マドリッド日本人学校の評判口コミは?学費や生徒数など詳しく解説
マドリッド日本人学校ってどんな学校なんだろう?
学費や生徒数、実際の評判を知りたい!
海外在住の鈴木みおです。
娘二人が現地補習校に通っていて、 小・中学部の補習校の保護者として9年間経験しています。
マドリッド日本人学校は、スペインの首都マドリードにある日本人学校ですね。
この記事では、駐在や海外移住でマドリッド日本人学校を検討しているお子さんとご家庭に向けて、気になる学費や学校の様子、評判口コミなどを詳しく紹介します。
マドリッド日本人学校の基本情報
学校名 | マドリッド日本人学校 |
学校所在地 | スペイン、マドリッド |
対象学年 | 小学部1年生~中学部3年生 |
設立年 | 1981年 |
公式サイト | http://www.cjmspain.com/ |
マドリッド日本人学校の口コミ評判
(準備中)
マドリッド日本人学校の学費・費用
※2022年度の場合
※日本円は2022年12月のレート(1ユーロ=144円)で計算
入学金 | 500ユーロ(約72,000円) |
月額授業料 | 小学部:443ユーロ(約63,800円) 中学部:505ユーロ(約72,700円) |
その他費用 | 傷害保険料・宿泊体験学習・教材費など年間300ユーロ(約43,200円)程度 |
マドリッド日本人学校と周辺の学校事情
マドリッド日本人学校以外の在外教育施設
マドリッドにはマドリッド補習授業校があり、マドリッド日本人学校と同じ校舎を使用しています。
幼児部(4歳児、5歳児)、小学部1年〜中学部3年が毎週土曜日に学んでいます。生徒数は137人(2021年度)、授業料は月額79ユーロ(約11,400円)です。
スペイン国内には、全日制のバルセロナ日本人学校があります。
バルセロナ日本人学校は幼稚部、小・中学部の一貫教育が行われていて、全校生徒46人の小規模な学校です。
幼稚部の保育料と施設費合計は月額558ユーロ(約80,400円)、小・中学部の授業料は月額493ユーロ(約71,000円)です。
現地校
スペインの義務教育は初等教育と中等教育の10年間で、就学前は3歳から幼児教育が始まります。
初等教育は5歳〜12歳までの6年間、中等教育は12歳〜16歳の4年間、高等学校は16歳〜18歳までの2年間です。
公立学校(Colegio Publico)、半私立学校(Colegio concertado)、私立学校(Colegio Privado)があります。
半私立学校は州政府から補助金を受けている学校で教育指導要領に基づきながら、一定の裁量で独自のカリキュラムを組み立てることができます。
またマドリッドの多くの公立小・中学校ではバイリンガル教育を行っています。
母国語であるスペイン語の他にフランス語や英語などを選択して、特定の教科を外国語で行うイマージョン教育を取り入れています。
インターナショナルスクール
マドリッドには、イギリス式、アメリカ式、国際バカロレアのプログラムを提供するインターナショナルスクールがあります。
多くの学校が一貫教育を行っており、幼稚部、小・中学部、高等学校の生徒たちがいっしょに学んでいます。
インターナショナル・カレッジ・スペイン(International College Spain)は国際バカロレア(IB)プログラムを実施しています。
70か国以上、約1050人の学生が在籍していて、英語のサポートが必要な学生のために「EALプログラム」が小・中学部にあります。
アメリカン・スクール・オブ・マドリード(The American School of Madrid)は国際バカロレア(IB)プログラムを実施し、米国高等学校卒業証書、スペイン高等学校修了認定を受け取ることができます。
学生はアメリカ国籍が3分の1、スペイン国籍が3分の1、残り3分の1が約60か国から集まっています。
幼稚園から12年生まで約1000人の生徒が学んでいます。
授業料は約150万円〜300万円で学年によって異なります。
マドリッド日本人学校の生徒数
マドリッド日本人学校は、小学部と中学部があります。
2022年度の新入生は新小学部1年生が1人の小規模校です。
各学年、全校生徒数は公表されていません。
マドリッド日本人学校の特徴は?
マドリッド日本人学校は小・中学部の一貫教育を行っています。
校外学習や現地校との交流で現地理解を深めています。
英会話は週2時間、スペイン語は小学部1年〜3年は週2時間、小学部4年〜中学部3年は週1時間の授業を実施しています。
1か月~4か月の短期入学を受け入れている
マドリッド日本人学校では短期入学を受け入れています。
1学期の場合、入学期間は2カ月から4カ月まで、2学期以降は1か月〜4か月までの月単位で選択できます。
3学期のみの短期入学はできません。
マドリッド日本人学校の生徒と同じように学校生活を送り、試験や学校行事に参加します。
終業式、修了式まで在籍した場合「学習の記録」を受け取ることができます。
入学金はもうけておらず、月額授業料は小学部443ユーロ(約63,800円)、中学部505ユーロ(約72,700円)です。
マドリッド補習授業校から日本人学校へ短期入学するケースもあります。
毎週水曜日に給食がある
マドリッド日本人学校ではデリバリーサービスを利用し、週に1回給食を取り入れています。
メニューは和食、中華、スペインの代表的な国民食であるボカディージョやパエージャランチです。
日本の学校のように給食当番制になっていて、届いたランチをみんなに配ります。
ランチのグループはたて割りで行っていて、天気のよい日は屋外で食べることもできます。
給食体験もでき、異学年交流もできるのはうれしい取り組みですね。
宿泊体験学習の実施
2泊3日の宿泊体験学習もあります。2022年度の宿泊体験学習はマドリッドから約100キロ離れたセゴビアで行ったそう。
宿泊施設にはアスレチックやアーチェリー、人間ボウリングなどユニークなアクティビティがあり、近くの湖でのカヌーを体験などスペインの自然を満喫できます。
体を使うだけでなく、深く考える活動やグループで協力する活動もあり、体験学習を通して学ぶことがたくさんあります。
子どもたちが大きく成長できる有意義なイベントですね。
マドリッド日本人学校の学費、生徒数などのまとめ
マドリッド日本人学校の学費や生徒数、特徴などについて詳しくご紹介しました。
マドリッド日本人学校は小規模ですが、アットホームな雰囲気の学校です。小・中学部全体で行う学校行事も多く、学年を超えた活動がたくさんあります。
海外生活でしか体験できない時間をともに過ごした学校生活の思い出は一生の宝物ですね。
この記事が、マドリッドへの駐在や海外移住の予定があるお子さんとご家庭の参考になればうれしいです。