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【中学受験】低学年のうちにしておきたいことは?教員視点で考察した6つのこと

将来はうちの子に中学受験をさせてあげたい。まだ小学校の低学年だけど、今のうちからやっておいたほうがいいことってあるのかな?
まつもと
元小学校教員・塾講師として7年の指導経験があるまつもとです。

中学受験と聞くと、多くの子が小学4年生から進学塾に通って受験勉強を開始するイメージがあるかと思います。

しかし塾に通う前の小学校低学年での習慣や環境は、中学受験はもちろん、中学校に合格後のお子さんの伸びを大きく左右する大切な要素の1つです。

まつもと

過去に小学校教員、塾講師として約300人ほどのお子さんを見てきましたが、

成績やメンタルの面でもしっかりとしている子を思い返してみると、やはり低学年のうちにこの記事で紹介するポイントを持っている子が多かったように思います。

そこでこの記事では、中学受験を考えているご家庭に向けて、低学年のうちにしておきたい6つのことをご紹介します。

  • 中学受験向けの教材を探している
  • まだ小学校低学年だけど、中学受験も考えている
  • 受験向けの塾に入る前に家庭でできることで力を伸ばしたい

と考えているなら、中学受験に対応できる教材を複数試しておくことが大切です。

中学受験で必要な高い学力を身につけるには、お子さん自身が楽しみながら継続して学習できる学習方法を選ぶことが重要ですよね。

2社以上比較することで、よりお子さんにあった教材で最大限力を伸ばしてあげることができます。

こちらの記事で中学受験向けの教材を比較して紹介しているので、合わせてチェックしてみてくださいね。

https://kidshomestudy.com/tyugaku-juken/

もくじ

中学受験に向けて低学年のうちにしておきたい6つのこと

学習面でしておきたいこと

読み聞かせ、読書

読書の習慣は、ぜひ低学年のうちに身につけて欲しいですね。

  • 知っている語彙が増える
  • 想像力がつく
  • 文章の構成や表現、漢字を自然と覚える

など、読書のメリットはもちろんご存知だと思います。

大人はついつい名作や教育に良さそうなものを与えたくなりますが、一緒に図書館や書店に行って、お子さんが興味を持って読めるものであれば子供向け・大人向けにかかわらず読ませてあげるのがおすすめです。

余談ですが、私が以前教えていたお子さん(女の子)は読書が大好きで、小学校の図書館では満足できずに「先生が読んでいる本を教えてください」と言われたことがあります。

大人が読んでいる本を読みたいと思ったのでしょう。

その生徒は御三家と呼ばれる私立中学校に入学し、この春難関と言われる国立大学へ進学するそうです。

鉛筆を正しく持つ

勉強する上での基本中の基本ですが、鉛筆の持ち方はとても重要です。

なぜ鉛筆には正しい持ち方があるのでしょうか?

それは、正しい持ち方が1番体に負担がかからず楽に手を動かして書くことができるからなんです。

逆に間違った鉛筆の持ち方をすると、

  • 手や肩に余計な力が入って手が疲れる
  • だんだんと体の歪みが出てくる
  • 体が疲れるので集中力が切れやすい

と、鉛筆一本で体全体の不調につながってしまいます。

成長してから持ち方の癖を直すのは難しく、お子さんにとっても大変です。

低学年の今、もしお子さんの鉛筆の持ち方がおかしければ、最後のチャンスです。

市販の「鉛筆の持ち方キャップ」「三角鉛筆」を使って、無理なく直してあげましょう。

スピードと正確性を意識して計算する

中学受験を考えているのであれば、計算のスピードと正確性を求めて練習しておくのがおすすめです。

中学受験の問題は、思考力や応用力を使った問題が多いですよね。

テストという限られた時間の中で必要な時にしっかり思考するためには、基本的な計算は反射的に答えが出るくらいまで練習できるとベストです。

計算力を上げるには

  • 時間を計る
  • 計算する機会をたくさん与える

ということが大切です。

市販のドリルでもいいので、時間を計りながらゲーム感覚で練習をしてみましょう。

まつもと
子供はどんどん早くなるタイムに達成感を感じながら、楽しく学習することができますよ。

生活面でしておきたいこと

本物を見る、触れる

小学校の低学年は、勉強の時間よりも外に出て身近にあるものにどんどん触れる機会を作ってあげるのが大切です。

先ほど「読書が大切」とお伝えしましたが、文字で「テントウムシ」と読めても、本物のテントウムシを知らなければイメージすることができませんよね。

言葉と実物を結びつけることで、初めて子供は言葉を見て「テントウムシ」を想像することができます。

そのためにも、受験勉強で忙しくなる前の低学年のうちはたくさん外で遊んだり人に触れ合ったりして、本物を経験させてあげたいものですね。

たくさん褒めてあげる

「褒めることは大切」「褒めて育てる」というのは至る所で言われていますので、すでに心がけている方も多いでしょう。

お母さんから褒められることで、子供は少しずつ自己肯定感を持っていきます。

高学年になって中学受験の勉強が本格的に始まってくると、時には塾の先生に叱られたり、成績が伸び悩んで落ち込むこともあります。

そんな時にお子さんの心の支えになるのが「自分は大丈夫、頑張れる」と思える自己肯定感です。

褒めることは、本当にちょっとしたことで構いません。

(朝自分で起きられた、忘れ物をしなかった、夕飯の準備でおかず1つ運んでくれたなど)

褒め言葉もシンプルに「ありがとう」だけでもいいです。

お母さんも負担にならない程度に、続けて声をかけてあげましょう。

ただ、時にはカッとなってしまって褒められないこともありますよね。

そんな時は落ち着いてから「さっきはごめんね。」と素直にお子さんに謝ってみるのがおすすめ。

お子さんも謝ることを学んでくれますし、お母さんのことをより好きになってくれますよ。

「勉強は本来楽しいもの」という意識を持たせる

中学受験をするお子さんは、勉強する時間も内容も同じ年齢のお子さんと比べると倍以上に増えます。時には「勉強辛い、やめたい」と思う時期もきっときます。

そんな一番しんどい時でも、低学年の時に

「勉強って楽しい!新しいことを知るのがおもしろい!」

という経験を持っている子は乗り切る力があります。

勉強を遊びの延長の気持ちで、楽しく意欲的に学べる環境を作ってあげましょう。

まとめ:6つのポイントを押さえて中学受験に備えよう

中学受験に向けて、低学年のうちにしておきたい6つのことについてご紹介しました。

  1. 読み聞かせ、読書
  2. 鉛筆を正しく持つ
  3. スピードと正確性を意識して計算する
  4. 本物を見る、触れる
  5. たくさん褒めてあげる
  6. 「勉強は本来楽しいもの」という意識を持たせる

どれも基本的なことばかりですが、できそうなところからぜひ生活の中で意識して見てくださいね。

そして中学受験に向けた学習を低学年のうちから始めるなら「Z会の通信教育」がおすすめです。

Z会は3年生から中学受験コースが用意されているほか、小学1・2年生では

  • 国語の教材は教科書の2〜3倍ほど多くの文章に触れられる
  • 算数は質が高く基礎+応用力が自然と育つ問題が豊富
  • 「みらい思考力ワーク」で論理的判断力や連想力など6つの力を育てられる
  • 「経験学習」で身近なもので実験や体験をすることができる

と、低学年のうちにしておきたいことをサポートしてくれる教材になっています。

さらに今「Z会の通信教育」の資料請求をすると、2・3年生のお子さんがいる家庭限定で「中学受験が気になったら読む本」がもらえます。

まつもと
低学年で知っておきたい中学受験の知識が豊富に紹介されていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

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