ブエノスアイレス日本人学校の評判口コミは?学費や生徒数など詳しく解説


ブエノスアイレス日本人学校ってどんな学校なんだろう?
学費や生徒数、実際の評判を知りたい!

海外在住の鈴木みおです。
娘二人が現地補習校に通っていて、 小・中学部の補習校の保護者として9年間経験しています。
ブエノスアイレス日本人学校は、アルゼンチンのブエノスアイレスにある日本人学校ですね。
この記事では、駐在や海外移住でブエノスアイレス日本人学校を検討しているお子さんとご家庭に向けて、気になる学費や学校の様子、評判口コミなどを詳しく紹介します。
ブエノスアイレス日本人学校の基本情報

学校名 | ブエノスアイレス日本人学校 |
学校所在地 | アルゼンチン、ブエノスアイレス |
対象学年 | 小学部1年生~中学部3年生 |
設立年 | 1968年 |
公式サイト | https://jpschoolarg.wixsite.com/mysite |
ブエノスアイレス日本人学校の口コミ評判
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ブエノスアイレス日本人学校の学費・費用

※2022年度の場合
※日本円は2022年12月のレート(1ペソ=0.76円、US$1=132円)で計算
入学金 | 57,500ペソ(約43,700円) |
月額授業料 | 57,500ペソ(約43,700円) |
個人会員の入会時一時金 | US$ 2,000(約264,000円)一括払い もしくは子女就学期間中に限定し毎月支払いUS$ 84(約11,100円) |
法人会員の月例会費 | 基準会費:38,300ペソ(約29,100円) 法人子息費:17,400ペソ(約13,200円) ※通学児童生徒一人につき追加納入 |
支払い方法 | 銀行振込 |
日本文化教育協会の法人会員は法人本社資本金によって入会時一時金が異なります。
ブエノスアイレス日本人学校と周辺の学校事情
ブエノスアイレス日本人学校以外の在外教育施設
アルゼンチンには、ブエノスアイレス日本人学校以外の在外教育施設はありません。
現地校
ブエノスアイレス州の義務教育期間は4〜17歳の14年間。
就学前教育は4歳・5歳児クラス、初等教育は6年間(6〜11歳)、中高は一貫教育で6年間(12〜17歳)です。一般的に公立校の学費は無料です。
ブエノスアイレス日亜学院はアルゼンチンで唯一、日本語教育カリキュラムが導入されている私立学校です。
幼稚園(2歳〜5歳)、小学校(6歳〜12歳)、中・高等学校(13歳〜17歳)で構成されていて、日系人の割合は30%ほどです。
授業は午前中スペイン語、午後から日本語、英語といった3カ国語でトリリンガル教育が行われています。
教育カリキュラムだけでなく、日本の学校の習慣や行事も取り入れていて掃除当番やクラブ活動、運動会、学芸会など実施されています。
インターナショナルスクール
ブエノスアイレスのインターナショナルスクールには、アメリカ式、イギリス式、国際バカロレア(IB)プログラムを実施している学校があります。
インターナショナル・クリスチャンアカデミー(Buenos Aires International Christian Academy)は幼稚園、小・中学部、高等学校まで2歳半〜18歳の学生が学んでいます。
幼稚園前から6年生までが115人、7年生から12年生までが85人、全校生徒数は約200人です。学生の約14%がアメリカ人、約73%が南米人、約7%がアジア人、約4%がアフリカ人、2%がその他の国籍です。
アメリカとアルゼンチンのカリキュラムを取り入れたデュアル・ランゲージプログラムを提供しています。
リンカーン(Asociacion Escuelas Lincoln)は国際バカロレア(IB)プログラムを実施している学校です。
小・中学部、高等学校の生徒、約500人が学んでいます。英語が母国語ではない学生はネイティブな英語力が身につくまで、ELL(English Language Learner)プログラムのサポートがあります。
授業料は約200万円〜410万円で、学年によって異なります。
ブエノスアイレス日本人学校の生徒数

ブエノスアイレス日本人学校には、小学部と中学部があります。
2022年度の新入生は小学1年生1人、中学1年生3人です。
生徒数は小学部23人と中学部3人の計26人の小規模校ですね。
学年ごとの生徒数は公表されていません。
ブエノスアイレス日本人学校の特徴は?
ブエノスアイレス日本人学校は文部科学省から認定を受けているアルゼンチンで唯一の全日制日本人学校です。
中学部だけでなく小学部から教科担任制が取り入れられています。
小規模校なので、実技教科を複数学年で行うことにより自主性や協調性などを身につけることができるのがメリットですね。
英語とスペイン語の学習が充実している
ブエノスアイレス日本人学校ではネイティブ講師によるスペイン語、英会話の授業を行っています。
アルゼンチンの公用語であるスペイン語の学習は学年によって週1〜2時間の授業があります。
小学部低学年、中学年はグループごとにゲームやお絵描きをしながらスペイン語に親しんでいます。
高学年、中学部では習熟度別のクラスに分かれ、スペイン語だけでなくアルゼンチンの文化やアート、生活について学びます。
ネイティブ講師は日本語も堪能なので、はじめてスペイン語にせっする生徒も安心して学習することができます。
また英会話の授業は全学年で行われています。年に2回の英検を実施しているので5級から2級まで校内でチャレンジすることが可能です。
学習発表会では低学年と中学年でスペイン語劇、小学部高学年と中学部は英語劇の発表を行います。
日本の競技やゲームでしっかり体力づくり
ブエノスアイレス日本人学校では朝活動や25分の業間を使って体力づくりの時間に活用しています。
縄跳び記録会は個人種目や大縄跳びなどにチャレンジしたり、全校生徒で取り組む「縄跳び検定」があります。
水泳記録会では記録更新や検定合格を目指して生徒一人一人が一生懸命に練習します。
また体育で剣道を行ったり、業間時間に体育・環境委員会が企画した「逃走中」を実施したりユニークな取り組みもあります。
運動会では一般的な競技はもちろんのこと、沖縄の「エイサー」やアルゼンチンの踊り「カルナバリート」を披露します。
全員参加の全校キャンプ
ブエノスアイレス日本人学校では宿泊学習の一環として全校キャンプを行っています。
1泊2日の活動は小・中学部の全員参加で、バスで学校から1時間ほど離れた場所に移動し、アクティビティを開始します。
キャンプ場では生徒たちが役割分担をして食事を作ったり、アスレチックやロッククライミング、そしてカヌーにチャレンジします。
みんなでサッカー観戦をしたり、キャンドルサービスやダンス、出し物など楽しい時間を共有しました。
学校の友だちと過ごす宿泊学習は心に残る忘れられない思い出になりますね。
ブエノスアイレス日本人学校の学費、生徒数などのまとめ
ブエノスアイレス日本人学校の学費や生徒数、特徴などについて詳しくご紹介しました。
ブエノスアイレス日本人学校は小規模な学校です。
少人数制だからこそ全校で一斉に取り組む行事がたくさんあって、学習指導は個々の力に応じてきめ細かに行うことができますね。
また転入生がきたときには歓迎集会が行われ、学校全体で新しい仲間を受け入れようとするあたたかさが伝わります。学年を超えた人間関係づくりができるのは小規模校ならではですね。
この記事が、ブエノスアイレスへの駐在や海外移住の予定があるお子さんとご家庭の参考になればうれしいです。