STEAM教育が最近話題だけど、うちの子にもぜひやらせてみたいな。
家庭でできる教材ってどんなものがあるんだろう?
元小学校教員・塾講師として約7年の指導経験があるまつもとです。
思考力や問題解決力を育てる教育ジャンルとして注目されているSTEAM教育。
文部科学省でも推奨されていることもあり、今後日本でもより増えていきそうですよね。
この記事では、STEAM教育教材の中でも自宅で学べる通信教育・オンライン教材を厳選して3つご紹介します。
幼児・小学生向けスチーム教育(STEAM)おすすめ教材3選
ワンダーボックス
運営会社 | ワンダーラボ株式会社 |
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対象年齢 | 4歳~10歳 |
月額料金 | 月3,700円〜4,200円(税込) |
- 幼児のうちから自分で考える力、想像力などをつけたい
- 費用を抑えて気軽にSTEAM教育に触れてみたい
- アプリと体験教材で、ゲーム感覚で楽しみながら学ばせたい
ワンダーボックスは
毎月届くキットとアプリを使って学んでいきます。
キットは
- ワークブック
- トイ教材
- カードトラベラー
の3つの教材が毎月届きます。
お子さんが実際に手を動かしながら自分で問題を作ったり、表現したりする体験ができますね。
特に手の感覚を磨くのが大切な幼児のお子さんでも楽しめるのが良いですね。
またワンダーボックスの専用アプリは、ご家庭にあるタブレットやスマホを使ってプログラミングなどを学習コンテンツをゲーム感覚で学ぶことができます。
さらに、ワークブックやトイ教材はアプリと連携しているのがワンダーボックスならでは。
アプリ内のキャラクターに手紙を送ったり、自分で作った問題をアプリでプレイしたりなど楽しみながらより深く学べる工夫がされています。
グルービーラボ(Groovy Lab in a Box)
運営会社 | STEAMS LAB JAPAN 株式会社 |
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対象年齢 | 6歳以上 |
月額料金 | 月2,980円(税込) |
- 理科実験や科学に興味を持っている子
- 費用を抑えて、学校では経験できないことを楽しく学ばせたい
- 科学と英語を同時に学ばせたい方
グルービーラボは、アメリカで大人気のSTEAM教育教材です。
2021年に日本での先行販売を開始したばかりと比較的新しい教材ですが、科学者と同じメソッドを疑似体験しながら楽しく学べる学習キットになっています。
設計・開発には専門の科学者や教育者が関わっているので、本格的な内容でありながら家庭でも子どもたちが楽しく取り組める教材になっています。
毎月送られてくるボックスにはガイドブックと必要な道具すべてが入っているので、家庭で買い足したりすることもなく便利ですね。
実験の進め方がガイドブックの他、動画でも見ることができます。
ポップで楽しいマイク博士がナビゲートしてくれるので、楽しく進められそうですね。
英語と日本語の2か国語に対応しているので、自然と英語も学べるのもうれしいポイントです。
また会員限定のWebサイトには、毎月のテーマに関連した科学情報などのコンテンツも用意されいます。
「もっと学びたい!知りたい!」というお子さんの意欲をさらに伸ばしてあげられるのも良いですね。
ロッボクラブ
運営会社 | ROBBO JAPAN株式会社 |
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対象年齢 | 5歳~15歳 |
月額料金 | オンライン:月14,300円 渋谷校・福岡校:月19,800円 ※2021年10月~ オンライン:月19,800円 渋谷校:月23,000円 福岡校:月19,800円 (料金はすべて税込) |
- 英語とプログラミングを同時に学ばせたい
- オンラインで学べるプログラミング・ロボット教室を探している
- 電子回路設計、ロボット工学などを子どものうちから学ばせたい
ロッボクラブは、フィンランド式教育メソッドで英語とプログラミングが学べるプログラミング教室です。
オンライン教室のほか、渋谷と福岡にも教室があります。
他の2つのSTEAM教育と比べると、子ども向けでありながらプログラミングやロボット工学をより本格的に学べるのがロッボクラブならではの特長ですね。
プログラミングだけでなく、
- 電子回路設計
- 3Dモデリング
- Unity、Pythonでのアプリ制作
まで学べるので、特にゲーム作りやロボット作りに興味を持っている子はかなり深く学べますね。
またロッボクラブでは同じ教材を使って全員が同じことを学ぶのではなく、基礎を学んだあとは自分で考えてどんどんイメージを形にしていくことができるように進めていきます。
お子さんの理解度やスピードに合わせて英語と日本語で丁寧に指導してもらえるので、よりお子さんのペースでSTEAM教育を通じて可能性を伸ばしてあげられますね。
スチーム教育(STEAM)とは?
STEAM教育って最近よく聞くけど、詳しくはよくわからないな…。
STEAM教育のSTEAMとは、
- Science(科学)
- Technology(技術)
- Engineering(工学)
- Art(芸術)
- Mathematics(数学)
の5つの言葉の頭文字を合わせたものですね。
この5つのジャンルについて学ぶことで、将来のIT社会においても活躍できる人材を育てようという教育概念のことをSTEAM教育と呼ばれています。
私たち親世代の頃と比べると、世界のテクノロジーの進化はとても速いですよね。
すでにAIと呼ばれる人口知能や、ペッパーくんなどロボットを街中で見かけること多くなってきました。
この流れは今後ますます加速して、今よりもさらにAIやロボットが当たり前に存在することが予想されています。
このような「社会に対応できる力を、子どもの中からしっかり育ててあげよう」というのがSTEAM教育が注目されている理由ですね。
スチーム教育(STEAM)の教材で、どんな力がつくの?
なるほど、STEAM教育のことや大切だっていうのはなんとなくわかったわ。
でもSTEAM教育で具体的にどんな力がつくの?
今回紹介したSTEAM教育教材では、科学や芸術などの5つのジャンルでの学びを通して、次のような力が身に付くことを目的に教材が作られています。
- 情報などを正確に理解して対話する力
- 物事を多角的にとらえて問題解決する力
- 新しい価値を見つけ出す創造・発想力
- ワクワク好奇心を持って取り組む力
(STEAM JAPANより引用)
またSTEAM JAPANによると、上のように分野を超えた学びを通して「知る」と「つくる」のサイクルをワクワクしながら回して学習していく教育と紹介されています。
このような想像力や問題解決力を育てるのに役立つのが、プログラミング教材やSTEAM教育教材ということですね。
例えば、次のようなイメージで教材を使って学んでいくことができます。
- ロボットなどをうまく動かすために何度も失敗してやり直し、何度も考え直して成功につなげていくことで問題解決をすることができる
- 自分で問題を作ることで「問題を解く人」と「問題を作る人」の両方の視点に立って考えることができる
- 実験テーマに合わせて、家庭にある身近なものでも実験をしてみることで新しい価値を発見することができる
うちの子にあったスチーム教育(STEAM)教材の選び方は?
科学やプログラミングなどの教材を通して、これからもずっと大切になる力をつけていけるのがSTEAM教育ってことね。
うちの子にあったSTEAM教育教材はどうやって選べばいいの?
ではあなたのお子さんにあった教材の選び方をチェックしていきましょう!
対象年齢に合わせて教材を選ぶ
今回紹介しているSTEAM教育教材は、それぞれ対象年齢が目安として設定されています。
あくまで目安なので対象外の年齢でも受講することはできますが、まずはお子さんの年齢に合わせた教材を選ぶのが安心ですね。
例えば幼児のお子さんであれば、お子さんが興味を持ったものをとことん触って確かめられるもの、指先やからだを使ってできることが教材に盛り込まれています。
必ず試してお子さんとの相性を確認する
STEAM教育教材に限りませんが、どんなに良い教材でもお子さんが「やりたい!」と思えないものでは十分な力をつけることができません。
今回紹介している教材は1ヶ月のみの受講ができたり、無料体験が用意されています。
必ず実際に使ってみた上で、お子さんの取り組み方や相性をチェックしておきましょう。
できれば2つ以上試してみると、お子さんの様子や夢中度が確認できるのでおすすめです。
可能であれば2つ以上やった上で「どっちがいい?」とお子さん自身に決めてもらうのも学びになるので良いですね。
スチーム教育(STEAM)で、楽しく思考力や創造力を育てよう
自宅でSTEAM教育ができる通信教育やオンライン教材についてご紹介しました。
アプリや工作キットなどを使って、遊びの中で問題解決力や想像力などを育てられるのはSTEAM教育教材ならでは。
ただどんなにいい教材でも、お子さんに合った教材で楽しく学べるかどうかが一番大切です。
今回紹介した教材は、1ヶ月のみの利用がOKだったり無料体験が用意されています。
実際の教材を使ってしっかり試せるので、お子さんが楽しんでいるかや反応をしっかりチェックした上で今後も利用するか検討しましょう。
どの教材もしつこいDMや電話連絡なども一切ない安心してくださいね。
お子さんの可能性を楽しく伸ばしてあげるためにも、まずは公式ページをチェックしておきましょう!
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