ハイデルベルク日本語補習校の評判口コミは?学費や生徒数など詳しく解説
ハイデルベルク日本語補習授業校ってどんな学校なんだろう?
学費や生徒数、実際の評判を知りたい!
イギリスの補習授業校で講師をしていたHinakoです。
約6年間中高生を対象に指導をしてきました。
この記事では、駐在や海外移住でハイデルベルク日本語補習授業校を検討しているお子さんとご家庭に向けて、気になる学費や学校の様子、評判口コミなどを詳しく紹介します。
ハイデルベルク日本語補習校の基本情報
ミュンヘン日本語補習授業校は、ドイツにある小規模な日本語補習校ですね。
学校名 | ハイデルベルク日本語補習校 |
学校所在地 | ドイツ・ハイデルベルク |
対象学年 | 幼稚部~中学3年生 |
創立年 | 1985年(前身となるハイデルベルク日本語教室の設立年) |
公式サイト | https://www.hoshuko-heidelberg.de/ |
ハイデルベルク日本語補習校の口コミ評判
ドイツ生まれでドイツ育ちだけれど、最低限の日本語を身につけさせたい、お友達と交流してほしいと思い入学させました。
コロナで1年以上オンラインになってしまい、またその時年中だったことからあまり意味がないと判断し、休学しました。
対面授業では自分から発言することはないものの、先生の言うことは理解し答えられるようにはなっていました。
参加した行事は運動会と餅つきです。
両方ともコロナ前で年少だったので、流されるまま参加したという感じでしたが、楽しそうにはしていました。
ただ小1になって行きたくないと言い始め、私も他の保護者や補習校の仕事等に馴染めなくて思いきって辞めてしまいました。
(小1男子保護者、独自アンケートより)
ハイデルベルク日本語補習校の学費・費用
※2022年度の場合
※日本円は2022年10月のレート(€1=147円)で計算
ハイデルベルク日本語補習校は学校法人ではなく公益法人であるため、「授業料」ではなく「入会金・会費」の納付という形になっています。
入会金 | €50(1世帯につき、約7,300円) |
会費 | 月額€47(生徒1人につき、約6,900円)、年額€564(約82,900円) |
支払方法 | 1回目は銀行からの振込入金、2回目以降は口座から引き落とし |
兄弟割引もあり、お子さんの人数によって月額の会費が変わります。
第一子(€43+事務手数料€4) | 合計 €47(約6,900円) |
第二子(第一子の会費に€41を加算) | 合計 €88(約12,900円) |
第三子(第一子+第二子の会費に€39を加算) | 合計 €127(約18,600円) |
第四子(第三子までの会費に€37を加算) | 合計 €164(約24,100円) |
副教材費やその他の雑費(遠足費用など)は別途現金での徴収となります。
ハイデルベルク日本語補習校と周辺の学校事情
補習授業校以外の在外教育施設
ハイデルベルク周辺には、車で1時間ほどの場所にフランクフルト日本人国際学校があります。
入学金は€400(約58,800円)で、授業料は月額€410(約60,200円)(年額€4,920(約723,200円))です。
生徒数は200名ほどの学校です。
勤務先がハイデルベルクの場合、フランクフルトとの中間地点に住むことで、お子さんも学校に通いやすくなるかと思います。
現地校
ドイツの現地校は、基本的に無料で授業を受ける事ができます。
しかし当然のことながら授業はドイツ語で行われるため、それに対応できるだけのドイツ語力が必要となります。
学校によってはドイツ語を身に付けるための補習授業を行う学校もありますが、数が限られます。
また、ドイツの学校制度上、10歳までに進学か就職かを決め、学校を選ぶ必要があります。
就職を目標とした学校に入れば、高校卒業程度の年齢で社会に出ます。大学の受験資格はありません。
現状は移民や難民の子供たちが大半を占めている状態です。
大学進学を目指す進学校は、ドイツ人でも留年することがあるほどハイレベルな勉強をします。
ドイツに永住予定の方は現地校に通われることをおすすめします。
インターナショナルスクール
ハイデルベルクにはIB(インターナショナルバカロレア)の資格が取れるHIS(ハイデルベルクインターナショナルスクール)があります。
入学金として1年目に€3,200(約470,400円)、2年目に€3,000(441,000円)がかかります。
授業料は年額€14,500(約2,131,500円)~€20,100(約2,954,700円)となっています。
世界中を転勤するような家庭のお子さんが多く、学校になじみやすいのもありがたいところです。
ハイデルベルク日本語補習校の生徒数
学年ごとの詳細な生徒数は不明ですが、2022年5月現在で141名が在籍しています。
幼稚部が年少・年中・年長の3クラス、小学校は6クラス、中学部は2クラスですが、複式形式の指導は行っていません。
児童生徒3名から1学級を設置し、小学部ではどの学年でも複式学級になることを避けて運営されています。
1クラスは3名~20名で構成されています。
ハイデルベルク日本語補習校の特徴は?
開校日は金曜日の夕方のみ
ハイデルベルク日本語補習校は、金曜日の16:00~18:45の授業時間となっています。
授業内容は国語が主体です。
補習授業校は土曜日開講のところが多いですが、ハイデルベルク日本語補習校は金曜夕方ということで、週末が潰れないという利点があります。
ベビーサークルや高等部セミナーの実施
ハイデルベルク日本語補習授業校は、幼稚部入園前のお子さん向けにベビーサークル活動を行っています。
時間は補習校のある日のみ、16:15から1時間となっています。親子共に交流を深め、スムーズに幼稚部に入園することができます。
親御さん同士の情報交換の場としても活発に利用されています。
また、3ヶ月に一度の割合で、卒業生向けに日本とドイツに関わる方をお招きしてセミナーを行っています。
参加資格があるのは補習校の卒業生または在籍経験がある14歳以上の方で、卒業後も生徒同士の繋がりを保てるのがいいですね。
学校行事や季節の行事が充実
ハイデルベルク日本語補習校では日本の文化や伝統を理解するため、季節の行事や学習発表会、遠足、運動会など各種の学校行事を積極的に取り入れています。
年間約35日という限られた授業日数ではありますが、その中でも最大限子どもたちが日本的な体験ができるよう配慮されています。
ハイデルベルク日本語補習校の学費、生徒数などのまとめ
ハイデルベルク日本語補習校の会費は、年間に約8万円かかります。生徒数は140名程度ですが、小学部では複式学級形式はとらず、発達段階に応じたきめ細かい指導を受ける事ができます。
3500冊を有する図書館も利用でき、保護者の方にも喜ばれています。
授業が金曜ということで、現地校との両立が大変かもしれませんが、塾に通う感覚で通学することになりそうですね。
リーズナブルな授業料で質の高い授業が受けられ、土日はしっかり休めるという魅力のある学校と言えます。