シンガポール

シンガポール日本人学校の評判口コミは?学費や生徒数など詳しく解説

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シンガポール日本人学校ってどんな学校なんだろう?

学費や生徒数、実際の評判を知りたい!

hinako
hinako

海外の補習授業校で講師をしていたHinakoです。

約6年間中高生を対象に指導をしてきました。

シンガポール日本人学校は、チャンギ校とクレメンティ校の2校を持つアジア有数の大規模日本人学校ですね。

この記事では、駐在や海外移住でシンガポール日本人学校を検討しているお子さんとご家庭に向けて、気になる学費や学校の様子、評判口コミなどを詳しく紹介します。

\海外での家庭学習、どうする?/

まつもと
まつもと

海外での学校生活は、日本では体験できない学び方やコミュニケーション経験ができる良さがありますよね。

一方で、日本との違いやギャップに戸惑い悩むお子さん・ご家庭も多いのではないでしょうか?

「補習校や塾だけでは学力が心配
「補習校には通うのが難しい」
「帰国後の受験対策をしておきたい」
「日本の学習指導要領に合った勉強をさせたい」

このようなご家庭におすすめなのが、海外子女に対応していオンライン学習のすららです。

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まつもと
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シンガポール日本人学校の基本情報

学校名シンガポール日本人学校
学校所在地シンガポール
対象学年小学校1年生~中学校3年生
創立年1964年
公式サイトhttps://www.sjs.edu.sg/

シンガポール日本人学校の評判口コミ

父親の転勤がきっかけですが、英語は生活圏で使うため、学校は日本語で学べるところにしたかったそうです。

実際に日本人の友達も多く、日本に帰ってきてからも関係が続いているため、通ってよかったと思います。

またシンガポールと日本の文化について幼い頃から学べたのも、日本に帰ってきてから不自由なく過ごせた理由だと思うため、良い経験でした。

(当時小1〜3で在籍の本人、独自アンケートより)

父の転勤で家族でシンガポールに行くことになり、日本の教育を受けさせたいという父の意向で小4で編入しました。

校舎が非常に大きくて開放感もあり、校庭も広くて子供としてはただひたすら楽しい毎日でした。

学校のすぐ隣にモスクがあり、お昼の礼拝前にアザーン(礼拝を呼びかける歌)が流れるのですが、それをきっかけにお腹が空いてくるというパブロフ現象を自覚したのもこの学校ならでは。

カリキュラムや行事は日本の学校とほとんど変わらないと思いますが、こういった細々したことで異文化を生活の中で当たり前に感じられる素晴らしい環境です。

(当時小4〜6で在籍の本人、独自アンケートより)

現地生活は英語および中国語なので日本語の取得が難しい状況でした。

また親自身の考えとして日本語取得は必須であると考えたので補習校へ入学させました。

日本人のお友達とも関わる事ができる良い機会でもあるため通わせました。

日本在住の子供と同じ教科書がもらえ、それを使用した授業展開がなされている事は良い面だと思います。

また日本の文化やイベント事も(例:ひな祭り、七夕など)授業中に学ぶ機会が多くありました。数年通うと、一通り日本についての知識は身につくと思います。

不満なことは、親のサポートが多く必要だということです。

宿題や授業内容の家庭でのサポート、時には親が国語の先生をやるくらいの熱意が必要です。

(小1〜3在籍の保護者、独自アンケートより)

とにかく広くて校舎は立派、また教員も熱心でした。

それが入学のきっかけになったのですが、一方で海外にきてまで日本人村のようなところに在校することがだんだんと窮屈になっていったのも事実です。

実際お母さん同士の話題は、と言えばいつも誰々さんが帰国後は有名中学に入ったとか、夫の仕事と収入をにおわす話題ばかり。

日本にいる時以上の村社会ぶりを経験しました。

その後は思い切ってインターナショナルスクールへ転校させましたが、こちらの方が子供はのびのびしていったように思います。

人間はやはり多種多様な考えを持つ方はいいと心底体験しました。

(小1〜4在籍の保護者、独自アンケートより)

シンガポール日本人学校の学費・費用

※2022年度の場合
※日本円は2022年10月のレート(1シンガポールドル=101円)で計算

【小学部・中学部共通】

入学金・勤務先が日本人会法人会員の登録あり:S$ 1,070.00(約108,000円)
・勤務先が日本人会法人会員の登録なし:S$ 3,852.00(約389,000円)
・勤務先が外資系企業や個人の場合  S$ 1,070.00(約108,000円)
施設費S$ 2,675.00(約270,000円)
寄付金企業寄付金・または個人寄付金の納付必須
支払い方法初回のみ小切手・2回目以降銀行口座より自動引き落とし

【小学部の月額費】

授業料s$561.75(約57,000円)
施設費s$139.10(約14,000円)
2か月分合計
(5,11,2月編入)
S$ 1,401.70(約142,000円)
3か月分合計
(4,7,10,1月編入)
S$ 2,102.55(約212,000円)
4か月分合計
(6,9,12,3月編入)
S$ 2,803.40(約283,000円)

【中学部の月額費】

授業料S$ 636.65(約64,000円)
(グローバルクラスはS$ 936.25(約95,000円))
施設費S$ 139.10(約14,000円)
2か月分合計
(5,11,2月編入)
S$ 1,551.50(約157,000円)
グローバルクラスの場合:S$ 2,150.70(約217,000円)
3か月分合計
(4,7,10,1月編入)
S$ 2,327.25(約235,000円)
グローバルクラスの場合:S$ 3,226.05(約326,000円)
4か月分合計
(6,9,12,3月編入)
S$ 3,103.00(約313,000円)
グローバルクラスの場合:S$ 4,301.40(約434,000円)

【スクールバス利用料】

入会金
(1家庭につき)
S$ 10.70(約1,100円、GST含む)
出資金
(1家庭につき)
S$ 100.00(約10,100円)
月額利用料(1人につき・小中一律)S$ 209.72(約21,200円)

※出資金は退会時に返還

シンガポール日本人学校の周辺の学校事情

日本人学校以外の在外教育施設

シンガポールにはシンガポール日本人学校以外に、全日制の在外教育施設はありません。

現地校

シンガポールの現地校に通わせるには条件があります。

シンガポールの現地校はシンガポールの国民と永住権を持っている人を優先的に入学させるので、永住権を持たない日本人は外国人枠を利用することになり、定員割れをしている学校の三次募集のみ申請可能です。

学費も外国人料金を取られます。

小学校は月額S$ 763(約77,000円)、中学校はS$ 1420(約143,000円)です。(2020年現在)

入学時に1学年だけであれば学年を下げて入学することもできます。

小学校1年生で入学する場合は無試験ですが、2年生以上は英語と算数の編入試験があります。

また、在学中に英語だけでなく中国語が必須となります。

以上の理由より、途中からの転入でシンガポールのトップ校に入ることは不可能な状態です。家の近くの学校に通えるという保証もありません。

シンガポールの現地校は詰め込み式の教育方針なので、学習量がかなり多いです。もちろん宿題もとても多くなります。

そのせいか、シンガポールは教育熱心な家庭がとても多いです。

シンガポールの教育水準は世界的に見てもとても高いですので、永住権を取得している場合は入学を検討しても良いかもしれません。

インターナショナルスクール

シンガポールは小さな国ですが、インターナショナルスクールは20校以上存在します。

昔はイギリス領だったこともあるため、イギリス系のインターナショナルスクールが多いです。

英語に自信が無い場合は、日本人が多く在籍している学校に入学し、英語に慣れた頃に別のインターナショナルスクールに転入するという手もあります。

インターナショナルスクールの傾向としては、イギリス系・インド系はキッチリと学習指導をし、しつけも厳しいです。

アメリカ系は前者と比較し、のびのびと自由な校風の学校が多いです。

学費は課外活動費を除いても年間で300~400万円ほどかかります。

これ以外にバス代や各種アクティビティに必要な経費が加算されていきます。

しかし、近年授業料が年間200万円以下の比較的安価な授業料のインターナショナルスクールも増えており、学校の評判も良いことから人気が高まっています。

シンガポール日本人学校の生徒数

学年ごとの詳細な生徒数は不明ですが、おおよそ各学年130~170名が在籍しています。

全校生徒数

  • クレメンティ校 約800名
  • チャンギ校   約950名
  • 中学部     約500名

合計      約2250名

※2022年4月現在

シンガポール日本人学校の特徴は?

世界有数のマンモス日本人学校!小学校はチャンギ校とクレメンティ校の2校

シンガポール日本人学校は小・中合わせて2250名が在籍するという、世界でも有数のマンモス校です。

小学部に関しては学区制が敷かれており、シンガポールを東西に二分し、東側の学区にチャンギ校、西側の学区にクレメンティ校があります。

シンガポールは東京23区とほぼ同じ面積です。場所的には東半分に住む方は江戸川区にある学校に、西半分に住む人は港区の学校に通学するようなイメージです。

スクールバスのバス停が点在しているので、バス通学を選択すれば問題なく通う事ができます。

教育レベルが非常に高い

シンガポール日本人学校は教育のレベルが非常に高いことでも有名です。

中学部の卒業生は、同じくシンガポールにある早稲田渋谷シンガポール校に入学することが多いです。

早稲田渋谷シンガポール校は、早稲田大学への推薦枠があるため、大変人気が高い学校で、近隣の国からも生徒が入学します。

帰国して高校に入学する場合も、有名進学校への進学率が高いです。

保護者の期待に応えるべく、日本人学校の先生方の教務レベルも非常に高いものとなっています。

特別支援学級がある

在外教育施設としては大変珍しいですが、心身に障害のあるお子さんのための特別支援学級が準備されています。

2023年度からは中学部にも支援級が設置される予定です。

中学部にはグローバルクラスがある

中学部では、日本語で授業を行うメインストリームクラスの他に、グローバルな人材を育成すべく、授業の半分を英語で行うグローバルクラスが開設されています。

定員は30名ほどで、入学には英語の試験で指定の結果を出している必要があります。(英検3級など)

試験は書類選考・学科試験(理科・数学各30分)作文(30分)面接となっています。

通常の授業の他に、国際教養ゼミや課外学習などが追加されます。

年度の変わり目で、グローバルクラスからメインストリームクラスへ編入することもできます。

シンガポール日本人学校の学費、生徒数などのまとめ

シンガポール日本人学校の学費はメインストリームクラスが年間約70万円、中学部のグローバルクラスが年間約120万円(どちらも入学時一時金として40~70万円)で、スクールバスを利用する場合は更に年間24万円ほどかかります。

生徒数は世界有数のマンモス校ということもあり、クレメンティ校に800名、チャンギ校に950名、中学部に500名の計2250名が在籍しています。

教育レベルが非常に高く、日本の進学校にも引けを取りません。そのため、中学部卒業後は有名高校へ進学する生徒が非常に多いです。

英語教育も盛んで、特に中学部のグローバルクラスは授業の半分は英語で行われています。

シンガポール日本人学校で学ぶ事で、国際社会で活躍できる能力を身に付けられるのではないでしょうか。

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海外スクールじてん編集長
海外在住者のリアルな声や体験談を元に、世界の日本人学校や日本語補習校の情報をまとめています。
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