ダービーシャー日本人補習校の評判口コミは?学費や生徒数など詳しく解説


ダービーシャー日本人補習校ってどんな学校なんだろう?
学費や生徒数、実際の評判を知りたい!

イギリスの補習授業校で講師をしていたHinakoです。
約6年間中高生を対象に指導をしてきました。
ダービーシャー日本人補習校は、イギリスのダービーにある小規模な日本人向けの補習校ですね。
この記事では、駐在や海外移住でダービーシャー日本人補習校を検討しているお子さんとご家庭に向けて、気になる学費や学校の様子、評判口コミなどを詳しく紹介します。
ダービーシャー日本人補習校の基本情報

学校名 | ダービーシャー日本人補習校 |
学校所在地 | イギリス・ダービー |
対象学年 | 幼児(入学準備)~高校3年生 |
創立年 | 1991年 |
公式サイト | https://www.derbyshirejs.uk/ |
ダービーシャー日本人補習校の評判口コミ
(準備中)
ダービーシャー日本人補習校の学費・費用

※2022年度の場合
※日本円は2022年11月のレート(£1=166円)で計算
入学金 | £100(約16600円) |
授業料 | 小学準備部:£720(約120,000円) 小学部:£902(約150,000円) 中学部:£902(約150,000円) 高等部:£1394(約231,000円) ※学校保険料を含みます。 |
イーストミッドランド日本人会代 | 未加入の家庭は年£25 |
その他の費用 | 通常授業以外の課外講座、夏期講習、野外活動費は別途徴収 |
※入学金は学部に関わらず初回のみ納付、寄付金拠出企業団体子女の場合は半額
※年間授業数は小〜高等部は41日、小学準備部のみ40日
スクールバスがないため、必ずお家の方が学校まで送迎してください。
支払方法は次の3つから選べます。
- 学期初日または入学日初日にメールで入学金及び初学期の授業料請求送付
- 請求内容を学校口座に振り込み
- 入金確認後メールで領収書送付
ダービーシャー日本人補習校と周辺の学校事情
ダービーシャー日本人補習校以外の在外教育施設
イギリスにはロンドンにロンドン日本人学校という全日制の在外教育施設があります。
またダービーシャー日本人補習校の他に、
- ロンドン日本語補習校
- ウェールズ日本人補習校
- マンチェスター日本人補習校
- 北東イングランド補習授業校
- テルフォード補習授業校
- スコットランド日本語補習授業校
- ヨークシャーハンバーサイド日本語補習校
の8つの補習校があります。
バーミンガムにお住いの場合はテルフォード補習授業校と比較して選ぶ事になりそうです。
実際にテルフォード補習授業校から転入する生徒や、逆に転出する生徒がいます。
現地校
イギリスの小学校には「キャッチメントエリア」という、入学許可が与えられる範囲が決まっています。
住んでいる場所によって通える学校がある程度決まります。
人気の公立校周辺には、学校に入るために引っ越ししてくる人も多くいます。
キャッチメントエリア内にある公立学校から、入学したい学校のリスト(第一志望から第六志望くらいまで)を作り、入学時期になるとどの学校に行けることになるか通知がきます。
希望の学校ではなかった場合、再度希望を出し「ウェイティングリスト」に登録をして、空きが出たら転入することもできます。
公立校の学費は基本無料です。
遠足などの学校行事や給食費、学童保育などは別途費用がかかります。
イギリスは移民が多いため、学校で使う英語を理解するためのサポート授業(EAL:English as Additional Language)を行う学校が多いです。
日本人の受け入れの多い学校を探し入学させることで、親子共に負担が軽減されます。
私立校は学校によって学費に大きな差があります。年間300~800万円ほどかかります。
名門学校は大変厳しい入学基準を設けているため、英語が全くできない状態で入学を狙うのは難しいと言えるでしょう。
インターナショナルスクール
インターナショナルスクールはロンドン周辺に集中しており、イーストミッドランド地方にはほとんどありません。
インターナショナルスクールには外国籍の学生が多く在籍しているため、日本人として入学しても違和感なく学校生活が送れます。
また、英語の補講も充実しているところが多いです。
費用は、通学の場合は年額200万円~300万円程度、寮に入る場合は年額500~800万円程度かかります。
ダービーシャー日本人補習校の生徒数

小学校は各学年10名前後の約60名、中学部は各学年1~5名の約10人、高等部は1年と2・3年の複式学級の2クラスで約5名、全体で75名ほどが在籍しています。
ダービーシャー日本人補習校の特徴は?
「日本的なイベント」にこだわった学校行事
イベントでは「日本らしさ」にこだわっています。例えば運動会では「パン食い競争」があります。
子どもたちが考える「日本らしい運動会」の定番競技ですね。
競技は全学年が参加しますが、競技後には笑顔でパンを頬張る子どもたちの姿が見られます。
この他にも、書初大会やかるた大会(百人一首大会)など、日本文化を理解するための行事を積極的に取り入れています。
伝統の全校朗読会
朗読会は、教科書や子どもたちの選んだ本を学年ごとに朗読する会です。
朗読会の練習は国語の時間に行われます。
先生と子どもたちでアイデアを出し合い、創意工夫を凝らして朗読をします。
1つの教材に時間をかけて取り組むことで、理解が深まります。
また、学年単位で練習するので、団結力が強まります。
子どもたちは毎年、この朗読会を楽しみにしています。
充実した夏期講習・野外活動
夏休み期間中は授業はありませんが、宿泊野外活動で野山に分け入りイングランドの自然を満喫したり、夏期講習で普段はできない日本文化に関する講座や授業内容の定着を目指した補講を取ったりすることができます。
合宿の夜は、生徒たちが考えた出し物を披露して盛り上がります。
楽しい夏の思い出を作る事ができるでしょう。
保護者の方には嬉しい!日本食の出張販売
日本食が恋しい時ってありますよね。
ダービーシャー日本人補習校には、月に1度、ロンドンにある日本食材店・TKトレーディングさんが出張販売に来てくれます。
お子さんをお待ちの間に、日本食材を購入する事ができてとても便利ですね。
ダービーシャー日本人補習校の学費、生徒数などのまとめ
ダービーシャー日本人補習校の学費は、入学料が約1万7千円、授業料が年間に小学準備部が約12万円、小学部・中学部が15万円・高等部が23万円かかります。
生徒数は小学部が約60名、中学部が10名・高等部が5名ほどです。
こだわりの学校行事や、伝統の朗読会など、少ない授業日数の中で工夫して子どもたちに実り多い時間を提供しています。
イーストミッドランドの長閑なロケーションで、のびのびとした学校生活が送れそうですね。