シカゴ日本人学校の評判口コミは?学費や生徒数など詳しく解説
シカゴ日本人学校ってどんな学校なんだろう?
学費や生徒数、実際の評判を知りたい!
海外在住の鈴木みおです。
娘二人が現地補習校に通っていて、 小・中学部の補習校の保護者として9年間経験しています。
シカゴ日本人学校は、アメリカの大都市シカゴにある日本人学校ですね。
この記事では、駐在や海外移住でシカゴ日本人学校を検討しているお子さんとご家庭に向けて、気になる学費や学校の様子、評判口コミなどを詳しく紹介します。
シカゴ日本人学校の基本情報
学校名 | シカゴ日本人学校(シカゴ双葉会日本語学校全日校) |
学校所在地 | アメリカ、イリノイ州、シカゴ |
対象学年 | 幼稚園、小学部1年生~中学部3年生 |
設立年 | 1978年 |
公式サイト | https://chicagojs-next.edumap.jp/ |
シカゴ日本人学校の口コミ評判
(準備中)
シカゴ日本人学校の学費・費用
※2022年度の場合
※日本円は2022年12月のレート($1=132円)で計算
【すみれ幼稚園】
入学金 | $500(約66,000円) |
授業料 | $9744(約1,286,200円) |
校舎整備積立金 | $240(約31,700円) ※年長組のみ |
【小・中学部】
入学金 | $500(約66,000円) |
授業料 | 小学部:$7281(約961,100円) 中学部:$7791(約1,028,400円) |
校舎整備積立金 | $240(約31,700円) |
ICT準備金 | $189(約24,900円) |
その他費用 | PTA会費として1世帯あたり$30(約4,000円) |
支払い方法 | 年3回分納、小切手を銀行私書箱へ郵送、またはOnline Bill Payment |
シカゴ日本人学校と周辺の学校事情
シカゴ日本人学校外の在外教育施設
シカゴ周辺にはシカゴ双葉会日本語学校補習校があり、シカゴ日本人学校と同じ校舎を使用しています。
2022年度の在籍数は幼稚部60人、小学部421人、中学部118人、高等部32人で全校生徒631人の大規模校です。
毎週土曜日、国語と算数・数学を中心に6時間授業を行っています。
小学部6年生〜中学部3年生は社会科の授業があります。補習校ではめずらしくスクールバスを利用することができます。
年間授業料は約25万円〜35万円です。
現地校
アメリカでは各州の教育省が示した方針や制度のガイドラインをもとにそれぞれの学校区が権限をもってカリキュラムや教育内容を決定しています。
そのためタウンによって学校のレベル、教育水準に格差が生じるので、居住地区選びはとても大切です。
公立校は学区制となっていて、原則として学費は無料です。
英語を話せない子どもたちの受け入れ態勢も整っており、多くの学校に「バイリンガルクラス」がもうけられています。
バイリンガル特別教育教師(ESL Bilingual teacher)が、英語を母国語としない生徒たちの英語や算数、社会などの授業をサポートします。
ドゥーリー小学校(Thomas Dooley Elementary)はキンダーから小学6年生まであります。
英語と日本語の「デュアル・ランゲージプログラム」を行っていて日本人に人気の学校です。
英語と日本語の二ヶ国語で授業が交互に行われ、読み書きとともに異文化に対する理解を深めます。
アダムス中学校(Jane Addams Junior High School)ではGrade7、8の生徒が英語と日本語の「デュアル・ランゲージプログラム」を受けています。
シカゴ日本人学校の生徒数
シカゴ日本人学校には、すみれ幼稚園、小・中学部があります。
2022年度の新入生は小学部18人、中学部13人で、全校生徒数は111人です。
各学年の生徒数は公表されていません。
シカゴ日本人学校の特徴は?
「シカゴ双葉会日本語学校」は世界でもめずらしい全日制と補習校が同居する教育施設です。
同じ校舎を月曜日〜金曜日までは全日制が使い、土曜日は補習校が使用しています。
義務教育部として全日制のシカゴ日本人学校とシカゴ日本語学校補習校の小・中学部があり、双葉会独自で経営する幼稚部(すみれ幼稚園)と補習校の高等部で構成されています。
英語教育が充実している
シカゴ日本人学校で力を入れているのが英語教育です。
アメリカのESL(English as a Second Language)教育を取り入れた独自の英語プログラムを行い、ネイティブ教員と日本人教員が一貫したカリキュラムを作成し英語力強化に取り組んでいます。
小学部は週4時間の英語の授業を5段階に分けた少人数制クラスで行っています。
中学部は3段階の習熟度別クラスで、週5時間の授業を実施しています。
小学部1年〜3年の音楽、小学部全学年の図画工作の授業では、英語のネイティブ教師による英語での授業を受けることができます。
日々の英語力アップのために年に3回の英検があり、シカゴ日本人学校で5級〜2級の受験が可能です。
英語学習に意欲的にチャレンジできる体制が整っているのも日本人学校ならではですね。
現地校との交流学習がさかん
シカゴ日本人学校では、現地校の同学年のクラスとの交流学習も積極的です。
中学部は地元の中学校や高校を訪問して学校ツアーや授業の見学もできるので、学校設備、学習の内容や進め方の違いについてアメリカの現地校の様子を肌で感じることができますね。
小学部ではChicago World Language Academyの日本語を学ぶ4年生と交流でき、お互いの文化に興味を持った子どもたち同士でコミュニケーションをとることができます。
また地元の小学校との交流会ではゲームや遊びを通じて現地校の子どもたちとのコミュニケーションを深め、日本やアメリカの文化をお互いに紹介します。
現地校との交流は同年代のネイティブの子どもたちと英語で話すことが実践できるとてもよい機会ですね。
すみれ幼稚園と連携している
シカゴ日本商工会議所(JCCC)を運営母体とするシカゴ日本人学校の幼稚部として開設された「すみれ幼稚園」があります。
すみれ幼稚園のクラスは、年少組、年中組、年長組です。
シカゴ日本人学校と合同で行事を行うことが多く、運動会や双葉フェスティバルの見学、小・中学部の生徒たちとの交流も定期的に行っています。
英語学習に力を入れていて年中、年長の園児はネイティブ教師による「えいごであそぼう」「ABCえいご」など年齢に合わせた英語に親しむ活動を取り入れています。
シカゴ日本人学校の学費、生徒数などのまとめ
シカゴ日本人学校の学費や生徒数、特徴などについて詳しくご紹介しました。
シカゴ日本人学校は幼稚園、小・中学部の子どもたちが同じ校舎で学ぶ施設一体型の連携校です。
合同で行う学校行事も多く、たて割り活動や異学年交流がさかんに行われているアットホームな雰囲気の学校です。
また英語の教育環境がとても充実していて、日本人学校でありながら無理なく英語力が身につきますね。
この記事が、シカゴへの駐在や海外移住の予定があるお子さんとご家庭の参考になればうれしいです。