年生から参加します。
宿泊学習も遠足などもですが、小1から小6まで縦割り活動をすることが多く高学年の負担は多そうだなと思いました。
(小1〜4在籍の生徒保護者、独自アンケートより)

ブダペスト日本人学校の学費・費用

※2021年度の場合
※支払いはドル建て、日本円は2022年12月のレート(1Ft=0.34円)で計算
入学金 | 200,000Ft(約68,000円) |
授業料 | 前期:720,000Ft(約245,000円) 後期:720,000Ft(約245,000円) |
支払方法 | 銀行振込(UniCredit Bank) |
納入期限 | 前期:5月20日 後期:10月15日 学期途中入学:入学後2週間以内 |
通学は学校からのスクールバスはありません。
個人契約によるスクールバスやタクシー、公共バス、保護者の送迎等で登下校する必要があります。
ブダペスト日本人学校と周辺の学校事情
ブダペスト日本人学校以外の在外教育施設
ハンガリーにはブダペスト日本人学校の他に、バブダペスト補習授業校(みどりの丘日本語補習校)があります。
小学部1年生~中学部3年生までの学年構成で、2022年現在51名が在籍しています。毎週土曜日に国語の授業を行っています。
現地校
ハンガリーでは義務教育期間(6歳~18歳)の授業料は無料です。
発達によって入学を遅らせる事ができる反面、小学校から留年制度があります。
私立や教会立の学校というのも無くはないですが、基本的にはほとんどが公立校です。
授業はハンガリー語で行われていて学年は9月にスタートします。
日本の小中学校にあたる初等教育と、高校・専門学校にあたる中等教育があります。
中等教育はGimnaziumと呼ばれる大学進学を目指すコースと、Szakkozepiskolaと呼ばれる職業学校に分かれています。
インターナショナルスクール
ブダペストにはいくつかのインターナショナルスクールがあります。
英語で授業を行う学校として、
- アメリカン・インターナショナルスクール・オブ・ブダペスト
- ブリティッシュ・インターナショナルスクール・オブ・ブダペスト
- ブリタニカ・インターナショナルスクール・ブダペスト
などが挙げられます。
それ以外に、ドイツ系のドイチェ・シューレ・ブダペストや、フランス系のリセー・フランセ・デ・ブダペストなどもあります。
学費は平均して年間130万円程度(学校により年額50万円~250万円)かかります。
ブダペスト日本人学校の生徒数

2022年5月現在
- 小学部1年生 9名
- 小学部2年生 14名
- 小学部3年生 6名
- 小学部4年生 9名
- 小学部5年生 13名
- 小学部6年生 6名
小学部合計57名
- 中学部1年生 5名
- 中学部2年生 8名
- 中学部3年生 2名
中学部合計15名
全校合計72名
ブダペスト日本人学校の特徴は?
外国語の習得と国際感覚を養うための活動が盛ん
ブダペスト日本人学校では、小学部1、2年生から英会話の授業時間を確保しています。
小学部3,4年生の外国語活動の時間には英会話の授業を行い、小学部5,6年生の外国語の授業はBJタイム(毎朝10分×5日間を1限とカウントする学習時間)と英会話の授業をもって代替しています。中学部も通常の英語の授業の他に、英会話の授業を特設しています。
さらにハンガリーという地の利を活かし、総合的な学習の時間にハンガリー語を学んでいます。
現地校の児童生徒たちとの交流学習や校外学習を通して、自然と異文化理解ができる機会があるのも日本人学校ならではですね。
学校全体で体力づくりの取り組みをしている
ブダペスト日本人学校は「心ほかほか瞳きらきら元気もりもり交流わくわく」をスローガンに掲げています。
「元気もりもり」な学校づくりの一環として、5月~6月には学外の施設でプール学習も行われています。
また休み時間には、レクリエーションや運動・スポーツなど遊びながら体力作りができる環境もあります。
9月にはふれあい大運動会が行われていて、児童生徒だけでなく教員や保護者まで学校に関わる全ての人が楽しみにしているイベントです。
聴講生の受け入れあり
ブダペスト日本人学校では、聴講生の受け入れをしています。
6月中旬~7月中旬の1か月間(現地校・インター校が休みの間)、日本人学校で授業を受ける事ができます。
現地校またはインターナショナルスクールに通学している児童・生徒が対象で、
- ブダペスト日本人学校の児童生徒と同様の義務教育相当年齢であることと
- 日本語を理解する能力を有すること
が条件となっています。
希望者多数の場合は抽選で、費用は傷害保険料込みで180,000Ft(約61,200円)です。
ブダペスト日本人学校の学費、生徒数などのまとめ
ブダペスト日本人学校の学費は、入学金が約7万円、授業料が年額約50万円です。生徒数は小学部が57名、中学部が15名の合計72名です。
聴講生の受け入れ制度もあるので、現地校やインターナショナルスクールに進学後に日本式の学校も体験させたいという場合には、学校の長期休み期間のギャップを利用して1か月間通うこともできます。
大使館の付属ということもあり、安心して通えそうですね。