マニラ日本人学校の評判口コミは?学費や生徒数など詳しく解説


マニラ日本人学校ってどんな学校なんだろう?
学費や生徒数、実際の評判を知りたい!

海外在住の鈴木みおです。
娘二人が現地補習校に通っていて、 小・中学部の補習校の保護者として9年間経験しています。
マニラ日本人学校は、フィリピンのマニラにある日本人学校ですね。
この記事では、駐在や海外移住でマニラ日本人学校を検討しているお子さんとご家庭に向けて、気になる学費や学校の様子、評判口コミなどを詳しく紹介します。
\海外での家庭学習、どうする?/

海外での学校生活は、日本では体験できない学び方やコミュニケーション経験ができる良さがありますよね。
一方で、日本との違いやギャップに戸惑い悩むお子さん・ご家庭も多いのではないでしょうか?
「補習校や塾だけでは学力が心配」
「補習校には通うのが難しい」
「帰国後の受験対策をしておきたい」
「日本の学習指導要領に合った勉強をさせたい」
このようなご家庭におすすめなのが、海外子女に対応しているオンライン学習のすららです。

自宅のパソコンやタブレットで学習できるすららは、海外在住の生徒さんも多く、世界中の日本人学校でも採用されている実績のある教材です。
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「帰国前から準備しておけばよかった…」とならないためにも、まずはすらら公式サイトをチェックしておきましょう!
マニラ日本人学校の基本情報
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学校名 | 在フィリピン日本国大使館附属マニラ日本人学校 |
学校所在地 | フィリピン、マニラ |
対象学年 | 小学部1年生~中学部3年生 |
設立年 | 1968年 |
公式サイト | https://www.mjs.ph/ |
マニラ日本人学校の評判口コミ
父が三菱電気に勤めており、海外赴任に家族でついていきました。
家の近くの公園にスクールバスがくるので、通学は楽でした。
校舎はきれいで、冷房は大きいのがあり、先生は日本人なので、全く不便は感じませんでした。
暑いので、プールの授業はよくあった記憶があります。プールも大小ふたつありました。
授業のスピードは速いです。日本に帰国した時、自分の学力がかなり高く、教科書が進んでいるのを実感しました。
おそらく日本に帰国しても不自由のないように、先生方がしっかり教えてくださっていたのだと思います。
(小2〜5在籍の本人、独自アンケートより)

マニラ日本人学校の学費・費用

※2022年度の場合
※日本円は2022年11月のレート(1ペソ=2.43円)で計算
入学金 | 24,000ペソ(約58,300円) |
月額授業料 | ・小学部:16,000ペソ(約38,900円) ・中学部:16,300ペソ(約39,600円) |
施設費 | 月額6,000ペソ(約14,600円) |
教材費 | 4,220ペソ~17,290ペソ(約10,300円~約42,000円) ※学年によって異なる |
傷害保険金 | 500ペソ(約1,200円) |
PTA会費 | 一世帯600ペソ(約1,500円) |
その他費用 | 入学時に寄付金の納入あり(金額は個人、企業、政府関係機関によって異なる) |
支払い方法 | 学校事務室にて現金か小切手による支払い、または学校指定の銀行口座振込 |
マニラ日本人学校と周辺の学校事情
マニラ日本人学校以外の在外教育施設
フィリピンにはマニラ日本人学校以外にセブ日本人補習授業校があります。
セブ日本人補習授業校には小学部と中学部があり、毎週土曜日の3時間、年間で約150時間の授業を行っています。
日本の教科書を使って国語や算数を中心に学ぶ「教科書クラス」と、日本語の習得を目的とした「日本語クラス」に分かれています。
現地校
フィリピンの学校制度は、1・6・6制。
義務教育は幼稚園1年、初等教育6年、中等教育6年の13年間です。
新学期は6月に始まり、1学期6月〜8月中旬、2学期8月中旬〜10月、3学期11月〜12月、4学期1月〜3月の4学期制になっています。
公立校は授業料が無料ですが、対象はフィリピン国籍の子どもです。
英語教育は幼稚園からはじまり、小学校高学年になると基本的に各科目の授業を英語で行います。
またほとんどの学校には制服があります。
私立校は教育カリキュラムや学校設備が整っているため、裕福な家庭の子どもや外国人が多く通います。
学校によってそれぞれ特色があり、語学学習を重点的に行っていたり、スポーツに力を入れていたり、モンテッソーリのメソッドを行っていたりさまざまです。
授業は英語で行われるため、インターナショナルスクールに近いプログラムの学校もあります。
インターナショナルスクール
インターナショナルスクールにはイギリス式、アメリカ式、シンガポール式など欧米系とアジア系の学校があります。
国際的なカリキュラムのもとで英語力を身につけられるため人気があり、学校によっては簡単に編入できず入学まで時間がかかってしまう場合があります。
幼稚園、小学部、中学部、高等学校の一貫教育が一般的です。
インターナショナルスクールマニラ(International School Manila)は幼稚園から12年生まで約2100人の生徒が学んでいます。
アメリカ式のカリキュラムで、11年生と12年生の生徒は国際バカロレア(IB)ディプロマを取得するか、特定のコースを受講して部分的なディプロマを修了するかを選択できます。
ブリティッシュスクールマニラ(British School Manila)は、幼稚園(3歳)から13年生(18歳)までの生徒にイギリス式教育を行っている学校です。
毎年40以上の国籍の学生、約900人を受け入れています。
インターの学費は学年にもよりますが、約200万円〜400万円ほどです。
多くの学校に英語話者でない生徒のための課外プログラムがあり、別途費用がかかります。
マニラ日本人学校の生徒数

マニラ日本人学校は、小学部と中学部があります。
2022年度の生徒数は以下のとおりです。
【小学部】
- 1年生:42人
- 2年生:50人
- 3年生:36人
- 4年生:36人
- 5年生:49人
- 6年生:23人
小学部全体の男子生徒数は118人、女子生徒数は118人です。
【中学部】
- 1年生:25人
- 2年生:14人
- 3年生:14人
中学部全体の男子生徒数は24人、女子生徒数は29人です。
学校全体の生徒数は289人です。
マニラ日本人学校の特徴は?
マニラ日本人学校はフィリピンにある唯一の全日制日本人学校です。
文部科学省の認定校として日本国内と同じ教育内容を行っていますが、国際交流や語学学習、水泳など多くの特色ある教育活動を取り入れています。
ネイティブによる英会話の授業がある
マニラ日本人学校では、小学部1〜6年生は週2時間、中学部は週1時間の英会話の授業があります。
英語力に応じて6クラスに分け、生徒たちのレベルに合った授業が行われています。
会話力を伸ばすことに力を入れ、フィリピン人の英会話講師が指導にあたっています。
日常生活で英語を使う機会が多いこともあり、生徒たちの英会話を身につけるスピードはとても速いです。
年3回、学校内で英検を実施していて低学年から5級、4級、3級を受験する生徒も多くいます。
また高学年の生徒が準2級に合格する割合も高くなっています。
フィリピンにいながら無理なく高い英語力を身につけることができますね。
年間通して水泳の授業がある
1年中あたたかい気候のマニラ。
その気候を生かして全学年が週1時間の水泳授業を行っています。
年間35時間の水泳時間を設定し、水泳担当の教員と2名の水泳コーチ(現地スタッフ)が各クラスを3つの能力別に分け、レベルごとの指導をしています。
毎年7月には、学校の屋外プールで水泳記録会・水泳大会が行われます。
日本で泳げなかった生徒でも個々のレベルに合わせた指導によって泳力を身につけることができます。
学校の敷地が広く施設や校舎が充実している
マニラ日本人学校の敷地面積は約4,000坪。
開放感のある3階建ての校舎があり、普通教室や英会話室、第1・2音楽室、図工室、図書室、会議室などすべての教室と第一体育館にエアコンが設置されています。
1年を通して気温や湿度の高いマニラですが、整った設備で快適な学校生活がおくれますね。
全クラスに50型の電子黒板、学年に1台の書画カメラが導入され、校内全体にインターネット環境も整備されています。
二つの体育館とプールがあり、広々とした校庭など学校設備がとても充実しています。
マニラ日本人学校の学費、生徒数などのまとめ
マニラ日本人学校の学費や生徒数、特徴などについて詳しくご紹介しました。
マニラ日本人学校では国際理解、そして現地理解教育に力を入れています。
フィリピンのインターや現地校と交流し、日本の文化を伝えたり英語でのコミュニケーションをはかる機会がたくさんあります。
小学部一年生から英会話の授業があるので、生徒たちの英語力はとても高くなっています。
現地でも日常的に英語が使われているので、実践的な英語が身につくことは心強いですね。
この記事が、マニラへの駐在や海外移住の予定があるお子さんとご家庭の参考になればうれしいです。