クアラルンプール日本人学校の評判口コミは?学費や生徒数など詳しく解説


クアラルンプール日本人学校ってどんな学校なんだろう?
学費や生徒数、実際の評判を知りたい!

海外在住の鈴木みおです。
娘二人が現地補習校に通っていて、 小・中学部の補習校の保護者として9年間経験しています。
クアラルンプール日本人学校は、マレーシアの大都市クアラルンプールにある日本人学校ですね。
この記事では、駐在や海外移住でクアラルンプール日本人学校を検討しているお子さんとご家庭に向けて、気になる学費や学校の様子、評判口コミなどを詳しく紹介します。
\海外での家庭学習、どうする?/

海外での学校生活は、日本では体験できない学び方やコミュニケーション経験ができる良さがありますよね。
一方で、日本との違いやギャップに戸惑い悩むお子さん・ご家庭も多いのではないでしょうか?
「補習校や塾だけでは学力が心配」
「補習校には通うのが難しい」
「帰国後の受験対策をしておきたい」
「日本の学習指導要領に合った勉強をさせたい」
このようなご家庭におすすめなのが、海外子女に対応しているオンライン学習のすららです。

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クアラルンプール日本人学校の基本情報
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学校名 | 在マレーシア日本国大使館附属・クアラルンプール日本人会日本人学校 |
学校所在地 | マレーシア、クアラルンプール |
対象学年 | 幼稚部、小学部1年生~中学部3年生 |
設立年 | 1966年 |
公式サイト | https://jskl.edu.my/ |
クアラルンプール日本人学校の評判口コミ
親の仕事の関係で入学しました。小学1年から5年まで在学していました。
スクールバスが出ていたので登校には問題はなかったが、当時の自分の乗るバスは古かったのかよく路上で故障してなかなか帰れなかったのを覚えています。
そうすると、現地のドライバーと英語で話をしたりするので自然と英語が身につくようになったのはよかったと思います。
授業は日本語でやるが英語の授業が当時からあったので読み書きや会話が全てネイティブだったので日本に帰ってきてからの英語の授業に違和感はありました。
大変でもあったけど現地の人と話す機会が多かったので、今でも外国人と話をしても特に不自由がないのはいい経験だったと思います。
(小1〜5在籍本人、独自アンケートより)

父の仕事(家電メーカー製造)で海外赴任が決まり、家族でマレーシア・クアラルンプールに移住しました。
それまでは所謂田舎に住んでおり小学校も1クラスだったので、いろいろな都道府県の子と接することがとても新鮮でした。
また、ハーフの子や現地の職員さんも多くいたため異文化に触れることができ貴重な経験だったなと思います。
送迎もスクールバスがあり安全でした。また、転勤で来る方はおおよそ住むコンドミニアムが同じで安心です。
コンドミニアムにはスーパーや飲食店、ジムやテニスコートもありとても快適な暮らしでした!
(小4~小6在籍本人、独自アンケートより)

家族でマレーシアに移住したことがきっかけでクアラルンプール日本人学校に入学しました。
実際に通って良かったことは日本人学校であってもマレーシアの中にあるので、
マレーシアの自然に触れるような課外授業があったり、工場などの職場見学ができたり、また民族衣装を着て登校できる日があったりと貴重な体験がさせてもらえることです。
通常の国語、数学などの教科の授業の様子は日本国内の学校と変わりませんが、ECの授業は現地の先生が本場の英語の発音で発音の方法をしっかりと教えてくれるので、発音も良くなり、耳が英語に慣れてきます。
通学方法は家の近所からバスが出ていればバス通学か、各家庭で自主送迎をします。
日本人の中で学校生活を送れて、海外にいる気分も味わえるため、日本と現地の良い所どりだと思います。
ただし不満だったことは、日本人学校の先生はあくまで公務員なので学費を払う側からすると、お金を払ってるにも関わらず、先生が上から目線で生徒に接することだと思います。それ以外の点はいいと思います。
(小1~中3在籍の保護者、独自アンケートより)

クアラルンプール日本人学校の学費・費用

※2022年度の場合
※日本円は2022年11月のレート(1リンギット=30.67円)で計算
【幼稚部】
入園金 | 2,000リンギット(約61,400円) |
保育料 | 月額1,700リンギット(約52,100円) ※教材費を含む |
PTA会費 | 1人あたり月額8リンギット(約250円) |
学校維持資金負担金 | 月額300リンギット(約9,200円) |
バス費用 | 月額397.5リンギット(約12,200円) ※4ヵ月分を一括支払い |
【小、中学部】
入学金 | 4,000リンギット(約122,700円) |
月額授業料 | 小学部:1,180リンギット(約36,200円) 中学部:1,240リンギット(約38,000円) ※非常食負担金、損害保険料を含む |
PTA会費 | 1人あたり月額8リンギット(約250円) |
学校維持資金負担金 | 月額300リンギット(約9,200円) |
施設設備利用料 | 5,000リンギット(約153,400円) |
バス費用 | 月額367.5リンギット(約11,300円) ※4ヵ月分を一括支払い |
クアラルンプール日本人学校と周辺の学校事情
クアラルンプール日本人学校以外の在外教育施設
マレーシアにはクアラルンプール日本人学校以外に、
- コタキナバル日本人学校(小、中学部)
- ジョホール日本人学校(小、中学部)
- ペナン日本人学校(小、中学部)
があります。
規模は学校によって違いますが、どの日本人学校でも日本の授業や行事を取り入れているだけではなく、地域との文化交流を大切にしています。
ペナン日本人学校の生徒数は小学部81人と中学部28人、月額授業料は1,070リンギット(約32,800円)です。
現地校
マレーシアの学校制度は、初等教育6年、中等教育が5年、そして大学予備教育1年〜1年半となっています。
公立校に入学できるのは原則としてマレーシア国民で学費は無料です。
マレーシアは多民族国家であるため、マレー系小学校、中国系小学校、インド系小学校があります。
いずれの学校もマレー語は必修です。
私立校はローカル系、宗教系の学校があり、広い敷地や複数の施設など学校設備が充実しています。
また英語教育に力を入れている学校もあり、それぞれの学校で特徴があります。
インターナショナルスクール
マレーシアのインターナショナルスクールでもっとも多いのはイギリス式のカリキュラムです。
他にも国際バカロレア(IB)、アメリカ式、オーストラリア式、カナダ式など選択肢がたくさんあります。
幼稚園、小中高等部の一貫教育が行われている学校は、広大な敷地の中のキャンパスに集められています。
インターの費用は立地や規模、教師陣の国籍、カリキュラム内容によって大きく幅があり、年間50万円ほどの学校から400万円程度かかる学校までさまざまです。
国際的なカリキュラムを英語で学ぶことができ、海外の大学に進学できる資格も得られるので、生徒のローカル率(マレーシア人の在籍)が高い学校もあります。
クアラルンプール日本人学校の生徒数

クアラルンプール日本人学校には、幼稚部と小学部、中学部があります。
2022年度の生徒数は以下のとおりです。
【幼稚部】
- 年少:11人
- 年中:16人
- 年長:14人
幼稚部全体で41人です。
【小学部】
- 1年生:56人
- 2年生:73人
- 3年生:62人
- 4年生:50人
- 5年生:55人
- 6年生:57人
小学部全体の生徒数は353人です。
【中学部】
- 1年生:38人
- 2年生:23人
- 3年生:28人
中学部全体の生徒数は89人です。
全校生徒数は483人の大規模な学校です。
クアラルンプール日本人学校の特徴は?
クアラルンプール日本人学校は約7万㎡の敷地の中に3階建ての校舎と冷房完備の教室、そして体育館とグラウンド、プールが2つずつあるという恵まれた環境で生徒たちは学んでいます。
クアラルンプール郊外のセランゴール州スバンに学校があり、ほとんどの生徒が専用の通学バスを利用しています。
英語によるイマージョン教育が行われている
クアラルンプール日本人学校は、英会話の授業が全学年で行われています。
小学部3年までは週1時間、歌やゲームを通して英語に親しむ活動を行っています。
また週2回、英会話の授業もあり、クラスは少人数制で授業はすべて英語で進められます。
年間を通して毎週1時間行われる水泳の授業は、ネイティブスピーカーのコーチから英語で水泳指導を受けています。
年間30時間以上続けているので、英語の上達とともに泳力と体力も向上しますね。
イマージョン教育を通じて自然に英語が身につくように工夫された英語学習が取り入れられています。
カンポン(田舎) ホームステイがある
クアラルンプール日本人学校では現地交流のひとつとして、希望する小学部5年生以上を対象に「カンポン(田舎) ホームステイ」を実施しています。
都会から離れたのどかなマレーシアの田舎で、マレーの家庭にホームスティする2泊3日の宿泊学習です。
毎年、多くの生徒たちが参加し、手を使って食べる食事や水洗いするトイレ、マンディ(頻繁に水浴びする)などホストファミリーといっしょに現地の生活や習慣をたっぷり体験します。
また地元の人たちとの交流会では日本文化を紹介する機会もあります。
普段、見られないマレーシアの生活が経験でき、また現地の人たちに日本のことを知ってもらえる貴重な活動ですね。
課外サークル活動に参加できる
クアラルンプール日本人学校では、小学部5年以上の希望者が課外サークルに参加し、週1、2回活動しています。
- サッカー(男)
- バスケットボール(男女)
- バドミントン(男女)
- バレーボール(女)
- 吹奏楽(男女)
- 合唱(男女)
小学部高学年と中学部の生徒たちが集い、体力や情操を養うことを目的としています。
現地校やインターナショナルスクールとの試合など積極的に行い交流を深めています。
サークル活動は学年の違う生徒たちがともに練習し、練習試合や競技大会に参加するので日本の部活のような体験ができますね。
クアラルンプール日本人学校の学費、生徒数などのまとめ
クアラルンプール日本人学校の学費や生徒数、特徴などについて詳しくご紹介しました。
マレーシアは親日でフレンドリーな国民性です。
多くの日本のお店が出店していて日本食材も手に入りやすく、東南アジアの中でも比較的治安がよく暮らしやすい国です。
クアラルンプール日本人学校は生徒数が多く、サークル活動、異学年の交流、英語学習など充実した学校生活が期待できます。
また校外学習で現地との文化交流も積極的に行っています。生活の中で英語力が身につくのも魅力的ですね。
この記事が、クアラルンプールへの駐在や海外移住の予定があるお子さんとご家庭の参考になればうれしいです。