スイス公文学園高等部の評判口コミは?学費や生徒数など詳しく解説


スイス公文学園高等部ってどんな学校なんだろう?
学費や生徒数、実際の評判を知りたい!

海外の補習授業校で講師をしていたHinakoです。
約6年間中高生を対象に指導をしてきました。
スイス公文学園高等部は、スイスのレザンにある全寮制の高校ですね。
この記事では、スイス公文学園高等部を検討しているお子さんとご家庭に向けて、気になる学費や学校の様子、評判口コミなどを詳しく紹介します。
スイス公文学園高等部の基本情報

学校名 | スイス公文学園高等部 |
学校所在地 | スイス・レザン |
対象学年 | 高等部1~3年生 |
創立年 | 1982年 |
公式サイト | https://www.klas-ac.jp/ |
スイス公文学園高等部の評判口コミ
(準備中)
スイス公文学園高等部の学費・費用

※2023年度の場合
※日本円は2022年11月のレート(CHF1=144円)で計算
入学金 | 600,000円 |
授業料 | CHF20,000(約2,880,000円) |
学校活動費 | CHF9,500(約1,368,000円) |
寮費・食費 | CHF11,000(約1,584,000円) |
施設費 | CHF7,500(約1,080,000円) |
年間学納金合計 | CHF48,000(約6,912,000円) |
学納金は2回(6月末と12月末)に分けてスイスフランで納入します。
【その他の費用】
日本医療保険料 | 約CHF1,500(約216,000円) |
制服 | 約CHF125(約18,000円) |
学生滞在許可証申請費及び学生滞在税 | 約CHF475(約68,400円) |
日本からの教科書購入費 | 約CHF75~200(約8,200~28,800円) |
日本以外からの教科書購入費 | 約CHF150~450(約21,600~64,800円) |
スポーツセンター年会費・スキーパス | 約CHF500(約72,000円) |
冬季一時帰国費用 | CHF1,400(約201,600円) |
こちらの費用は、学納金外個人支出預かり金として事前に年間CHF5,000(約720,000円)を学校が預かって管理をしてくれるので、都度支払う必要はありません。
また個人のお小遣いは、生徒が現地の銀行で口座を開設し、保護者が送金した金額を自己管理で使うことができます。
スイス公文学園高等部と周辺の学校事情
スイス公文学園高等部以外の在外教育施設
スイスにはスイス公文学園高等部以外に、全日制で小学部・中学部のあるチューリッヒ日本人学校があります。
学費は入学金がCHF1,000(約144,000円)、授業料が年間CHF8,030(約1,156,000円)です。
生徒数は2020年現在、小学部が15名、中学部が4名の合計19名です。
補習校としては、チューリッヒ日本人学校補習校とジュネーブ補習授業校があります。
チューリッヒ日本人学校補習校はチューリッヒ日本人学校と同じ場所にあります。
チューリッヒ日本人学校補習校は土曜日に授業を行っており、幼稚部から高等部、国語クラス、国際部があります。2022年現在、在籍児童生徒数は総数189名です。
入学金はCHF400(約57,600円)、授業料は幼稚部が年間CHF1,670(約240,500円)、国語クラスと国際部が年間CHF1,850(約266,400円)、小中高等部が年間CHF2,100(約302,400円)かかります。
ジュネーブ補習授業校は幼児部から高等部まであり、2022年現在、生徒数は合計で372名です。
入学金がCHF400(約57,600円)授業料は月額CHF110~232(約15,800~33,400円)(※学年・履修科目によって異なる)です。
現地校
スイスの公立校は地域色が大変強く、連邦レベルで統一されているのは就学の開始年齢や学習期間、義務教育の年数などの大きな枠組みだけで、教育方針は州によってそれぞれ異なります。
スイスの公用語は、フランス語・ドイツ語・ロマンシュ語・イタリア語の4つあり、どの言語がメインになるかも気を付けなければいけないポイントの1つです。
また小学校でも留年制度があります。義務教育期間は交通費や教材費も無料ですが、高校からは個人負担が必要で、年間約45万円ほどかかります。
高校では飛び級で入学した生徒や、職業訓練校から進路変更をして入学してきた生徒などがおり、日本と比べて学生の年齢層が広くなっています。
インターナショナルスクール
スイスのインターナショナルスクールは、世界でもトップクラスのエリートが集まることで知られています。
英語のレベルはTOEFLで60点以上(英検で換算すると準1級以上)を求められることが多いです。学費は全寮制の場合で年間800~1000万円ほどかかります。
スイス公文学園高等部の生徒数

2022年7月時点では、各学年、約45名程度が在籍しています。
それ以外に転入生や留学生の受け入れもしているため、全校では180名ほどが在籍しています。
スイス公文学園高等部の特徴は?
入試のレベルは偏差値50以上が目安
スイス公文学園高等部の偏差値は、入試方法が日本の高校とは違うため正確に測ることはできませんが、中学校では中位以上の成績であることが望まれているため、偏差値50以上を目安に考えると良いでしょう。
入試は国語・数学・英語の筆記試験がありますが、面接試験を重視しています。
倍率は公表されていませんが、日本から遠く離れたスイスという土地で3年間の寮生活を送れるかどうかを判断して、入試結果を出しているようです。
学費を助ける独自の奨学金制度
スイス公文学園高等部では、独自の奨学金制度があります。
12月入試の出願時に申請し、成績優秀と認められた場合には奨学金が支給されます。
支給額と人数は、年間1,000,000円及びCHF2,500(約360,000円)の枠が4名、年間CHF7,500(約1,080,000円)の枠が3名以内です。
これ以外に公文認定テスト最終教材終了テスト1科目以上合格者かつ公文式学習進度及び12月入試で優秀と認められた生徒は学納金が半額(約350万円)免除になる枠もあります。
こちらは3名以内で、奨学金返還の必要はありません。
バイリンガル教育が充実している
入学時は全く海外経験がなかった生徒でも実践的な英語力が身に付けられるよう、スモールステップのカリキュラムが組まれています。
生活で必要な英語だけでなく、一般教科を英語で学んだり課外活動を英語で行ったりと、英語圏の大学でも通用するような高度な英語力を目指すことができます。
英語の授業は平均して毎日3時間以上あり、生きた言葉として英語学習ができるのが魅力ですね。
有名大学への進学実績あり
学校推薦や総合型入試での大学合格実績があり、慶應義塾大学や早稲田大学、国際基督教大学などの日本の有名大学や、アメリカ・カナダ・イギリスなどの海外の大学へ進学する生徒が多いです。
スイス公文学園高等部の学費、生徒数などのまとめ
スイス公文学園高等部の学費は、入学金60万円、授業料が年額約700万円、学納金外個人支出預かり金が約72万円です。
生徒数は全校合わせて180名ほどです。入学時の英語力はそれほど求められず、海外での寮生活に耐えられるかどうかを重視されます。独自の給付型奨学金制度もあります。
日本の高校の卒業資格が取得できますが、海外の大学へ進学するための学力も身に付きます。寮生活を通して自主性や自立心が高まり、心身ともに成長することが期待できますね。