スラバヤ日本人学校の評判口コミは?学費や生徒数など詳しく解説
スラバヤ日本人学校ってどんな学校なんだろう?
学費や生徒数、実際の評判を知りたい!
海外在住の鈴木みおです。
娘二人が現地補習校に通っていて、 小・中学部の補習校の保護者として9年間経験しています。
スラバヤ日本人学校は、インドネシアのジャワ島にある日本人学校ですね。
この記事では、駐在や海外移住でスラバヤ日本人学校を検討しているお子さんとご家庭に向けて、気になる学費や学校の様子、評判口コミなどを詳しく紹介します。
スラバヤ日本人学校の基本情報
学校名 | スラバヤ日本人学校 |
学校所在地 | インドネシア、スラバヤ |
対象学年 | 幼稚部、小学部1年生~中学部3年生 |
設立年 | 1979年 |
公式サイト | https://www.surabayajapaneseschool.com/ |
スラバヤ日本人学校の口コミ評判
(準備中)
スラバヤ日本人学校の学費・費用
※2022年度の場合
※日本円は2022年12月のレート(1ルピア=0.0085円)で計算
入学金 | 4,620,000ルピア(約39,300円) |
月額保育料 | 幼稚部:3,630,000ルピア(約30,900円) |
月額授業料 | 小・中学部:2,904,000ルピア(約24,700円) |
月額施設使用料 | 2,904,000ルピア(約24,700円) |
支払い方法 | 銀行振込 |
その他費用としては、学校維持援助金と建設負担金は小・中学部の生徒(家庭)が対象で、東ジャワジャパンクラブの法人会員、個人会員によって金額が異なります。
また入学には東ジャワジャパンクラブの会員であることが条件となります。
スラバヤ日本人学校と周辺の学校事情
スラバヤ日本人学校以外の在外教育施設
インドネシア国内には全日制の日本人学校は3校あります。
ジャカルタ日本人学校は全校生徒683人の大規模な学校で、幼稚部、小・中学部の一貫教育を行っています。
チカラン日本人学校の生徒数は全校生徒数106人の中規模校で2019年に新しく設立されました。
バンドン日本人学校は、全校生徒16人の世界の在外教育施設の中でもっとも小規模な学校のひとつです。
補習校はバリ日本語補習授業校があります。
授業は月曜日〜金曜日の放課後16:00〜18:00に行われています。小学部は国語が必須教科、算数が選択教科です。
中学部は必須教科として国語、選択教科として数学と社会があります。選択教科の社会は1、2年生は合同で地理と歴史、3年生は公民を学習します。
月謝は約3,000円〜6,000円で選択科目数によって異なります。
現地校
インドネシアの義務教育は日本と同じ小学校6年間、中学校3年間の計9年間です。
教育文化省が管轄している一般学校(スコラ)と、宗教省の管理下のイスラム学校(マドラサ、プサントレン)があります。
小学校ではインドネシアの国是とされているパンチャシラの5原則(神への信仰、人道主義、インドネシア統一、民主主義、社会正義)を学習することが義務付けられています。
公立校の場合、小・中学校の学費は無料です。
インドネシアの高校には、一般高校、イスラム高校そして職業高校があります。
小学校、中学校、高等学校の最終学年で卒業するための統一国家試験が実施され、基準点に達しない場合は留年することになります。
インターナショナルスクール
スラバヤのインターナショナルスクールにはアメリカ式、イギリス式、シンガポール式、国際バカロレア(IB)プログラムを実施している学校があります。
スラバヤ・ヨーロピアンスクール(Surabaya European School)は17か国の学生たちが学んでいます。
幼稚部ではモンテッソーリ教育、小学部ではケンブリッジ・プライマリ・カリキュラムとインターナショナル・プライマリ・カリキュラム(IPC)、中学部ではケンブリッジ式(IGCSE) およびAレベルプログラムを組み合わせて実施しています。
少人数制でクラスの人数は4人〜16人、上限は18人までとなっています。
スラバヤ日本人学校の生徒数
スラバヤ日本人学校には、幼稚部と小学部、中学部があります。
2020年度の小・中学部の生徒数は51人です。
各学年の生徒数は公表されていません。
スラバヤ日本人学校の特徴は?
「スラバヤタイム」で現地インドネシアを学べる
スラバヤ日本人学校では、総合的な学習の時間を使った「スラバヤタイム」でインドネシアにちなんだ学習を行っています。
各学年がそれぞれ関心を持ったテーマについて一年間を通して追究していきます。
例えば、インドネシアとマレーシアが世界的な産地であるパーム油の栽培がもつ課題について考え、輸入する日本とインドネシアの関係についての学習をしているそう。
また3学期には一年間の学習の成果を発表する「スラバヤタイム報告会」を行っています。
学年を超えて問題意識をもち、それぞれの成果を共有することができる学習機会ですね。
国際文化交流会を実施している
スラバヤ日本人学校では日本とインドネシアの文化や伝統、芸術を発表する国際文化交流会を実施しています。
2021年度は小学部1、2年生が「オペレッタスイミー」、小学部4年生が「句会」、中学部が「日本とインドネシアの国歌について」学習発表を行いました。
小学部5年生はフェアトレードの学習を生かして、世界のみんながどうすれば幸せになれるかをテーマにした朗読劇を日本語とインドネシア語で披露しました。
UNESA大学日本語学科の学生も参加して太鼓を演奏しました。
子どもたちにとって国際交流の意義と大きな達成感が感じられる発表会ですね。
ネイティブ講師によるインドネシア語の授業がある
スラバヤ日本人学校では週一回インドネシア語の学習が行われています。
日本語の話せるネイティブスピーカーの講師が生活に密着した会話や表現を中心に教えています。
授業は子どもたちの語学力に応じたグループ分けがされていて、歌やゲーム、レストランでのオーダーの仕方など、楽しみながら学習できるように工夫しています。
ネイティブ講師による語学学習を通じてインドネシアの文化や習慣を身近に感じることができますね。
校外学習の機会はインドネシア語を聞いたり話したりする実践の場となっています。
スラバヤ日本人学校の学費、生徒数などのまとめ
スラバヤ日本人学校の学費や生徒数、特徴などについて詳しくご紹介しました。
海外生活では言葉や宗教の違いだけでなく生活環境、衛生観念そして治安についても不安を感じます。
同じアジアでもまったく異なる文化のインドネシア。
スラバヤ日本人学校では総合的な学習の時間を使って現地理解教育を積極的に行っています。
子どもたちがお互いの文化を理解し受け入れること、それがグローバルな視点をもった国際交流につながります。
海外に住むということがきっとすばらしい体験として心に残るはずです。
この記事が、スラバヤの駐在や海外移住の予定があるお子さんとご家庭の参考になればうれしいです。