深圳日本人学校の評判口コミは?学費や生徒数など詳しく解説
深圳日本人学校ってどんな学校なんだろう?
学費や生徒数、実際の評判を知りたい!
海外の補習授業校で講師をしていたHinakoです。
約6年間中高生を対象に指導をしてきました。
深圳日本人学校は、香港に隣接する大都市深圳にある日本人学校ですね。
この記事では、駐在や海外移住で深圳日本人学校を検討しているお子さんとご家庭に向けて、気になる学費や学校の様子、評判口コミなどを詳しく紹介します。
深圳日本人学校の基本情報
学校名 | 深圳日本人学校 |
学校所在地 | 中国・深圳 |
対象学年 | 小学部1年生~中学部3年生 |
設立年 | 2008年 |
公式サイト | http://www.jsszcn.com/ |
深圳日本人学校の口コミ評判
(準備中)
深圳日本人学校の学費・費用
※2022年度の場合
※支払いはドル建て
※日本円は2022年12月のレート(1元=19.5円)で計算
入学金 | 10,000元(約195,000円) |
授業料 | 年額 45,600元(約889,000円) |
通学バス | 月額 1,100元(約21,500円) |
通学バス入会金 | 100元(約1,950円) |
教材費 | 小学部:年額 1,100元(約21,500円) 中学部:年額 850元(約16,600円) |
支払方法 | 銀行振込 |
深圳日本人学校と周辺の学校事情
深圳日本人学校以外の在外教育施設
深圳日本人学校の周辺には、広州日本人学校と深圳日本人補習校、珠海日本人補習校があります。
広州日本人学校は小学部1年から中学部3年の生徒が在籍しています。
全日制の学校で、在籍数は2021年現在、小学部が209名、中学部が58名の計267名です。通学バスが利用できます。
学費は入学金が10,000元(約195,000円)、授業料が月間3,700元(約72,600円)(年額約87万円)です。
深圳日本人補習校は小学部1年から中学部3年の生徒が通っています。週によって土曜または日曜のどちらかに授業をしています。
また深圳には京進深圳校という日本の学習塾があります。日本の学校に進学予定の方は、受験情報を豊富に持っている塾を活用しています。
現地校
現地校では授業が全て中国語で行われています。よって、お子さんが授業についていけるだけの中国語力がない場合、入学をお断りされてしまうこともあるようです。
中国は日本よりも受験戦争が厳しく、現地校でも大量に宿題を出される傾向があります。そのため、ご家庭でお子さんの宿題を見てあげる時間がかなりかかり、学校から出された中国語の課題を親御さんが読み解いて教える場面も多く出てきます。
また中国では授業内容が日本と異なる場合があり、将来的に日本の高校・大学への進学を希望する場合にはギャップが生じてしまうため、注意が必要です。
中国語が十分に理解でき、今後は中国に永住、または中国の大学へ進学する予定があるご家庭は現地校を選択することがありますが、そうでない場合は日本人学校かインターナショナルスクールを選択することが多いようです。
インターナショナルスクール
深圳にはいくつかのインターナショナルスクールがあります。
中でも日本人の在籍数が多いのが、蛇口インターナショナルスクール(SIS)とQSIインターナショナルスクールです。
どちらの学校も大変面倒見の良い学校で、安心して通わせることができます。
ただし学費はどちらも年間350万円ほどと高額です。会社で学費を負担してくれる制度を利用して通われる方も多いようです。
深圳日本人学校の生徒数
2022年4月時点では
- 小学部168名
- 中学部52名
合計 220名となっています。
深圳日本人学校の特徴は?
学校全体が仲良くなる縦割り班活動
深圳日本人学校では、小学部1年生から中学部3年生までの縦割り班活動を行っています。
昼食を一緒に食べたり、清掃活動をしたり、校外学習に出かけたりと共に過ごす時間を増やすことで、学年の垣根を越えて子どもたちが交流できますね。
水泳学習や運動会は近隣施設を借りて実施
深圳日本人学校は、商業特区となっている深圳の街の中にあります。
元々商業ビルだった場所を改築して校舎を作ったため、小さな運動場はあるものの、プールや体育館といった施設はありません。
そのため近隣の公共施設やマンションの設備、市民体育館などを借りて水泳教室や運動会を行っています。
中国語や中国の文化を理解するための活動も充実
深圳日本人学校では中国語の授業もあります。
現地での生活に困らないよう中国語の練習をした上で、覚えた言葉を現地校との交流会で実践することもできます。
また言語だけでなく、西遊記のショーや変面などの観劇、二胡の観賞など、中国の文化に触れる芸術鑑賞会も実施されています。
深圳日本人学校の学費、生徒数などのまとめ
深圳日本人学校の学費は、入学金が約20万円、授業料が年額約89万円です。生徒数は小学部が168名、中学部が52名の合計220名の中規模校です。
200名以上が在籍する中規模校ではありますが、小学部1年から中学部3年までの縦割り班活動があるため、学年の枠を超えて子どもたちが協力して仲良く学校生活を送ることができますね。
日本語での授業はもちろんのこと、中国語や中国文化を学ぶ授業や行事も充実しており、中国で暮らすための基盤づくりもバッチリできます。