フランス

パリ日本人学校の評判口コミは?学費や生徒数など詳しく解説

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パリ日本人学校ってどんな学校なんだろう?

学費や生徒数、実際の評判を知りたい!

鈴木みお
鈴木みお

海外在住の鈴木みおです。

娘二人が現地補習校に通っていて、 小・中学部の補習校の保護者として9年間経験しています。

パリ日本人学校は、フランスのパリにある日本人学校ですね。

この記事では、駐在や海外移住でパリ日本人学校を検討しているお子さんとご家庭に向けて、気になる学費や学校の様子、評判口コミなどを詳しく紹介します。

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パリ日本人学校の基本情報

学校名日仏文化学院パリ日本人学校
学校所在地フランス、パリ
対象学年小学部1年生~中学部3年生
設立年1973年
公式サイトhttp://www.parinichi.com/

パリ日本人学校の評判口コミ

最初は日本人学校と現地校と悩みましたが、結局は現地校に通わせて土曜日に補習校に通わせていました。

しかし、やはり現地語の方が流暢になって日本語が疎かになってしまい、せっかく補習校に通わせているのに意味がないと思ってパリ日本語学校に編入しました。

国語の授業の進行も早くてついていくのがいっぱい状態でしたが、なんとか頑張れたので日本語が維持できたのがよかったです。

やはり日本の教育が受けられるので、親も皆さん頑張っていました。

(小学2年生~4年生在籍の保護者、独自アンケートより)

パリ日本人学校の学費・費用

※2022年度の場合
※日本円は2022年11月のレート(1ユーロ=144円)で計算

入学金900ユーロ(約129,600円)
授業料年間4,440ユーロ(約639,400円)
バス負担金月額240ユーロ(約34,600円)
※利用月のみの支払い
支払い方法年間授業料を12か月で分割して学期ごとの支払い

パリ日本人学校と周辺の学校事情

パリ日本人学校以外の在外教育施設

パリ近郊には、パリ日本人学校以外に国語教育を行っている複数の補習校があります。

パリ日本語補習校は日本政府援助対象となっている日本語補習授業校です。

水曜日クラスと土曜日クラスがあり、約150人の生徒がパリ市内の小学校を使用して国語の授業を行っています。

年齢別ではなく、生徒の日本語の能力に応じたクラス編成をしています。

エベイユ学園日本語補習授業校の小学部は1クラス12人を上限とした少人数制。

日本の就学年齢に準じて学年分けを行っています。

授業は日本の教科書にそって国語学習を中心に進めています。

また中学部は日本の中学校教科書にそった学習ではなく、生徒たちの日本語レベルに合わせた授業を行なっています。

現地校

フランスでは、幼稚園(école maternelle)は3歳から5歳、小学校(école primaire)は6歳からの5年間、中学校(collège)は4年間、18歳までの3年間が高等学校(lycée)となっています。

3歳から16歳(高等学校1年)までの13年間が義務教育です。

公立校は学区制になっていて居住地によって学校が決まります。

国籍に関係なく公立学校の学費は無料です。

国の補助金制度を導入した私立校もあり、基本的に幼稚園から小中高の一環教育になるためエスカレーター式で上がってきます。

学費は学校によって異なります。

学区制ではなく学校を選ぶことができますが、編入の場合は小学校や中学校の成績によって入学の可否が決まります。

授業内容は原則として公立校と同じですが、語学など独自のカリキュラムを取り入れている学校もあります。

インターナショナルスクール

パリ近郊には多くのインターナショナルスクールがあります。

イギリス式とアメリカ式、国際バカロレア(IB)資格を取得できる学校など選択肢がさまざまです。

多くの学校がフランス語と英語のバイリンガル教育を行っています。

学費は年間7,000ユーロ〜15,000ユーロ(約1,008,000円〜約2,160,000円)で、年間20,000ユーロ〜30,000ユーロ(約2,880,000円〜約4,320,000円)ほどかかる学校もあります。

学校の規模や学年によって費用が異なります。

パリ日本人学校の生徒数

パリ日本人学校は、小学部と中学部があります。

2022年度の生徒数は以下のとおりです。

【小学部】

  • 1年生:21人
  • 2年生:20人
  • 3年生:26人
  • 4年生:14人
  • 5年生:32人
  • 6年生:15人

小学部は各学年一クラス、全生徒数は128人です。

【中学部】

  • 1年生:10人
  • 2年生:9人
  • 3年生:6人

中学部は各学年一クラス、全生徒数は25人です。

小、中学部の全生徒数は153人です。

パリ日本人学校の特徴は?

もともとはエッフェル塔が見えるパリ16区トロカデロ広場のすぐ近くにあったパリ日本人学校の小学部。

現在は小学部、中学部ともにパリ近郊のモンティニ=ル=ブルトンヌに移転しています。

開校50周年を迎える歴史ある日本人学校です。

SDG’Sの視点によるグローバル教育の実施

パリ日本人学校ではフランス語学習を小学部1年生から中学部2年生まで行っています。

フランス語だけでなく小学部の英語学習でもレベル分けをして外国語の学びやすい環境を作っています。

現地語の習得、現地交流、体験学習などを通してグローバル教育に力を入れています。

また東京オリンピックに続く開催国パリで学んでいるという機会を生かし、「オリパラ教育」にSDG’Sの視点を加え、探究学習のテーマとしています。

生徒と教員が一丸となってパラ卓球の世界大会の応援をしたり、学校行事として全校生徒で取り組んでいます。

校外での体験学習が充実

パリ日本人学校は学年ごとに行われる体験学習が充実しています。

中学部によるプロバンス地方への4泊5日の宿泊学習では、たくさんのユネスコ世界遺産に接することができます。

小学部のベルサイユ庭園の遠足をはじめ、オランジェリー美術館、ポンピドゥー近代美術館、オルセー美術館、ロダン美術館などへの見学など世界的に有名な観光地で体験学習が行われます。

めぐまれた環境で校外学習が行われ、幼少期から歴史的な建物や芸術にふれられるのはとても素晴らしい体験ですね。

日本食のお弁当が毎日注文できる

給食がないため、各自お弁当を持参します。

パリ日本人学校では日本食を中心としたお弁当を注文することができます。

小弁当8ユーロ、大弁当10ユーロです。

毎日のお弁当作りは親の負担にもなります。

毎朝、学校で注文できるのでお弁当の準備ができなかったときにも便利です。

また子どもたちの口に合う日本食のお弁当も嬉しいですね。

パリ日本人学校の学費、生徒数などのまとめ

パリ日本人学校の学費や生徒数、特徴などについて詳しくご紹介しました。

パリは世界一の観光都市です。

設立当初はパリの中心地トロカデロ広場の近くにあったパリ日本人学校。

現在はベルサイユ宮殿の近隣に移転し、広大な敷地と広々とした校舎になりました。

歴史的建造物や芸術、スポーツなど体験学習を通してフランス文化を身近に感じることができます。

それはパリ日本人学校で過ごした貴重な体験になりますね。

この記事が、パリへの駐在や海外移住の予定があるお子さんとご家庭の参考になればうれしいです。

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海外スクールじてん編集長
海外在住者のリアルな声や体験談を元に、世界の日本人学校や日本語補習校の情報をまとめています。
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