うちの子、家庭だと全然自分から学習しようとしないんです。
どうしたらいいでしょうか?
元小学校教員・塾講師として約7年の指導経験があるまつもとです。
子供はゲームやYouTubeなどの楽しいことばかり一生懸命で、なかなか学習をしないと心配になってつい「勉強しなさい」「宿題やったの?」と声をかけてしまいますよね。
そこでこの記事では、小学生で自分から進んで家庭学習に取り組む子になるコツをご紹介します。
お子さんが自分から家庭学習をするようになるポイントは、次の3つです。
- 遊びのように楽しく
- 学習できたらご褒美で動機づけ
- お母さんの褒め言葉が一番効果的
この3つを意識することで「勉強するのは楽しいことなんだ、お母さんも喜んでくれるし嬉しい」という気持ちにさせてあげることができます。
この3つのポイントを意識して作られた教材が、無学年学習のすららです。
すららは、行動心理学に基づいてこの3つのポイントを全て意識して構成されています。
さらに現役塾講師を中心とした「すららコーチ」によるサポートや学習設計も追加料金なしで利用OK。
楽しくゲーム感覚で学力を身に付けるための仕組みがすでに作られているので、ご家庭でも無理なく学習習慣と学力アップを目指すことができますね。
無料の資料請求やキャンペーンでお得に利用できることもあるので、まずはすらら公式サイトをチェックしてみましょう!
進んで家庭学習に取り組む子供のメリット
まず、そもそも子供が自分から進んで家庭学習に取り組むとどんな良い効果があるのか考えてみましょう。
集中力とやる気が育つ
自分から家庭学習ができる子というのは自分で「算数をやるぞ」「国語をやるぞ」と決めて1つのことに集中することができます。
また、ある程度の目標ややる気がないと自分から学習というのはなかなかできませんよね。自分で学習ができるようになると、自然と何事にもやる気を持って取り組めるようになります。
褒められるので自分のことが好きになる
子供が自分から学習をするようになると、お母さんの「勉強しなさい」「宿題はやったの?」という声かけは無くなりますよね。
お母さんが楽になるだけでなく、子供も常に追い立てられるようなプレッシャーを感じなくなるので伸び伸びと自分の学習に取り組むことができます。
さらにそこでお母さんからの「自分一人でよくできたね」「さすが〇〇ちゃんだね!」という褒め言葉があれば、子供の自己肯定感も高まります。
自信を持ってやりたいことにチャレンジする姿勢ができる
自己肯定感が高まると「自分はやればできるんだ!」という自信が子供の心の中に少しずつ育っていきます。
この「集中力」「やる気」「自分への自信」の3つは、実は大人になって社会に出てからも必要なものですよね。小学生のうちに「集中力」「やる気」「自分への自信」が持てるようになると、子供の将来の明るい人生にも繋がっていくんです。
そこで大切になってくるのが毎日の家庭学習への取り組み方。では具体的にどんな働きかけをしていけばいいのかをご紹介していきますね。
自分から家庭学習する子になるコツ
幼児・低学年のうちから「学習は楽しい遊びの1つ」と認識させる
あなたのお子さんがもし幼児や低学年であれば、自分から家庭学習をする習慣をつけるのに良いタイミングです。
子供は本来、遊びと学習の区別は持っていないとされています。
成長していくにつれて周りの大人や環境の中で「遊び」と「勉強・学習」は別のものなのだと学んでいるだけなのです。
私たち大人は「勉強や学習は我慢して取り組むもの」というイメージがありますが、それは後から植えつけられた思い込みなのです。
ならばまだ子供が「遊び」と「学習」の区別がついていないうちがチャンスです。
子供がやりたいことの前に家庭学習をやる習慣をつける
あなたのお子さんがすでにある程度大きくなっていて「遊び」と「学習」の区別がついている場合は、お子さんがやりたがる楽しいことの前に家庭学習ができる環境にするのが効果的です。
例えばお子さんがYouTubeを見るのが好きなら、学校から帰ってきてすぐに宿題などの学習をした上で、ご褒美としてYouTubeを見せてあげましょう。
大人も「週末のデートのために平日の仕事を頑張る!」ということありますよね。
大好きなことをやるために、先に宿題や家庭学習を頑張る!」ということが習慣になれば、子供も気持ちよく好きなことに取り組むことができますね。
子供が少しでも自分で学習できたら褒めてあげる
少しでも子供ができたことがあれば、積極的に褒めてあげましょう。褒め方としては
- 具体的に
- 一言で良い
- できてないことは1度目をつぶる
の3点がポイントです。
例えば学校の宿題でもよくある「漢字の練習」に取り組んだら、以下のような褒め言葉が出てきます。
- こんなにたくさん書けたの?さすが〇〇ちゃん!
- ここの「朝」っていう漢字、すごく上手だね!
- ここの最後のはらい、キレイだね!
- 濃くしっかり書けたね!鉛筆を正しく持って書けてるんだね!
- じっくり丁寧に書いていたね。すごいなぁ!
また褒める時にはできていない部分はあえて言わないようにするのも大切です。
たった1つでも「自分でやったことをお母さんは見てくれてる、褒めてくれた」という小さな自信をつけてあげると、だんだんと他のできていない部分も自分で改善していきます。
前はできていなかった部分を自分で改善できた時には「あ、ここ前より上手になったね!自分で直せて偉いね!」とさらに褒め言葉をかけてあげられるとより良いですね。
タブレット学習やアプリなどをきっかけにする
自分から学習をする上で大切なのが「楽しい」「おもしろい」と子供が思えることです。
スマホのアプリやタブレット学習は遊びの延長の感覚で自然と学習ができるようにできているものが多くておすすめです。
遊び感覚でタブレット学習をしていたら学校の学習も理解できるようになり、それが嬉しくてどんどん自分で学習を進めていくお子さんも多いですよね。
楽しいきっかけと褒め言葉で、自分で家庭学習できる子になる!
遊び感覚で楽しく学習ができるきっかけとお母さんの褒め言葉の2つで、子供はどんどん自分で家庭学習を進めていけるようになります。
- 遊びのように楽しく
- 学習できたらご褒美
- お母さんの褒め言葉が一番効果的
ぜひこの3つのポイントとタブレット学習で効果的に学力アップや学習習慣作りをしてみてくださいね。