【中学生向け】Z会の通信教育と中学ポピー、どっちがいい？料金や違いを徹底比較

Z会の通信教育と中学ポピーは、長年中学生の家庭学習を支えてきた歴史ある通信教育ですね。

そこでこの記事では、Z会の通信教育（高校受験コース）と中学ポピーの違いについて５項目にわたってしっかり比較してご紹介します。

Z会の通信教育の基本情報

運営会社	株式会社Ｚ会ホールディングス
学年	中学1年生〜中学3年生（幼児、小学生コースもあり）
教科	国語/数学/理科/社会/英語の5教科
料金	月額8,115円〜（税込、学年・支払い方法によって異なる）

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中学ポピーの基本情報

運営会社	株式会社　進学社
学年	中学1年生〜中学3年生（幼児、小学生もあり）
教科	国語/数学/理科/社会/英語
料金	月額4,980円〜（税込、学年によって料金が異なる）

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Z会の通信教育と中学ポピーを5項目で比較

Z会の通信教育と中学ポピーについて、

1. 教材の内容
2. 専用タブレット
3. 定期テストや受験対策
4. 学習サポートの充実度
5. 料金

の5つの項目で比較しながらご紹介していきます。

教材の内容は？

Z会の通信教育	・1回30分〜、主要5教科と作文に対応 ・1教科から受講ができる
中学ポピー	・1回10分〜、実技も含めた9教科に対応 ・教科書に合わせて学習できる

Z会の通信教育は授業時間も1回あたり30分とやや長めです。

すでに家庭での学習習慣や基礎学力がある程度ついている子であれば、ちょうど頑張れるくらいの学習時間ですね。

オリジナルカリキュラムで教材が作られているので、教科書の内容に加えて応用力や思考力も身に付く教材になっているのはZ会ならでは。

主要5教科と作文の授業が用意されているので、定期テストで高得点や高校受験で記述式問題も解けるようになりたい場合でも安心です。

また1教科から受講することもできるので、苦手教科だけ、得意教科だけをZ会で補いたいという場合にも利用しやすいでしょう。

中学ポピーはお子さんが学校で使っている教科書に合わせた進度で予習・復習をしていくことができます。

1回あたりの授業も10分〜20分程度と短めなので、これから学習習慣をしっかりつけたいお子さんでも無理なく学習できる構成ですね。

またポピーを作っている進学社は、中学校の問題集やドリルなどの副教材を長年作っている会社としても知られています。

「学校の先生がどんなところをテストに出すのか」
「普段中学生は学校でどんな学習をしているか」

をしっかり把握した上で構成されているのは、中学ポピーならではの強みですね。

お子さんにとっても、学校と似たような教材で家でも学習できるので使いやすいのがメリットです。

学習スタイル、専用タブレットは？

Z会の通信教育	・タブレットとテキストの2つの学習スタイルがある ・タブレット学習はiPadやアンドロイド端末も対応
中学ポピー	・テキスト学習のみ、タブレット学習は無し ・会員限定の動画やリスニング音声が利用できる

Z会の通信教育は

1. タブレット＋紙のテキストで学習する「タブレットコース」
2. 紙のテキストのみで学習する「テキストコース」

の2つの学習スタイルから好きな方を選ぶことができます。

以前はiPadのみでしか学習ができませんでしたが、2023年現在ではiPad以外のタブレットでも学習可能になりました。

すでにタブレットを持っていれば、Z会専用の学習アプリをダウンロードして設定をすればOK。

タブレットコースでは、Z会専用の動画授業を試聴しながら手元のテキストに記入・解答していく形で学習を進めていきます。

Z会はお子さんが自然と考える力がつくような質の高い問題が多いことでも人気ですが、書くことでより思考力を高めてしっかり覚えることができそうですね。

中学ポピーはタブレット学習はなく、紙のテキスト教材を中心に学習していきます。

インターネット環境や充電切れを考えずにテキストを開けばすぐに勉強ができる安心感がありますね。

また学校のテストや高校受験はまだまだ紙に書いて解答する形式がほとんどです。

日々の学習から紙のテキストを使うことで、テストでも思い通りに解答して日々の実力を発揮しやすい子もいるかもしれませんね。

さらに補助教材として、会員限定の動画授業やリスニング音声も利用することができます。

定期テストや受験対策は？

Z会の通信教育	・テスト1週間前に学習計画の配信や予想問題が届く ・中1の長期休みから入試対策学習ができる
中学ポピー	・テスト時期に合わせて予想問題や暗記ブックが届く ・中1の教材から入試問題を解くことができる

中学生にとって一番気になる定期テストや受験対策は、2社ともしっかりと問題集などが用意されています。

Z会のタブレットコースでは、定期テスト1週間前になると「定期テスト対策プログラム」が配信されます。

テストの日から逆算して1日ごとにやるべき学習単元が表示されていますので、迷うことなく効率的にテスト勉強ができるのがいいですね。

また

• 実技4教科マスターブック
• 定期テスト攻略ワーク（教科ごと）
• 確認テスト（教科ごと）

などの演習問題も冊子で送られてくるので、本番のテスト同様にしっかり対策をすることができます。

受験対策としては、本格的な入試対策カリキュラムは中学3年生から開始しますが、中学1年生のうちからできる「入試対策学習」も用意されています。

長期休み限定の学習なので、無理なく早めに入試問題にチャレンジできるのがいいですね。

中学ポピーも、テスト時期にあわせて

• 予想問題集（各教科、理科社会は年1回）
• 実技の要点
• 覚えるモード（暗記ブック）

が自宅に届きます。

また定期テストに向けてポピー教材のどこを学習すればいいかをお知らせしてくれる「定期テスト範囲お知らせサービス」も用意されているので、お子さんの学校に合わせたテスト勉強をすることができますね。

受験対策としては、ポピーも中1から入試の過去問題にチャレンジすることができます。

日々の学習で使う「FRESTA」というテキストの中に毎回入試問題が掲載されているため、毎日少しずつ負担なく受験対策できるのがうれしいポイントですね。

学習サポートの充実度は？

Z会の通信教育	・年24回の添削指導 ・保護者専用アプリで学習状況を確認できる
中学ポピー	・読書や言葉の教材、教育相談・学習相談サービス ・授業進度に合わせて教材調整してくれるサービス

学習サポート面で比較すると、

• 手厚い添削指導を受けたいならZ会
• 学習や子育ての相談、教養面のサポートなら中学ポピー

と、少しサポートの内容も違います。

Z会の通信教育の大きな強みなのが、月2回の添削指導です。

プロの添削指導者による丁寧な指導で、作文や記述問題をしっかりと見てもらうことができます。

また数学で習う証明問題の書き方の間違いなど、お子さん1人ではなかなか気が付きにくいミスやポイントをしっかり指摘してできている部分は褒めてくれるのがありがたいですね。

中学ポピーは、学習や教材の相談サービスに加えて読書や言葉の教材も無料で読むことができます。

忙しい中学生や保護者の方にとってつい読書や言葉の勉強は後回しにしがちですが、定期的に学年に合った教材が送られてくるのは選ぶ手間もなくありがたいですね。

料金はどちらが安い？

Z会の通信教育	・月8,115円〜（税込） ・タブレット代金：割引料金で購入できることも （すでに持っていれば無料）
中学ポピー	・月4,980円〜（税込）

※月会費は支払い方法や学年によって異なる

料金で比較すると、中学ポピーの方が安いですね！

シンプルで無駄のない教材な上に、インターネット環境やタブレットなどの追加でかかる料金もないのも家計に優しいポイントです。

Z会は通信教育としては安くはない金額ですが、難関校合格のために月2万円程度の塾や家庭教師などを利用するのと、比べるとかなりリーズナブルです。

教材も質が高く、難関校を目指せるだけの学力がつけらえる通信教育としては、Z会はとても利用しやすいですね。

迷ったらまずは資料請求をしてみよう

Z会の通信教育（高校受験コース）と中学ポピーの違いについて、５項目にわたってしっかり比較してご紹介しました。

それぞれ

• 教科書の内容に加えて応用力や思考力をつけたい、難関校合格を目指したいならZ会の通信教育
• 紙のテキストで学校の教材と似た形式で学習したい、授業進度に合わせて予習復習やテスト対策をしたいなら中学ポピー

と特長が違うので、お子さんに合わせた教材を使うことが大切です。

2社とも無料で資料を取り寄せることができるので、親子でしっかり教材を確認して最後はお子さん自身が決められるといいですね。

資料が手元に届くまでには、混み合っている時期だと1週間程度かかります。