ニューヨーク日本人学校の評判口コミは?学費や生徒数など詳しく解説
ニューヨーク日本人学校ってどんな学校なんだろう?
学費や生徒数、実際の評判を知りたい!
海外在住の鈴木みおです。
娘二人が現地補習校に通っていて、小・中学部の補習校の保護者として9年間経験しています。
ニューヨーク日本人学校は、北米で一番古い歴史を持つ日本人学校ですね。
この記事では、駐在や海外移住でニューヨーク日本人学校を検討しているお子さんとご家庭に向けて、気になる学費や学校の様子、評判口コミなどを詳しく紹介します。
ニューヨーク日本人学校の基本情報
学校名 | ニューヨーク日本人学校 |
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学校所在地 | コネチカット州グリニッチ |
対象学年 | 初等部1年~6年、中等部7年~9年 |
創立年 | 1975年 |
公式サイト | https://www.gwjs.org/ |
2022年2学期より、グリニッチのリバーサイドへ校舎移転しました。
ニューヨーク日本人学校の評判口コミ
主な日本の学校との違いとしては子供自体があるけど、治安がよくないということから、登校はスクールバスがメインでした。
どうしてもスクールバスを利用できない場合は、生徒は親の車や親の同伴が必要な場合があります。
私が一番大変だなと思っていたところは、毎日の授業の時間が7時間もあるというところが一番大変でした。
一コマの授業が40分ほどで、授業がとても大変だったというのを覚えています。
私が通っていた学校は転入と提出が非常に激しいことからお別れ歓迎会などが毎週ありました。
1年で帰国する子供なども非常に多く、なかなか友達を作るタイミングが難しかったです。
(当時小3在籍の本人、独自アンケートより)
ニューヨーク日本人学校の学費・費用
入学金 | $1,100 |
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年間授業料 | 初等部$14,316 中等部$16,056 |
年間教材費 | 初等部$690 中等部$990 |
年間バス代 | $4,140 |
体育着代 | $12 |
支払い方法 | 年間で3期ごとの納入 1期:4~7月分 2期:8~11月分 3期:12~3月分 |
3学期からの転入生は、3期からの費用の支払いになります。
ニューヨーク日本人学校の生徒数
ニューヨーク日本人学校には、初等部と中等部があります。
また初等部、中等部とともに「アップル学級」という特別支援学級もあります。
小中一貫で支援学級があり、発達障害などのお子さんの受け入れ体制が整っているのは心強いですね。
ニューヨーク日本人学校の全校生徒数は、ホームページ上では公表されていませんが、
週刊NY生活によると2021年の全体生徒数は102名。
2022年度の新入生は初等部1年生10名、中等部7年生11名というデータがありました。
全体生徒数でみれば小規模な学校ですが、アットホームな環境で心配りが行き届いた学校生活が送れそうですね。
ニューヨーク日本人学校の特徴は?
ニューヨーク日本人学校の教育内容は日本の認可条件による教育基準を満たしています。
そのため日本とアメリカのどちらの学校でも編入することが可能です。
日本語での教育カリキュラムが充実していて、帰国後も困らないように学力向上を目指しています。
これからの時代をたくましく生きる実践力を身につけた国際色豊かな児童生徒の育成を目標としています。
体験型の文化交流がさかん
ニューヨーク日本人学校では学校行事も充実して行われています。
その中でも特徴的なのは、現地校との交流です。
学年ごとに定期的に行われていて、英語を実践する場としても活用しています。
中等部9年生が別の学校へ訪問し学校間交流をしたり、スポーツ交流としてサッカーやバスケットボールの試合や練習を行ったりしています。
現地校を体験できるのは、グローバルな視点を持つために大切なこと。
日本人学校だけでは経験することができないアメリカ文化に触れられる貴重な機会ですね。
同年代のアメリカの学生と話をすることで、お互いの文化について理解が深まるきっかけになると思います。
単に英語と日本語が話せるだけでなく、日本とアメリカのバイカルチュラルという貴重なスキルを身につけることができますね。
校外学習、修学旅行など行事も豊富
ニューヨーク日本人学校では年に数回、学年ごとに校外学習が行われています。
初等部5年生は宿泊学習、6年生と中等部は修学旅行があり、アメリカ社会に触れる体験がたくさんあります。
校外活動は教室の中では学べないことに触れられるよい機会だと思います。
充実した学校行事は子どもたちにとって理想的な学習環境ですね。
【主な校外学習】
初等部1年生
- 6月、生活科移動教室でGreenwich Point
- 9月、生活科移動教室でStamford Museum & Nature Center
2年生
- 9月、生活科移動教室でThe Maritime Aquarium
3年生
- 社会科で、年数回の移動教室(校外学習)を予定
4年生
- 9月、社会科移動教室でBush-Holley House、Council Rock
5年生
- 5月、ニューヨーク州フロストバレー2泊3日の宿泊学習
6年生
- ボストン方面へ2泊3日の修学旅行
- 社会科移動教室として国連訪問
中等部7、8年生
- フィラデルフィア、ランカスター、ワシントンD.C.を訪れる3泊4日の修学旅行
一人ひとりの力に応じた英語教育の充実
ニューヨーク日本人学校では初等部1年生から中等部9年生まで全学年において英語教育に力を注いでいます。
初等部は週4時間、中等部は週5時間、ネイティブスピーカーとバイリンガルスピーカーの講師から生きた英語を学んでいます。
英文法だけでなく実践的な英語表現を習得できるのは、子どもたちにとって使える英語を身につける大きな手助けになりますね。
また1学年を習熟度別に3クラスに分けて、少人数できめ細かい指導を行っています。
小中一貫教育で学年をまたいで交流できる
ニューヨーク日本人学校では、小中学生が同じ校舎で学習する小中一貫教育を行っています。
異なる年齢、異なる学年を意図的、計画的に交流することで豊かな人間性を育てることができます。
生徒たちからは、
- 学年関係なく仲良くなれる
- 低学年から高学年まで一緒に活動する場面がたくさんある
- いろいろな学年と遊ぶことができる
- 1年生から9年生までの交流が深く、みんな仲がいい
といった声があがっています。
学校イベントでも、
- 初等部の生徒たちが集まって新1年生を迎える会を開催
- スクールピクニック
など、学年の枠を超えて仲を深めることができる学校行事も豊富です。
また小中一貫で設けられている特別支援学級「アップル学級」があり、学年が変わっても環境を変えず支援が受けられるのは子どもにとっても嬉しいことです。
小規模な学校だからこそできる、みんなの顔がわかる学校生活は海外で貴重な体験になりますね。
ニューヨーク日本人学校の学費、生徒数などのまとめ
ニューヨーク日本人学校の学費や生徒数、特徴などについて詳しくご紹介しました。
ニューヨーク日本人学校は、小中一貫教育を行っていてアットホームな雰囲気の学校です。
初等部、中等部でたくさんの交流があり、1年生から9年生まで仲の良い学校というのはとても魅力的ですね。
海外で勉強することは特別な環境です。
そんな環境の中で出会う友だち、先生、学校生活は子どもたちの心身に大きな影響を与えます。
ニューヨーク日本人学校で経験したことは忘れられない思い出としてずっと心に残ります。
この記事が、ニューヨークへの駐在や海外移住の予定があるお子さんとご家庭の参考になればうれしいです。