RISU算数というタブレット学習が気になっているけど、実際使ってみたらどんな感じなんだろう?
うちの子には合うのかな?
元小学校教員・塾講師として約7年の指導経験があるまつもとです。
RISU算数はテレビCMなどもあまりないので
「気にはなっているけどどんなものかわからない」
という方も多いのではないでしょうか。
今回、RISU算数の教材をお試し体験することができ、メリットやデメリットを実感することができました。
RISU算数は若干の使いずらさもありましたが、算数教材としては子供が楽しみながら力をつけていける教材だと感じました。
そこでこの記事では、RISU算数を実際に使ってみてわかったメリット・デメリットや、体験して感じたことを詳しくご紹介します。
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リス算数(RISU算数)とは?
そもそもRISU算数ってどんな教材なの?
RISU算数は、算数・数学に特化したタブレット学習教材です。
運営会社 | RISU Japan株式会社 |
---|---|
対応学年 | 幼児(年中)〜小学生 |
対応教科 | 算数 |
料金 | 月額2,948円〜(税込) |
お子さんの年齢や学年に関係なく、算数の力に合わせて学年を超えて復習や先取りをすることができます。
「1つ前の学年の算数の内容が身についていないようで心配」
「中学受験に向けて先取り学習をしたい」
というお子さんにおすすめしたい教材ですね。
リス算数(RISU算数)のお試し体験は何ができるの?
リス算数(RISU算数)のお試し体験で送られてくる教材は?
リス算数のお試し体験では、実際に申し込みしたものと同じものが届いて体験することができます。
- タブレット本体
- タッチペン
- タブレットの充電器
- USBケーブル
- 取扱説明書
- 学習方法について
- RISUの”賢い使い方”まるわかりガイド
- 数学検定の案内
初期設定などはすべて説明書に写真付きで書いてあるので、その通りに進められれば10分もかからないですね。
ただ本体の充電が減っている場合もあるので、設定後すぐに利用したい場合は先に充電をしておくのがおすすめです。
初期設定が済んだら、さっそくお子さんと一緒にリス算数を始めてみましょう!
リス算数(RISU算数)の学習の流れは?
1:チュートリアルを見て使い方を確認
スタートボタンを押すと、まずはタブレットの使い方と学習の進め方のチュートリアルが始まります。
画面の指示に合わせて、タッチペンでタッチしながら実際に使い方を学ぶことができました。
使い方の指示はすべてひらがな表記になっているので、小学校低学年の子でもわかりやすいですね。
高学年なら問題なく1人で理解できるかと思いますが、念のため低学年の子は最初は親が一緒に確認しながら、使い方を理解できているか見ておく方がいいでしょう。
2:実力テストにチャレンジ
使い方がわかったら、まずは実力テストに挑戦します。
大人の私がやっても操作を確認しながら20分ほどかかったので、30分〜1時間くらいは時間をとってチャレンジしましょう。
このテストによってこれから学習している問題のスタート地点が決まるため、できればとなりや近くで親が見守りながら使い方をサポートしておくのがおすすめです。
わからない問題や習っていない問題は飛ばすこともできます。
ちなみに、親が計算してしまったり答えを教えてしまうと正しいスタート地点がわからず効果的な学習ができなくなってしまいます。
できない問題があってもそれができるようになるためのリス算数ですので、安心してくださいね!
3:お子さんの力に合わせた問題から学習開始
実力テストの結果によって、お子さんの算数の力に合わせた問題がすぐに設定されて学習をスタートすることができます。
私の場合は小学5年生程度の問題からスタート。(大人でも忘れているものですね…)
いくつかのステージの中から選べるので、好きなところから始められます。
もし迷うのであれば、ステージナンバーが低いものから始めるのがおすすめです。
リス算数が届いた最初の流れがわかったところで、実際に学習を体験してわかったメリットやデメリットをチェックしていきましょう!
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リス算数(RISU算数)を体験してわかったデメリットや注意点
リス算数のメリットや良かった部分を紹介する前に、体験してみてわかった注意点を見ておきましょう。
最初は設定や実力テストなどでやや時間がかかる
先ほどもお伝えしたように、初期設定〜実力テストまでは全部で1時間ほど時間がかかると思っていた方が安心ですね。
使い方をお子さんと一緒に確認したり、実力テスト後のアップデートにも時間がかかりますので、休日や夜の落ち着いている時間などで親子で時間をとって取り組むのがおすすめです。
画面の高さは自分で調節する必要がある
リス算数のタブレットには、専用のケースも付いてきます。
画面のカバーを裏返すとタブレットを立てて学習をすることができるのですが、
- 平置き
- ほぼ垂直
の2つの角度しか調整することができません。
どちらのパターンでも学習を試してみましたが、
- 平置きは画面を覗き込むので首が痛くなる、画面に目が近づくので視力低下が心配
- 立てると画面は見やすいが、タッチペンでの操作がしずらい
という欠点があり、少し使いづらかったです。
結局ティッシュボックスにタブレットを乗せて、少し角度をつけることで学習しやすくなりましたが、
せっかくシンプルで丈夫なケースがついているので、角度ももう少し調節できるものだとよりいいなぁと感じました。
ご家庭で学習する時には、お子さんの学習環境に合わせて一緒に調整してみてくださいね。
計算メモは紙の方が早いかも
答えの入力や画面操作はとてもスムーズで感覚的にできるので簡単なのですが、余白への計算メモがやや使いずらかったです。
問題の余白部分にはどこでもタブレット上にメモや計算式を書くことができますが、ペンを使っても書きづらく、集中力が途切れてしまいがちになるかなと感じました。
無理にタブレットに書くよりも、となりに紙と鉛筆を置いてささっと書いてしまう方が、ストレスもなく集中力が続くのでおすすめです。
リス算数(RISU算数)を体験してわかったメリット
先にデメリットをご紹介しましたが、そのデメリットがあまり気にならないくらいのメリットもたくさん見つけることができました。
教材に無駄がなく、テンポよくどんどん進められる
リス算数を実際に体験してみて一番いいなと感じたのが、教材に無駄がなく、テンポよくどんどん進めていけるところです。
学習したいステージを選ぶと、まずそのステージについての解説が出てきますが、中には学校でやっていて理解しているものもありますよね。
復習のためにじっくり読んでもいいですし、飛ばしてすぐに問題を解くこともできます。
後から「やっぱり難しいから解説よみたいな」と感じたらすぐに戻って読むことも可能。
またお子さんの興味づけやわかりやすさのためのイラストはありますが、最低限でスッキリしているのもいいですね。
ステージには20問ほどのボタンが並び、1つにつき1〜4つほどの問題が入っています。
すべて正解できれば100点となります。
解答の仕方は、決められた解答枠にタッチペンで数字を選んで入れるだけ。
数字や式をそのつど書く必要がないので、使い方に慣れれば短時間でどんどん問題を解いていくことができます。
参考程度ですが、私の場合は1つのステージをクリアするまでに約20分かかりました。
いつでも途中で中断することはできるので、ご飯前の10分、朝の5分といったスキマの時間で少しずつ進めていくこともできそうですね。
ポイントや励まし動画など、やる気になる仕組みが充実している
でも最初は目新しいから子供もやる気になるけど、だんだん慣れてくると飽きてきてしまいそう…。
小学生なら飽きてしまうのはよくあることですよね。
RISU算数では、ゲーム感覚で楽しく続けられる仕組みがたくさん用意されていますよ。
例えば、次のような工夫がありました。
- ステージクリア後の励まし動画
- 1つ問題を解くごとにポイントが付く
- 鍵付きのスペシャル問題にチャレンジできる
1つステージをクリアするごとに、学生チューターの先生から励ましの動画が届きます。
「ここまで難しい問題もよく頑張って解けたね!」
「これからも一緒にやっていこうね!」
とメッセージをくれるので、特に小学生のお子さんにとってはうれしく励みになる方も多いのではないかなと感じました。
ポイント制度は、1つ問題を解くごとに10ポイントもらえてたまると様々な景品に交換することができます。
景品の中にはiPhoneも!
250,000ポイントとかなり大変ですが、高学年の子ならiPhoneを目標に頑張る子もいるかもしれませんね。
また学習を進めていくと、「秘密の鍵」をもらうことができます。
3つ集めるとスペシャル問題にチャレンジすることができるので、特に算数好きな子はやる気になりそうですね!
解説やヒントがわかりやすい
まだ学校で習っていない問題が出てきた場合でも、1人でちゃんと進められるか心配…。
RISU算数はどんどん先取りができるので、続けていくと必ず初めての学習内容が出てきますよね。
こちらも解説動画やヒントなどがしっかり用意されているので安心ですよ。
先ほどもお伝えしましたが、まずステージの最初に要点がまとまった解説があります。
問題でもスモールステップで簡単な問題から理解に合わせて問題の難易度が上がっていくので、計算をこなすうちに自然と理解ができるようになっていますね。
それでもよくわからない、理解できない場合には、「ヒントボタン」でしっかり確認することもできますよ。
時間制限がないのでじっくり考えながら自分のペースでできる
うちの子マイペースで、計算するにも時間がかかるのよね。
塾やテストのように「何分以内に解けないとダメ」というのはあるの?
RISU算数は、最初の実力テストも含めて時間制限がありませんでした。
なのでお子さんの好きなペースでじっくりと学習を進めることができますよ。
例えば私が講師をしていた経験のある公文式では、プリント1枚あたりの目安となる学習時間が設定されています。
子供にわかるように制限時間を設けてやらせることはありませんが、目安の学習時間内に解くことと理解度によって、先の教材に進むかどうかを決めているんです。
なので、どんなに計算力があってもスピードが伴っていないと、同じプリントを繰り返し解いて時間内に計算できるように指導されることが多いですね。
もちろんテストや試験などでは計算スピードも当然求められるため、ある程度早く解けることは必要なスキルではあります。
でも中には「じっくり考えて納得しながら勉強したい」というタイプの子もいますよね。
マイペースに楽しく算数を学びたい子は、リス算数は自分らしく学べるおすすめの教材です。
リス算数(RISU算数)をお試し体験する方法とは?
リス算数について、実際に体験してわかったメリット・デメリットをご紹介してきました。
やや気になる点もありましたが、
「中学受験に備えて算数の先取り学習がしたい」
「算数好きなわが子の可能性を伸ばしてあげたい」
「自分のペースで算数をやらせてあげたい」
と考えているご家庭には、RISU算数はぜひ1度使ってほしい教材です。
ただ、一番大切なのは「あなたのお子さんが楽しくRISU算数を使うことができるかどうか」ということ。
こればかりはいくら口コミや体験を読んでも、実際に使ってみないとお子さんに合っている教材かどうかはわかりませんよね?
リス算数では通常はお試し体験がないのですが、下にご紹介しているページからであれば1週間お試し体験をすることができます。
申し込み人数に限りがあるので、気になった方はまずは体験だけでも早めに申し込んでみてくださいね!
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