日本メキシコ学院日本コースの評判口コミは?学費や生徒数など詳しく解説


日本メキシコ学院日本コースってどんな学校なんだろう?
学費や生徒数、実際の評判を知りたい!

イギリスの補習授業校で講師をしていたHinakoです。
約6年間中高生を対象に指導をしてきました。
日本メキシコ学院日本コースは、メキシコにある日本語補習校ですね。
この記事では、駐在や海外移住で日本メキシコ学院日本コースを検討しているお子さんとご家庭に向けて、気になる学費や学校の様子、評判口コミなどを詳しく紹介します。
日本メキシコ学院日本コースの基本情報

学校名 | 日本メキシコ学院日本コース(通称:日墨学院/リセオ) |
学校所在地 | メキシコ・メキシコシティ |
対象学年 | 幼稚部~中学3年生 |
創立年 | 1977年 |
公式サイト | https://www.liceomexicanojapones.edu.mx/ja |
日本メキシコ学院日本コースの評判口コミ
メキシコへの海外赴任に伴って、メキシコシティにある日本メキシコ学院日本コースに入学しました。
現地ではリセオとよばれており、同じ日本人学校の中に日本コースとメキシココースが混在している面白い学校です。
小学校の授業からスペイン語が取り入れられており、レベル分けもされているので赴任したばかりでも安心でした。
先生も日本から派遣されているレベルの高い教師で授業もうまかったです。
両コース合同で行われる運動会が印象的でした。
(小1〜4年で在籍、独自アンケートより)

メキシコシティにある日本人学校と現地学校の併合校で世界的にも珍しい国際校です。
日本コースに約150人、メキシココースは800人を超える子供が在籍しておりとても大きな学校です。
現地コースとのコミュニケーションを大切にしていますが、その反面、日本人学校としての学びを期待している保護者も多く、働いているときにはジレンマを抱えながら働くことが多かったです。
メキシココースとの交流授業、合同運動会などは大規模に実施され迫力があります。
(教員として3年間勤務、独自アンケートより)

日本メキシコ学院日本コースの学費・費用

※2022年度の場合
※日本円は2022年11月のレート(M$1=7.2円)で計算
日本メキシコ学院のホームページでは、2022年度の詳細な入学金・学費は公開されていません。
最新情報は直接学校にお問い合わせいただくのが確実です。
少し前の情報ですが、海外赴任naviさんの記事によると、以下のように記載がありました。
入学金 | 小学部はM$6520(約46,900円) 中学部はM$6560(約47,200円) |
月額授業料 | 小学部はM$3260(約23,500円) 中学部はM$3280(約23,600円) |
スクールバス代 | 月M$1110(約8,000円) |
PTA会費 | 月M$100(約720円) |
支払方法(公式サイトに掲載) | 入学金・毎月の授業料・スクールバス代は銀行振込 PTA会費・宿泊行事等の経費は集金袋で徴収 |
日本メキシコ学院日本コースと周辺の学校事情
日本メキシコ学院以外の在外教育施設
メキシコには日本メキシコ学院(メキシコシティ)の他に
- アグアスカリエンテス日本人学校(アグアスカリエンテス)
- グアナファト日本人学校(イラプアト)
という日本人学校があり、補習校は
- グアダラハラ補習授業校(グアダラハラ)
- モンテレイ補習授業校(モンテレイ)
- ケレタロ補習授業校(ケレタロ)
- グアナフアト補習授業校(レオン)
の4つがあります。
日本メキシコ学院以外は、メキシコシティから車で4時間以上かかる場所にあるため、メキシコシティに住む予定がある方にとっては日本メキシコ学院以外は物理的に通学するのは難しいです。
ただしケレタロ補習授業校では2021年よりオンライン生の募集を始めたため、遠方からでも受講することができるようです。
ケレタロ補習授業校は入学金が生徒一人当たりM$5000(約36,000円)、学費は年間M$36000(約259,200円)です。
現地校
メキシコの公立小学校・中学校は、義務教育であるため授業料は無料です。
教育制度は日本とよく似ており、幼稚園が3年、小学校が6年、中学校が3年、高校が3年、大学が4年です。
就学の年齢も日本と同じです。
高校までが義務教育となっていて、授業はスペイン語で行われます。
お子さんが未就学児であり長期間メキシコに滞在する予定であれば、現地校という選択肢も入ってくると思います。
小さいうちであれば外国語も身に付きやすいと言われていますが、2つまたは3つの言語を一度に習得するのは子どもにとっては負担もあるため、家庭での十分なサポートが必要です。
インターナショナルスクール
メキシコにもいくつかのインターナショナルスクールが存在します。
全寮制ではなく通学生の学校です。
費用は年間M$100,000~M$200,000(約720,000~1,440,000円)です。
アメリカが近いため、米国式の教育を行うインターナショナルスクールが多いです。
日本メキシコ学院日本コースの生徒数

学年ごとの詳細な生徒数は不明ですが、2022年7月現在で小学部に93名、中学部に33名の合計126名が在籍しています。
幼稚部は日本コースとメキシココースが合同で授業を行っており、152名が在籍しています。
日本メキシコ学院日本コースの特徴は?
日本人学校とメキシコ人向けの私立学校の二つのコースが共存する
日本メキシコ学院は、日本人向けの日本人学校としてだけではなく、メキシコ人に日本の文化をベースにした教育を行う私立学校としての側面も持ち合わせています。
2つのコースの生徒たちの交流を積極的に行い、将来的に日墨の友好の懸け橋となれるような人材を育成しています。
日本メキシコ学院のメキシココースは、メキシコ人の間でも大変評判が良く、優秀な生徒がそろっています。
日本とメキシコの二つのコースが存在するという利点を生かし、異なる文化を感じ理解する経験を小さいうちからしてもらいたいというのが、日本メキシコ学院設立の理念でもあります。
小学部・中学部で提供されている英語とスペイン語の授業
日本メキシコ学院日本コースでは、小学部・中学部ともに週1回のスペイン語の授業と、週3回の英語の授業があります。
海外で生活するために必要な言語や文化の学習を積極的に提供してくれています。
校内施設の充実
日本メキシコ学院の校舎は、世界的に有名なメキシコの建築家であるマヌエル・ローゼン・モリソンやペドロ・ラミレス・バスケスらによって設計されました。
500席以上もある講堂や25mプール、広い運動場に体育館、カフェテリアと充実した設備を誇っています。
また、いざという時のために医師3名と看護師1名も常駐しています。
大変恵まれた教育環境と言えるでしょう。
クラブ活動が盛ん
日本メキシコ学院日本コースでは数多くのクラブが設定されています。
文化クラブでは
- メキシコ舞踊
- 日本舞踊
- 吹奏楽
- チアリーディング
- 漫画
- 家庭科
- 美術
- 折り紙
運動クラブでは、
- 合気道
- サッカー
- バスケットボール
- 水泳
- 空手道
- 剣道
- 陸上
のクラブが用意されています。
日本メキシコ学院日本コースの学費、生徒数などのまとめ
日本メキシコ学院日本コースの学費は、入学料が5万円ほど、授業料が年間に約30万円ほどかかります。
生徒数は小学部が90名ほど、中学部が30名ほどと少人数ですが、その分手厚い教育が施されています。
学費がリーズナブルで、素晴らしい施設が整った学校に通えるのは嬉しいですね。