杭州日本人学校の評判口コミは?学費や生徒数など詳しく解説
杭州日本人学校ってどんな学校なんだろう?
学費や生徒数、実際の評判を知りたい!
海外の補習授業校で講師をしていたHinakoです。
約6年間中高生を対象に指導をしてきました。
杭州日本人学校は、中国浙江省の大都市杭州にある日本人学校ですね。
この記事では、駐在や海外移住で杭州日本人学校を検討しているお子さんとご家庭に向けて、気になる学費や学校の様子、評判口コミなどを詳しく紹介します。
杭州日本人学校の基本情報
学校名 | 杭州日本人学校 |
学校所在地 | 中国・杭州 |
対象学年 | 幼稚部~中学部3年生 |
設立年 | 2009年(前身の杭州日本人補習校は1997年開校) |
公式サイト | https://www.hzjschool.com/ |
杭州日本人学校の口コミ評判
(準備中)
杭州日本人学校の学費・費用
※2020年度の場合
※日本円は2022年12月のレート(1元=19円)で計算
入学金 | 20,000元(約380,000円) |
施設管理費 | 5,000元(約95,000円) |
授業料 | 月額4,000元(約76,000円) |
PTA会費 | 月額20元(約380円) ※1家庭当たり |
杭州日本人学校と周辺の学校事情
杭州日本人学校以外の在外教育施設
杭州日本人学校の周辺には、上海日本人学校と、蘇州日本人学校の2校の日本人学校があります。
どちらも広州日本人学校からは車で2時間ほどかかります。
また、無錫日本人補習授業校と上海日本語補習クラブ、寧波日本語補習授業校の3校の補習授業校があります。こちらも車で2時間程度離れた場所にあります。
現地校
中国の現地校に外国人が入学する場合は、事前に役所に問合せ、入学可能な学校のリストを手に入れる必要があります。
そのため家の近くの学校があっても入学できない事があります。
授業は中国語で行われるため、入学の際には中国語力が問われます。
学校からはかなり大量の宿題が出されますので、ご家庭でお家の方が見てあげる必要が出てきます。
学校からの連絡も中国語なので、保護者の方にも相応の中国語力が要求されます。
中国の学校は日本の学校と比べて学習する内容にも違いがあります。
もし将来的にお子さんを日本の高校や大学へ進学させたい場合は不利になる可能性があるため、中国に永住する予定でない場合は、インターナショナルスクールや日本人学校へ通わせることが多いようです。
インターナショナルスクール
杭州には杭州国際学校(杭州インターナショナルスクール)という学校があります。
2歳~18歳の子どもたちが対象で、杭州で唯一IB(インターナショナルバカロレア)プログラムが提供されている学校です。
全校生徒は700名以上で、学生の出身地は50か国を超えます。
欧米出身で在杭州の方のお子さんは高確率でこの学校に通っているそうです。
留学生の対応には慣れている学校なので、安心して通わせることができます。学校行事も盛りだくさんで、楽しい学校生活が送れそうですね。
学費は約400万円ほどかかります。
杭州日本人学校の生徒数
2020年現在では全校生徒は小学部・中学部あわせて約60名となっています。
杭州日本人学校の特徴は?
実技教科は複式授業
杭州日本人学校は小中合わせて60名ほどの小規模校のため、実技強化(図工・音楽・保健体育・美術・技術)の授業は複式授業で行っています。
1、2年合同、3,4年合同、5,6年合同、中学部合同で行っているので、年度によっては前年度の教科書を使用することがあります。
他学年の生徒と一緒になることが多いため、学校全体が友達のようなアットホームな雰囲気なのがいいですね。
美しく広く安全な校舎
杭州日本人学校の校舎は借用ではなく自前で持っています。その校舎は近代的で広々としており、とてもきれいです。
運動場は200mトラック、サッカーグラウンド、テニスコート、フットサルコートがあり広大です。体育館も大きく、整備された中庭も付いています。
特別教室の数も充実していて、まるで大学のような立派な設備ですね。
また学校は塀で囲まれており、監視カメラと高圧線、24時間体制で警備員も配置という組み合わせで、監視システムが構築されています。入出管理は校門の一か所でまとめて行っています。
自然に中国語を活用させる指導
杭州日本人学校では中国語の授業を行っていて、授業で覚えた中国語を自然に活用させるような授業を展開しています。
例えば総合的な学習の時間を使い、町探検として近隣の商店を見て回る際は、担任や日本語が話せる中国人スタッフも同行しますが、基本的には子どもたちが自分で中国人の店員さんに中国語で質問できるようサポート。
子どもたちは一生懸命に覚えたての中国語で話しかけてすぐ実践できるのがいいですね。言葉が通じた時の嬉しい経験をたくさんすることで言語が身についていきます。
杭州日本人学校の学費、生徒数などのまとめ
杭州日本人学校の学費は、入学金が約38万円、授業料は年額約91万円です。生徒数は、小学部中学部合わせて約60名です。
小さな学校ではありますが、かなり設備が整っており、子どもたちはのびのびと学校生活を送っています。中高一貫校なので、1年生~9年生という呼び方をしています。
教科により複式学級の形式をとっています。グローバルな人材を育成するべく、工夫された授業を展開しています。安全管理体制が充実してるため、安心して通う事ができそうですね。