ペナン日本人学校の評判口コミは?学費や生徒数など詳しく解説


ペナン日本人学校ってどんな学校なんだろう?
学費や生徒数、実際の評判を知りたい!

海外の補習授業校で講師をしていたHinakoです。
約6年間中高生を対象に指導をしてきました。
ペナン日本人学校は、マレーシアのペナン島にある日本人学校ですね。
この記事では、駐在や海外移住でペナン日本人学校を検討しているお子さんとご家庭に向けて、気になる学費や学校の様子、評判口コミなどを詳しく紹介します。
ペナン日本人学校の基本情報

学校名 | ペナン日本人学校 |
学校所在地 | マレーシア・ペナン島 |
対象学年 | 小学校1年生~中学3年生 |
創立年 | 1974年 |
公式サイト | https://sites.google.com/mypjs.com/home?pli=1 |
ペナン日本人学校の評判口コミ
人数が少ないので全員仲良くなり、グループからの孤立やいじめなどの問題は聞きません。
また学校行事などで全員が色々なことに挑戦していくのは、少人数だからこその強みだと思います。
少人数だからこそ一人ひとり全ての子に役割があるので、行事の見応えも抜群です。
司会進行などでリーダシップを発揮したり、変わった楽器に挑戦したり、ダンスや歌のソロパートがあったりと、個性が伸びます。
ただしピカピカに綺麗な環境というわけにはいかない場所がほとんどですので、和式トイレを使えること、小さな虫や多少の汚れには慣れる必要があります。
そういう国に住んでいるのだから慣れるべきだし、不満には思っていません。むしろ、どんな環境でもポジティブに頑張れる子に育ってくれそうだと感じています。
(小4から現在まで在学中の保護者、独自アンケートより)

ペナン日本人学校の学費・費用

※2022年度の場合
※日本円は2022年11月のレート(RM1(1マレーシアリンギット)=31円)で計算
入学金 | RM4,500(約140,000円) ※1回限り |
授業料 | 月額RM1,070(約33,000円) |
学校施設設備拡充費 | 月額RM100(約3,100円) |
バス利用料 | 月額RM240(約7,400円) |
父母会費 | 年額RM35(約1,100円) ※一世帯ごと |
支払方法 | 4月から3カ月ごとに、4回に分けて納入(銀行振込) レシートのコピーを学校に提出 |
ペナン日本人学校と周辺の学校事情
ペナン日本人学校以外の在外教育施設
マレーシアにはペナン日本人学校の他に、
- クアラルンプール日本人学校
- ジョホール日本人学校
- コタキナバル日本人学校
の4つの日本人学校と、
- ペナン日本人補習授業校
- ペラ補習授業校
の2つの補習校があります。
ペナン島の中にあるのは、ペナン日本人学校とペナン日本人補習授業校だけです。
現地校
マレーシアでは満7歳~12歳までの6年間の初等教育、13歳~17歳までの5年間の中等教育、その後に大学予備教育が前期後期各1年ずつという教育制度を取っています。
公立学校は3種類あり、マレー語で教えるマレー系・中国語で教える中国系・タミル語で教えるインド系と別れています。
ただし、どの学校でもマレー語は必須科目となっています。学費はほぼ無料です。
基本的にマレーシア人以外の外国人で、マレーシアの公立学校に入学可能な条件は、
「就労ビザを持つ親の子ども」
「ロングステイビザの保持者(帯同の子ども)」
「マレーシア人とのミックスの子ども」
のどれかに当てはまることと、ウェイティングのない学校を希望することとなっています。
手続きもかなり煩雑なため、駐在でマレーシアに行く日本人家庭のお子さんは、あまり現地校にはいかない傾向があります。
ローカルの私立学校や宗教学校も存在します。ローカルの私立学校では英語教育に力を入れていることが多いです。また、施設もかなり充実しています。
インターナショナルスクール
マレーシアにはたくさんのインターナショナルスクールが存在します。
特徴としては授業料が比較的安いという事があげられます。学校にもよりますが、入学金が10~70万円、年間の授業料が30万円~300万円です。
ペナンにあるインターナショナルスクールは授業料が年間150万円以下の学校が多いです。
ペナンだけで10校以上のインターナショナルスクールがあるので、希望するご家庭なら憧れのインターナショナルスクールにお子さんを通わせるチャンスとも言えますね。
ペナン日本人学校の生徒数

2022年4月現在、小学部81名、中学部28名の計109名が在籍しています。
ペナン日本人学校の特徴は?
ペナン日本人学校の伝統行事「ペスタ ブンガ ラヤ」
ペナン日本人学校では、冬に学習発表会の「ぺスタ ブンガ ラヤ」という行事を行っています。
各学年でアイデアを出し合い、十分に練習を重ねて発表会に臨みます。
みんなで一丸となって取り組む大イベントです。出し物は学年によって異なり、お芝居をしたり楽器を演奏したり歌を歌ったりと様々です。
ペナン日本人学校に関わる全ての人が楽しみにしている文化的イベントです。
マレー語講座や現地校との交流会を実施
ペナン日本人学校ではイベントとしてマレー語の講座が開講されます。
講師は普段ESL(中学校から始まる英語の授業とは別に、小学部1年から週2回実施されている英会話の授業)を担当していることもあり、生徒たちは戸惑う様子もなく授業にスムーズに参加することができています。授業は英語で行われます。
通常の英語の授業は3~4つの能力別グループを作って指導しますが、マレー語講座は3名の講師がティームティーチングで実施されます。
さらに、現地校との交流も行っており、子どもたちがマレーシアの文化に触れ理解する場を積極的に提供しています。
立地を生かした水泳指導
マレーシアは赤道付近ということもあり、年間の平均気温が最低27℃、最高33℃となっており、1年中真夏のような気温です。
その立地を生かし、通年で水泳の授業が行われています。体育の授業のうち、週1回は水泳をしています。毎年2月には水泳記録会が行われます。
ペナン日本人学校の学費、生徒数などのまとめ
ペナン日本人学校の学費は、入学料と入学保証金が合わせて約14万円、授業料が年間に約40万円、スクールバス利用代が年間約8万円ほどかかります。生徒数は小学部が約80名、中学部が30名ほどです。
マレーシアの気候を活かし、水泳の授業が通年で行われています。
マレーシアの言語や文化に触れることもでき、国際社会で生きるという事を肌で感じる事ができるでしょう。