ニュージャージー日本人学校の評判口コミは?学費や生徒数など詳しく解説
ニュージャージー日本人学校ってどんな学校なんだろう?
学費や生徒数、実際の評判を知りたい!
海外在住の鈴木みおです。
娘二人が現地補習校に通っていて、 小・中学部の補習校の保護者として9年間経験しています。
ニュージャージー日本人学校は、アメリカ東部のニュージャージー州にある日本人学校ですね。
この記事では、駐在や海外移住でニュージャージー日本人学校を検討しているお子さんとご家庭に向けて、気になる学費や学校の様子、評判口コミなどを詳しく紹介します。
ニュージャージー日本人学校の基本情報
学校名 | ニュージャージー日本人学校 |
学校所在地 | アメリカ、ニュージャージー州、オークランド |
対象学年 | 初等部1年生~中等部3年生 |
設立年 | 2005年 |
公式サイト | https://newjerseyjapaneseschool.org/ |
ニュージャージー日本人学校の口コミ評判
(準備中)
ニュージャージー日本人学校の学費・費用
※2022年度の場合
※日本円は2022年12月のレート($1=132円)で計算
入学金 | $1000(約132,000円) |
授業料 | 初等部:$11,172(約1,474,700円) 中等部:$12,546(約1,656,100円) |
教材費 | 初等部:$600(約79,200円) 中等部:$945(約124,700円) |
ニュージャージー日本人学校と周辺の学校事情
ニュージャージー日本人学校以外の在外教育施設
ニュージャージー州にはニュージャージー補習授業校があります。
幼児部41人、初等部207人、中等部72人、高等部25人、国際学級12人、全校生徒数357人の中規模な学校です。
国際学級は初等部から高等部までの子どもたちを一つのクラスで受け入れ、日本語や日本の文化について学びます。
年間授業料は約32万円〜45万円です。
ニューヨーク育英学園では幼稚園、小学校の一貫教育(3歳〜小6)を行っている全日制があります。
また補習校部門としてサタデースクール(幼児部、小・中学部、高等部)、サンデースクール(幼児部、小学部)、そして週日のアフタースクール(幼児部、小学部)を実施しています。
プリンストン日本語学校では毎週日曜日に幼稚部、小・中学部、高等部までの生徒たちが学んでいます。
日本語力の維持向上を目指し文科省のカリキュラムにそった教科学習コース、日本語と文化を身につけるコース、日本語が母語ではないけれど日本に関心があり言葉と文化を学ぶコースなど、それぞれの目的別に学習するコースが選択できます。
現地校
ニュージャージー州の学年を区切る誕生日の基準日(カットオフデー)は10月1日です。
キンダー(Kindergarten)は、入学する年の10月1日までに満5歳に達している子どもが対象になります。
多くの公立小学校にキンダーが併設されていて小学校教育の準備期間という位置付けになっています。
小学校はKindergarten〜Grade5、中学校はGrade6〜8、高校はGrade9〜12が一般的です。
英語を母語としない生徒が英語を学ぶためのクラスには、ESL(English as a Second Language)、ELD(English Language Development)があり、英語の特別指導が行われます。
公立校は通学区(スクールゾーン)で学校が決まります。
タウンによって学校のレベルが大きく異なるため、住む場所を探すときには学区について事前に調べる必要があります。
公立の小・中・高校の授業料は無料です。
インターナショナルスクール
ニューヨークには世界に2校だけの国連インターナショナルスクール(United Nations International School)があります。
国連本部があるマンハッタンと郊外のクイーンズ地区に2つのキャンパスがあり、109か国、約1500人の生徒が在籍しています。
キンダー、小・中学校、高等学校の一貫校です。
国際バカロレア(IB)プログラムを実施していて高校2、3年はディプロマ取得が大きな目標となっています。
7年生〜10年生までの生徒は、アラビア語、中国語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、ロシア語、スペイン語から語学学習を選択することができます。
学費は約550万円〜620万円で学年によって異なります。
ニュージャージー日本人学校の生徒数
ニュージャージー日本人学校には、初等部と中等部があります。
2022年度の生徒数は以下のとおりです。
【初等部】
- 1年生:4人
- 2年生:5人
- 3年生:4人
- 4年生:5人
- 5年生:9人
- 6年生:6人
初等部全体では33人です。
【中等部】
- 1年生:5人
- 2年生:9人
- 3年生:12人
中等部全体では26人です。
全校生徒59人の小規模な学校です。
ニュージャージー日本人学校の特徴は?
ニュージャージー日本人学校は初等部1年生から中等部3年生までの小・中一貫校です。
豊かな自然に囲まれた閑静な住宅街に学校があり、生徒たちはのびのびと学校生活を楽しめる環境です。
スクールバスがあり、多くの子どもたちが利用しています。
ESL授業カリキュラムがある
ニュージャージー日本人学校では英語学習の充実をはかるために全学年でESL授業カリキュラムを実施しています。
ESL授業は習熟度別に行われており、一人一人の英語力に合わせたきめ細かで実践的な授業を行っています。
ESL講師は日本人への指導経験が豊富なネイティブスピーカーです。
初等部の英語学習では、週4〜5時間のESLにプラスして各学年に英語活動(English Activity)の時間が設定されています。
ESLは年度はじめにテストを行い、習熟度別にクラスを編成します。
生徒の英語力があがれば年度途中でも上級クラスへ進級するということもあります。
英語活動は習熟度ではなく学年ごとに取り組み、英語劇やアメリカに関連したゲームなどテーマにそって学習を進めます。
中等部のESLは週3時間です。
ESLは習熟度別にLiterature、reading/writing、speaking/listening、beginnerの4クラスにわかれています。
教科としての英語は教科書の文法や受験対策など基本的なことを学べるので、英語が心配な子も安心して英語学習に向き合える取り組みですね。
アートの授業でイマージョン教育を行っている
ニュージャージー日本人学校では図工・美術にあたるアートの授業を英語で行っています。
指導はネイティブのアメリカ人講師です。
図工・美術を英語のイマージョン教育で行うので、自然に英語にふれながら制作活動ができます。
イマージョン教育とは、英語で考え、英語を話す力を身につけることを目的とした教育方法です。
低学年からネイティブスピーカーの正しい発音を聞いてアートを学ぶことで一般的な英語指導よりも効率よく英語を学習できます。
アメリカ人講師による図工・美術の時間は英語力をつけるとともに、日本の授業とは違った発見をするおもしろさもありますね。
ニュージャージー日本人学校の学費、生徒数などのまとめ
ニュージャージー日本人学校の学費や生徒数、特徴などについて詳しくご紹介しました。
ニュージャージー日本人学校は北米にある全日制日本人学校の3校のうちのひとつです。
将来、日本の学校へ進学する生徒たちに向けた「日本の指導要領」に基づく学習はもちろんのこと、英語力をしっかり身につけられるカリキュラムもあります。
日本人学校で英語学習が充実しているのは嬉しい取り組みですよね。
ニュージャージー日本人学校では少人数のよさをいかし、いろいろな学校行事や教育の場でたて割り活動を行っています。
初等部1年生から中等部まで、まるで一つの家族のようなアットホームな雰囲気の学校です。
この記事が、ニュージャージーへの駐在や海外移住の予定があるお子さんとご家庭の参考になればうれしいです。