ウィーン日本人学校の評判口コミは?学費や生徒数など詳しく解説
ウィーン日本人学校ってどんな学校なんだろう?
学費や生徒数、実際の評判を知りたい!
海外在住の鈴木みおです。
娘二人が現地補習校に通っていて、 小・中学部の補習校の保護者として9年間経験しています。
ウィーン日本人学校は、オーストリアの首都ウィーンにある日本人学校ですね。
この記事では、駐在や海外移住でウィーン日本人学校を検討しているお子さんとご家庭に向けて、気になる学費や学校の様子、評判口コミなどを詳しく紹介します。
ウィーン日本人学校の基本情報
学校名 | ウィーン日本人国際学校 |
学校所在地 | オーストリア、ウィーン |
対象学年 | 小学部1年生~中学部3年生 |
設立年 | 1978年 |
公式サイト | https://www.japaneseschool-wien.at/ |
ウィーン日本人学校の口コミ評判
(準備中)
ウィーン日本人学校の学費・費用
※2022年度の場合
※日本円は2022年12月のレート(1ユーロ=144円)で計算
入学金 | 500ユーロ(約72,000円) |
月額授業料 | 小学部:518ユーロ(約74,600円) 中学部:562ユーロ(約80,900円) |
施設費 | 634ユーロ(約91,300円) ※編入時、1家庭ごと |
学校協会入会金 | 8ユーロ(約1,200円) ※編入時、1家庭ごと |
学校協会費 | 月額2ユーロ(約300円) ※1家庭×その年度の3月までの月数 |
その他費用 | PTA会費として月額3ユーロ(約450円) ※1家庭ごと、現金にて別途集金 |
ウィーン日本人学校と周辺の学校事情
ウィーン日本人学校以外の在外教育施設
ウィーン周辺には、日本語を話す子供の会ウィーン補習授業校があります。
幼稚部は年少クラス、年中クラス、年長クラス、小学部は小1クラス、小2クラス、小3と小4クラス、そして上級生クラスになります。
年度は9月から6月となっていて現地校に合わせたスクールスケジュールです。
2022年/2023年度の前期授業料は約14,800円で、年間授業日数は36日程度、授業は金曜日の午後に行われています。
現地校
オーストリアの教育制度は、小学校の準備期間として5歳から就学前教育がはじまります。
小学校はフォルクスシューレ(Volksschule)といって4年制です。
小学校4年で卒業すると8年制の一般教育を行うギムナジウム(Gymnasium)か、4年制の中学校ノイエミッテルスシューレ(Neue Mittelschule)に進学します。
義務教育は6歳から9年間で、公立校は原則として授業料は無料です。
大学進学にはマツラ(Matura)という高校卒業試験に合格する必要があります。
一部の学部をのぞき大学入試はなく、マツラ(Matura)の結果で希望する大学へ入ることができます。
大学には一般大学と専門大学があり、専門技術大学や教育大学と選択肢があります。
国立大学はオーストリア国籍の学生は基本的に学費がかかりません。
インターナショナルスクール
オーストリアのインターナショナルスクールにはアメリカ式、ドイツ式、国際バカロレア(IB)プログラムを実施する学校があります。
音楽を専門とするインターナショナルスクールもあります。
ウィーン・インターナショナルスクール(Vienna International School)は、ウィーン日本人学校に隣接するインター校です。
幼稚園から高等学校まで同じキャンパスで116か国以上、約1400人の生徒が学んでいます。
小学部では国際バカロレアの初等教育プログラム(PYP)、6年生〜10年生は国際バカロレア中等教育プログラム(MYP)、11年生と12年生は国際バカロレア ディプロマプログラム(IBDP)を実施しています。
授業料は約200万円〜350万円で学年によって異なります。
アメリカン・インターナショナルスクール・ウィーン(American International School Vienna)はアメリカのカリキュラムと11年生と12年生に国際バカロレア(IB)ディプロマプログラム を提供しています。
幼稚園、小・中学部、高等学校の一貫教育を行っていて、約70か国の学生が学んでいます。
全校生徒数は約800人で、一クラスの平均人数は18人です。
授業料は約180万円〜330万円で学年によって異なります。
ウィーン日本人学校の生徒数
ウィーン日本人学校には、小学部と中学部があります。
生徒数は公表されていません。
ウィーン日本人学校の特徴は?
体験入学として60日間までの短期入学も可能
ウィーン日本人学校は日本および近隣の諸外国からの体験入学を受け入れています。
体験入学の期間は最大で60日。
現地校やインター校の休暇を利用して入学することができます。
日本語の維持や学校生活を体験する目的だけでなく、本帰国の前に日本式の学習環境に慣れ、編入がスムーズに行えるよう活用することもできます。
一日あたりの授業料は、小学部41ユーロ(約5,900円)、中学部44ユーロ(約6,300円)です。
入学式や卒業式、各学年の社会科見学、スケート教室、運動会、持久走記録会、学習発表会など学校行事にも在校生といっしょに参加できます。
積極的に体験入学を受け入れてくれることは、日本人向けの在外教育施設が少ない地域として嬉しい制度ですね。
図書室が開放されている
ウィーン日本人学校の図書室は誰でも利用できます。
事前にメールまたは電話で利用したい日時を申請します。
利用時間は平日の放課後から16:30(水曜日は15:30)まで、夏季や冬季、年度末の長期休暇のときも決められた日時で貸し出しが行われています。
貸出期間は2週間で、一回に5冊まで借りることができます。
学校関係者以外の日本人が図書室を利用できるのはウィーン日本人学校ならではの取り組みですね。
ネイティブ講師によるドイツ語と英会話の授業がある
ウィーン日本人学校では小学部3年生からドイツ語と英会話の授業を週2時間行っています。
小学部1、2年生は週1時間の英会話、中学部は週4時間の英語の授業プラス週2時間の英会話の時間があります。
校外学習では地元のショッピングセンターや施設見学に出かけ、買い物をしたり、あいさつをしたり現地の人と交流することでドイツ語を話す実践の場として活用しています。
英語検定やドイツ語検定を実施しているので積極的にチャレンジすることができますね。
ウィーン日本人学校の学費、生徒数などのまとめ
ウィーン日本人学校の学費や生徒数、特徴などについて詳しくご紹介しました。
ウィーン日本人学校は少人数制をいかして一人一人の個性に応じたきめ細かな学習指導を行っています。
ウィーン市内の名所、旧跡で全校写生会を行ったり、スキー教室では宿泊学習の中で集団生活を経験します。
学校全体の行事では、たて割り班で行うことも多く小学生から中学生まで仲のよいウィーン日本人学校だからできる取り組みですね。
この記事が、ウィーンへの駐在や海外移住の予定があるお子さんとご家庭の参考になればうれしいです。