
退会・休会を申し出た時に引き止められたら気まずいなぁ…。



小学校教員から公文式の指導者(先生)として教室運営・指導をしていたまつもとです。
公文式を続けてきても、お子さんのやる気や他の習い事との兼ね合いなどで退会や休会を考えることはありますよね。
また退会理由によっては、先生に引き止められたら気まずいと悩んでいる方もいるかもしれません。
そこでこの記事では元公文式指導者の視点から、スムーズに公文式の退会・休会をする方法をご紹介します。
\「うちの子に公文が合ってないかも?」と感じたら/
公文式の退会方法
公文式の退会はとても簡単で、通っている公文式教室の先生に申し出るだけで退会することができます。
教室によっては「退会届」の書面を書くこともありますが、必要であれば退会の旨を伝えた時に用紙を渡されますので、事前に保護者側で準備するものはありません。
先生へ伝える方法は、電話でも対面でもどちらでも構いません。
メールやWeb上での退会手続きなどはできません。
教室によっては普段のやり取りはメールでできる場合もありますが、退会の場合は最初はメールで連絡しても電話か対面での確認が必要になる場合が多いです。
ただしクレジットカードや口座振替で月謝を支払っている場合は、教室ごとで定められている指定日までの申し出が必要です。
指定日は、教室だよりに記載されていることが多いのでチェックしておきましょう。
毎月5〜10日ごろまでの教室が多いです。



ちなみに公文式の公式ページには
休会や退会を希望される月の前月末日までに、直接、教室の指導者へお申し出ください。
お申し出がない場合は、学習契約が更新したとみなされ会費が発生します。
ご注意ください。
例)8月から休会・退会する場合は、前月の7月31日までにお申し出ください。
と書かれているので、もしかしたら混乱した方もいるかもしれません。
前月月末までの申し出でも退会はできるのですが、金融機関やカード会社によっては月謝の支払い停止が月末だと間に合わず、退会した月の分も引き落とされてしまうことがあります。



公文式の休会方法
公文式を休会したい場合も、退会と同じように教室の指定日までに先生への申し出をすればOKです。
休会中は月謝はかかりません。
最大3ヶ月間休会することができ、復会の申し出がなければ4ヶ月目から自動的に退会となります。
そのため「直接先生に退会したいというのは引き止められそうで不安…」という方は、一度休会手続きをしてからそのまま退会という流れが楽かもしれません。



ただし、教室によっては3ヶ月目あたりに復会するかどうかの電話やメールなどが先生からくることがあります。
その場合は続けるのか退会をするのかを改めてしっかり伝えましょう。
公文式を退会・休会する時に引き止められないコツ
公文式を退会・休会する時に「先生に引き止められたらどうしよう」と心配されているお母さんもいるかもしれませんね。
引き止められにくい理由としては
- 家庭の都合(引越し、介護、送迎が難しいなど)
- 経済的な都合(兄弟の進学、親の仕事の都合など)
がありますが、変に嘘をついてもどこか気まずさが残るのであまりおすすめはできません。
特に引越し以外の理由であればそのまま近所で会う可能性もあります。
すぐに退会しなければいけない事情でないのであれば、理由は正直に話した上でまずは休会をして
- 子供の様子を見たい
- 時間をとって子供と話し合いたい
- 習い事の調整をしたい
などと伝えておきましょう。






公文の先生目線で考えると、学習系の不満や悩みは改善策を提案できるからです。
例えば
- 学力が上がらない
→「こういう方法で学力を上げられるようにするので、あと半年がんばってみませんか?」 - 宿題が多い
→「じゃあ今10枚のプリントを半分の5枚に減らして、数ヶ月様子を見てみましょう。」
という感じです。



公文式を退会する時に手土産は必要?



指導者としてはもちろんいただければ気持ちもより伝わりますしありがたいのですが、わざわざ手土産を渡してくれる家庭はごく少数でした。



指導者側も「あのうちは何もなかった」と思うことは一切ありませんので、安心してくださいね。
「今までありがとうございました」の一言だけでも十分です。
公文式を退会した後の学習はどうする?
公文式を退会する理由は、お子さんや家庭によって様々だと思いますが、退会した後に心配なのが「これからの勉強はどうする?」ということですよね。
- 指導方法や先生が子供に合わなかった
- 時間もあるのにどうしても宿題をやらない
- 子供の意欲が落ちてしまった
- 料金が高くて継続させるのが難しい
このような理由で退会を考えているのであれば、ゲーム感覚でしっかり学べるタブレット学習を試してみるのもおすすめです。
通塾の必要がないので送迎の手間もないですし、料金も月1万円以内で学べるところがほとんどなので家計にもうれしいですね。


