ジャカルタ日本人学校の評判口コミは?学費や生徒数など詳しく解説
ジャカルタ日本人学校ってどんな学校なんだろう?
学費や生徒数、実際の評判を知りたい!
海外在住の鈴木みおです。
娘二人が現地補習校に通っていて、小・中学部の補習校の保護者として9年間経験しています。
ジャカルタ日本人学校は、充実した学校施設を持つインドネシアの日本人学校ですね。
この記事では、駐在や海外移住でジャカルタ日本人学校を検討しているお子さんとご家庭に向けて、気になる学費や学校の様子、評判口コミなどを詳しく紹介します。
\海外での家庭学習、どうする?/
海外での学校生活は、日本では体験できない学び方やコミュニケーション経験ができる良さがありますよね。
一方で、日本との違いやギャップに戸惑い悩むお子さん・ご家庭も多いのではないでしょうか?
「補習校や塾だけでは学力が心配」
「補習校には通うのが難しい」
「帰国後の受験対策をしておきたい」
「日本の学習指導要領に合った勉強をさせたい」
このようなご家庭におすすめなのが、海外子女に対応しているオンライン学習のすららです。
自宅のパソコンやタブレットで学習できるすららは、海外在住の生徒さんも多く、世界中の日本人学校でも採用されている実績のある教材です。
- お子さんの学力に合った無学年式学習
- ゲーム感覚で楽しく続けられる教材
- 現役塾講師コーチによる個別サポート
など、お子さんの学力や特性に合わせて楽しく学習できるのが最大の良さですね。
資料請求や入会などは全てWeb上で完結でき、世界中どの国からでも利用OK。
「帰国前から準備しておけばよかった…」とならないためにも、まずはすらら公式サイトをチェックしておきましょう!
ジャカルタ日本人学校の基本情報
学校名 | ジャカルタ日本人学校 |
---|---|
学校所在地 | インドネシア、ジャカルタ |
対象学年 | 幼稚部、小学部1年生~中学部3年生 |
創立年 | 1969年 |
公式サイト | https://www.jjs.or.id/ |
ジャカルタ日本人学校の評判口コミ
父親の海外赴任のため同校に転入しました。
学校はジャカルタ中心部から少し離れており、学校独自のスクールバスで通学します。
通学中のバスの中ですごす時間も楽しかったようです。
コロナ禍前は行事が様々あり、体育祭などは小学部中学部合同で開催され約1000人規模で行われます。
保護者も参加し、大人も子供も本気のため、とても楽しい行事です。
異なる学年の児童との交流も多く、幼い頃のコミュニケーション術の形成に大きく影響したと思います。
(小2保護者、独自アンケートより)
ジャカルタ日本人学校の学費・費用
入学金 | 4,620,000ルピア(約4万3,890円) |
---|---|
年間授業料 | ・幼稚部:55,440,000ルピア(約52万6,680円) ・小学部、中学部:47,880,000ルピア(約45万4,860円) |
年間施設使用料 | ・幼稚部:7,560,000ルピア(約7万1,820円) ・小学部、中学部:12,600,000ルピア(約11万9,700円) |
PTA会費 | ・幼稚部:250,000ルピア(約2,375円) ・小学部、中学部:150,000ルピア(約1,425円) |
学校維持会 | ・個人会員の入会金:38,100,000ルピア(約36万1,950円) ・法人会員の入会金:非公表 ・年会費(賛助会費):非公表 |
※2022年度の場合
※日本円は2022年10月のレート(1ルピア=0.0095円)で計算
支払いは請求書に記載された口座番号に振込みます。
またジャカルタ日本人学校に編入学する際には、学校維持会への入会が条件となっています。
法人会員、個人会員ともに入会金、年会費(賛助会費)がかかります。
年会費(賛助会費)、法人会員の入会金について公表されていませんので学校へ問い合わせが必要です。
ジャカルタ日本人学校の生徒数
ジャカルタ日本人学校は、幼稚部と小学部、中学部があります。
2021年度の生徒数は以下のとおりです。
幼稚部の生徒数
- 年少4歳児:37人(2クラス)
- 年長5歳児:50人(2クラス)
幼稚部全体の男子生徒数は37人、女子生徒数は50人
小学部の生徒数
- 1年生:24人
- 2年生:21人
- 3年生:30人
- 4年生:34人
- 5年生:36人
- 6年生:28人
小学部全体の男子生徒数は87人、女子生徒数は86人
中学部の生徒数
- 1年生:25人
- 2年生:25人
- 3年生:23人
中学部生全体の男子生徒数は29人、女子生徒数は44人
幼稚部は87人、小学部173人、中学部73人、全体生徒数は333人の中規模の日本人学校ですね。
ジャカルタ日本人学校の特徴は?
ジャカルタ日本人学校は学習内容、授業時数を日本の公立学校と同じように学習指導要領に基づいた教育を行っています。
学力の育成だけでなく力を注いでいるのは、心とからだ、そしてグローバルな人材の育成。
インドネシアで学ぶことの素晴らしさを知り、豊かな人権感覚と国際性を持った教育活動を進めています。
体育祭など全校生徒で取り組む学校行事がさかん
ジャカルタ日本人学校は小学部と中学部がいっしょに活動する学校行事が盛り上がっています。
体育祭は小中の全9学年が力を合わせて取り組む学校の中心的イベントのひとつです。
一か月ほど前から準備が始まり、高学年が低学年に応援指導したり、学年合同のダンスの練習が行われます。
学年を横断したチーム分けがされていて、リレーや競技でチームの優勝を目指します。
体育祭を通して上級生と下級生のつながり、学年を超えた一体感、そして達成感は生徒たちの忘れられない思い出になりますね。
生徒たちが、がんばって作り上げた体育祭を見ていると保護者は感動します。
子どもたちの成長を感じることのできる行事ですね。
また生徒主体で作り上げていくJJSフェスティバルという文化祭のようなイベントもあります。
学年ごとに学習していることの発表会や音楽演奏、体験ブースなど催し物を企画し運営します。
小学部、中学部で合同開催することで交流がより一層深まりますね。
日ごろの練習の成果を発揮できるパフォーマンス大会など盛り上がりが期待できます。
インドネシアの言葉や文化を学べる授業がある
ジャカルタ日本人学校ではインドネシアの言語や文化について理解することにも重点を置いています。
小学部1、2年生は生活科、小学部3年から中学部3年までは総合の時間を使ってインドネシアの文化に触れる授業があります。
小学部3年生からはネイティブの先生からインドネシア語を学習する授業がスタートします。
学年ごとに現地校を訪問したり、ジャカルタ日本人学校に招待したり交流もさかんです。
現地の子どもたちと接することでインドネシア文化の理解、そして日本文化を伝えることができますね。
幼稚部では日本語の話せるインドネシア人の先生もいて幼少期からインドネシア文化に触れ合う機会があります。
学校の施設や設備が充実している
ジャカルタ日本人学校の敷地面積は79,192㎡(約東京ドーム1,7個分)とかなり広く、小学部棟2棟、中学部棟1棟の3階建て校舎が3棟あります。
各棟が渡り廊下でつながり吹き抜けのある風通しのよい構造です。
小学部、中学部ごとに運動場、体育館、プール、コンピューター室があります。
年間を通じて30度前後の高温多湿な気候が続くジャカルタということもあり、全教室と特別教室、中学部体育館に冷房が完備されています。
設備が充実しているので快適な学校生活を送ることができますね。
広い校庭には、サッカー場、テニスコート、土俵があります。
野球やサッカー、陸上競技などスポーツ系の部活も活発に行われ、部活動を実施する設備も整っています。
幼児教育の環境が整った幼稚部がある
ジャカルタ日本人学校は幼稚部が併設されています。
子どもたちがのびのびと活動できる仕切りの壁が少ない開放的な園舎。
園舎の前にはグランドがあり、元気に走り回るには十分な広さです。
遊具や砂場で遊ぶこともできます。
日本やインドネシアの文化に触れる行事があり、現地幼稚園と交流する機会もあります。
学習や行事を通じて日本とインドネシアの違いを楽しむ保育を行っています。
小さなころから多文化に接することで、理解が深まりグローバルな視点が育めますね。
また文部科学省の幼稚園教育要領に基づいた教育課程を実施しているので日本国内と同じ幼児教育を受けられます。
幼稚部では夏祭りや運動会、餅つき、豆まきなど日本の行事も充実。
4、5歳の幼少期はとくに日本の歌や本、季節行事など日本の文化に触れる機会がたくさんほしいですよね。
ぶんぶんごまや版画制作、凧あげなど日本ならではの工作や遊びもあって楽しく活動できます。
海外に住んでいて私も幼児教育の大変さを実感していたので、きちんと日本の行事や文化を体験できるのは嬉しいですね。
ジャカルタ日本人学校の学費、生徒数などのまとめ
ジャカルタ日本人学校の学費や生徒数、特徴などについて詳しくご紹介しました。
ジャカルタ日本人学校は幼稚部から小学部、中学部と連携した学校教育を行っている学校です。
日本の文化だけでなくインドネシア文化を理解する学習や現地校との交流がさかんなので、グローバルな視野を持った成長が期待できます。
海外で生活していると日本で当たり前に行われている文化祭や運動会などが特別なイベントになります。
体育祭やJJAフェスティバルなど学校行事を通して生徒同士の絆が深まるのが魅力ですね。
この記事が、ジャカルタへの駐在や海外移住の予定があるお子さんとご家庭の参考になればうれしいです。