小学5年生は早い子では反抗期が始まり、学習内容も4年生までの基礎がしっかりできていないと大変になってくる時期でもあります。
通信教育でしっかりと学習を積み重ねていきましょう!
5年生向けの通信教育はたくさんありますが、多すぎて「うちの子にはどれが一番合っているの?」と迷っている方も多いかもしれませんね。
そこでこの記事では、小学5年生におすすめしたい通信教育を、元小学校教員の視点で厳選して3つご紹介します。


小学5年生におすすめの通信教育ベスト3
1位 スタディサプリ小学講座

運営会社 | リクルート |
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対応学年 | 小学4年生〜高校生 |
対応教科 | 国語・算数・理科・社会 |
利用可能サービス | 約600以上の動画見放題、学習計画機能、無料テキストダウンロード確認テスト、テスト対策機能、保護者向け学習管理画面、勉強後に遊べるゲーム機能 |
料金 | 月額1,815円〜(税込) |
キャンペーン情報 | 2週間無料でお試しができる |
- 自分のスマホやタブレットで好きな時に勉強したい
- タブレット学習と紙のテキスト学習のいいとこ取りをしたい
- 習い事もしているので出来るだけ費用は抑えたい
- 「まだ勉強してないの!?」という会話を無くしたい
好きな時間に、好きな場所で、好きなだけできるサプリは、マイペースな本人には合っているようで、結果、勉強時間も増えました。
タブレットに抵抗がありましたが、むしろ手軽に勉強できるのでよかったです。
スタディサプリは、自宅のタブレットやスマホなどでプロ講師の授業を好きなだけ試聴できる教材です。
今の学年に関係なく小学4年〜高校3年生まで自分の好きな授業が見られるので、学校の予習復習はもちろん「得意教科は先取り学習、苦手教科は4年生の復習」という使い方もできますね。
オリジナルテキストを使って学習しますが、無料でダウンロードして印刷することができるので、塾に毎日通うことを考えると年間で約24万円も安く質の高い授業を受けることができると評判です。
また登録しておけば保護者のスマホにその日や週の学習状況がメールで届く仕組みになっているので、仕事で勉強を見守っていなくてもお子さんの学習状況がわかるようになっているのもうれしいですね。

2位 すらら

運営会社 | 株式会社すららネット |
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対応学年 | 小学1年生〜高校生 |
対応教科 | 国語・算数・英語 |
利用可能サービス | すららコーチによるカウンセリング、学習計画サポートとアドバイス、学力診断テスト |
料金 | 小中コース月8,228円〜(税込) |
- 子供が使えるタブレットやパソコンが自宅にある
- 勉強が苦手で学校では平均点以下の成績をどうにかしたい
- そもそも家庭での学習習慣がついていない
- 塾が合わない
スマホに触りなれているので、タブレットもすぐにそつなく使いこなせる様になり、非常に楽しみながら学習してくれています。
カリキュラムの設定をしてくれるので、子供に合った最善の勉強法で進めていく事ができ、無駄がなく効率が非常に良いです。
すららは自宅のパソコンやタブレットで学習できるタブレット学習です。
一般的にはあまり知られていませんが、全国700以上の学校・塾に導入されていたり文部科学省のe-ラーニング大賞を受賞していたりと、教育業界では今注目を集めている教材なんです。
すららも学年関係なく一人一人の学力に合わせた「無学年学習」ができますが、さらに現役プロ講師(すららコーチ)による学習サポートを受けることができるのがすららならではのサービスです。
お子さんの性格や特性、家庭環境に合わせて学習スケジュールを立てるところからサポートしてくれるので、特に勉強の習慣がない子や勉強嫌いの子はぜひ一度受講してみてほしい通信教育です。

3位 小学ポピー

運営会社 | 新学社 |
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対応学年 | 幼児・小学生・中学生 |
対応教科 | 【小1・小2】国語・算数 【小3〜小6】国語・算数・理科・社会 |
利用可能サービス | 学習進度を調整できるサービス、ポピー診断サービス、教育相談サービス |
料金 | 月3,800円(税込、小学5年生の場合) |
- 学校の授業や教科書に対応した教材で予習・復習がしたい
- 家庭学習の習慣はある程度ついている
- 4教科の単元テストで100点満点を取りたい
夏休みは夏ポピーという計算問題や漢字などテキストがプラスで付きますし、テキストは充実しているのでポピーを続けていると自学自習する習慣が身につくので勉強が次第に好きになります。
タブレットではなく紙の教材で学習する方がいいのであれば、やはりポピーがおすすめです。
長年学校の単元テストやドリルなどの副教材を作っている会社の通信教育とあって、学校の予習復習には抜群の効果を発揮してくれます。
特に毎月送られてくる4教科分のテストは、学校の単元テストの模擬テストとして利用できるので、100点満点の可能性がより高まりますね。
学校の教科書に準拠しているだけでなく、行事などで多少授業のスケジュールが前後した時は「進度調整サービス」を利用すれば合わせてもらえるのもポピーならではのサービスです。

小学5年生ってどんな時期?
心も体も大きく変化をする時期
小学5年生は第二次性徴が始まる時期でもあり、体つきや精神面でも大きく変化する時期です。
早い子だと反抗期も始まり、自分の意志をしっかりと持って主張するようになるでしょう。
表面的にはイライラしたり物に当たったりすることもあるかもしれませんが、頭ごなしに叱るのではなく、しっかりと子供の話を聞いてあげることが大切です。
1人の人間として対等に向き合うようにしていると、お子さんも認められているという安心感を持つことができますね。
4年生までの基礎を利用した応用問題が増える
学習面でも5年生はさらにぐっと難易度が上がります。
算数では異分母の分数の計算や割合、図形の問題なども出てきて、大人でも即答できないものが増えてきます。
親が勉強を教えることに限界を感じている方も多いのではないでしょうか。
国語は193字の漢字を学習する他、読む文章の分量もぐっと増えて自分の意見を文章としてまとめる力も問われるようになってきます。
焦って進むよりも学年を戻ってでも基礎を固めよう
国語も算数も4年生までに積み重ねてきた土台がしっかりしていれば解けるものばかりなのですが、その土台が不安定な状態で5年生の学習を身につけようとしてもうまくいきません。
親としては「学校の授業にしっかりついていけるように」と今の学年の勉強を中心にやらせたくなるかもしれませんね。
しかし5年生のうちに基礎ができていないことがわかれば、一度学年を戻って復習をした方が、長い目で見て学習の定着につながります。
とはいえ、学校や塾ではなかなか学年をさかのぼって復習するというのは難しいですよね。
家庭でできる通信教育の中には、お子さんのペースに合わせてしっかりと土台固めができる教材もあります。
小学5年生の通信教育を選ぶ時のポイント
学年ではなく学力に合わせた教材を選ぶ
先ほどもお伝えしましたが、5年生は4年生までの知識を利用しないとできない問題が多いです。
もし「うちの子4年生までの学習、いまいち身についていないかも…。」と感じるのであれば、学年に関係なくお子さんの学力に合わせた学習ができるかどうかができる教材を選びましょう。
もし2年生で学習する九九がいまいち身についていないと感じるのであれば、教科書準拠の教材よりも学年を超えて復習ができる教材の方がお子さんの今の学力にあっていますよね。
どこまでさかのぼって復習すればいいのかがわからない場合は、学習相談ができるサポート窓口のある通信教育を選ぶのがおすすめですよ。
毎日続けられる学習量と料金の教材を選ぶ
習い事や学校生活などで忙しい小学5年生は、長時間の勉強をするよりも10分15分でもいいから毎日学習できる教材で学習する方が学力や習慣が定着しやすいです。
お子さんの日々のスケジュールを確認した上で、無理なく続けられる教材を選びましょう。
また親としては続けやすい料金であることも重要なポイントです。
今はリーズナブルでも効果的に学習できる通信教育も豊富ですので、学習量と合わせてチェックしましょう。
無理強いはせず、最後は子供に決めてもらう
どんなに親が良いと思った教材でも、最終的に利用するのはお子さん自身です。
特に5年生は自分の主張や意志をしっかり持てるようになっている時期ですので、必ずお子さんと相談した上で最後は子供自身に決めてもらうのが良いですね。
自分で決定することで継続しやすくなりますし、気に入った教材であれば楽しく学習できる可能性が高いです。

