【2023年11月】おすすめタブレット学習

【中学受験】Z会とリトルくらぶを徹底比較!合格するにはどっちを選べばいい?

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お悩みママ

塾に通う前の小学1〜3年生の間も、何か中学受験に向けた準備をしてあげたいな。

Z会とリトルくらぶが気になっているけど、どっちがいいんだろう?

まつもと

小学校教員&塾講師をのべ7年間やってきたまつもとです。

小学校低学年のうちから中学受験を考えているご家庭なら、Z会とリトルくらぶは、まず検討する通信教育ではないでしょうか。

どちらもお子さんが将来希望する中学校に合格できるだけの学力をつけるための教材ですが、学力定着や格へのアプローチ方法は大きく違います。

そこでこの記事では元教員の視点で、Z会とリトルくらぶの2社を比較してご紹介します。

リトルくらぶとZ会の通信教育はどちらも中学受験に向けた高い学力が身に付く教材ですが、それぞれ次のようなご家庭に向いている教材です。

  • Z会の通信教育:中学受験は検討中だが思考力や質の高い教材で学習したい
  • リトルくらぶ:四谷大塚に入塾前提で低学年のうちから学習したい

もし迷っているなら、まずは料金も安くお試ししやすいZ会の通信教育から始めてみるのがおすすめです。

無料の資料請求でお試し教材や期間限定ワーク、中学受験向け冊子なども届くので

「どんな教材かまずはチェックしてみたい」
「実際に子どもが取り組んでいる様子を見てみたい」
「中学受験はまだ未定だけど、情報だけは得ておきたい」

という方は特に活用してほしい教材ですね。

また1教科からの受講もOKなので、塾や習い事とも両立しやすいのも魅力です。

ただし期間限定のワークや冊子は数量限定のものも多く、学期末などは申し込みが混み合うこともあります。

まつもと

気になった今のタイミングで、まずはZ会の通信教育公式サイトをチェックしておきましょう!

→中学受験向けおすすめの通信教育・タブレット学習教材をもっとみる

もくじ

Z会の通信教育とリトルくらぶの基本情報

スクロールできます
Z会の通信教育リトルくらぶ
運営会社Z会四谷大塚
学習教科国語・算数・理科・社会
(学年によって異なる)
国語・算数・理科・社会
(理社は3年生のみ)
対応学年幼児〜高校生小学1年生〜3年生
学習方法・テキスト学習
・タブレット学習(iPadのみ)
 ・テキスト学習中心
・IT授業の視聴も可能
公式サイトZ会の通信教育 公式サイトリトルくらぶ公式サイト

Z会の通信教育はこんな子におすすめ

Z会の通信教育
  • 4年生以降の塾はまだ決めていない、もしくは塾に通う予定はない
  • 低学年のうちは遊んだり体験したりする時間も持ちたい
  • 基礎力と応用力をバランスよくつけたい

→Z会の通信教育の口コミ評判をもっと見る

→中学受験コースの口コミ評判はこちら

リトルくらぶはこんな子におすすめ

  • 4年生以降は四谷大塚に通塾する予定だ
  • 1年生のうちから先取りをして学習させたい
  • 作文の添削指導をしてもらいたい

→リトルくらぶの口コミ評判をチェックする

Z会の通信教育とリトルくらぶを比較しました

ここからはZ会とリトルくらぶを次の4つで比較してみましょう。

  1. 教材の内容
  2. 学習サポートの充実度
  3. 料金
  4. メリット・デメリット

教材の内容は?

Z会の通信教育・学習+経験+思考力
・タブレットかテキスト学習から選べる
・3年生からは中学受験コースも
リトルくらぶ・テキストとホームワークの2冊がメイン
・思考力を育てる問題が多い

Z会の通信教育では、算数と国語に加えて「経験学習」がセットになった3教科が基本のコースです。

経験学習とは、身の回りにあるテーマで調べたり作ったりする学習で、理科社会の基礎となる教材。

絵日記のような添削課題を提出するので、他者への伝え方や表現の仕方などを楽しみながら学習ができますね。

また2019年度から「みらい思考力ワーク」という教材もオプションで学習することができるようになりました。

  • きちんと考える力(論理的思考力)
  • せいりする力(情報整理力)
  • いろいろためす力(試行錯誤力)
  • おもいつく力(連想力)
  • よくみる力(注意力)
  • みぬく力(推理力)

の6つの思考力を育てる教材になっています。

小学1・2年生のタブレットコースでも「みらいたんけん学習」として、ワークと同じように思考力育成のためのコンテンツが含まれています。

タブレットコースの場合はオプションではなく通常コースに含まれているのもうれしいポイントですね。

まつもと

大学入試も大きく変わることから「思考力」の大切さは最近いろいろなところで言われていますが、Z会の教材は具体的につけたい力がページごとに明確になっているのがわかりやすくていいですね。

3年生からは「中学受験コース」も選択することができるようになります。

息子がやってる通信教育リトルくらぶ。どうかしてるぜ。
しかもこれ「さんすう」て。 pic.twitter.com/cdWRC6Z3WP

— あさちん (@viridian_tiger) August 31, 2020

リトルくらぶは四谷大塚が作っている教材ということもあり、小学校の内容を先取りしつつ応用問題が多い構成になっています。

Z会のような別冊で思考力を育てる教材はありませんが、テキスト全体で思考力を鍛えるカリキュラムになっています。

テキストとは別で「ホームワーク」というドリルがあり、1日1ページで毎日学習できるように構成されています。

今日のリトルくらぶ。縦横で意味がつながるものを選ぶ。1枚目は野菜、赤いもの、でトマト。
2枚目の答えは8になるんだけど、我が家は全員これがなんで8になるのかわからない。 pic.twitter.com/xhu2MPUI9p

— あさちん (@viridian_tiger) June 6, 2020

お子さんにとっては初めは続けるのが大変かもしれませんが、学習習慣を確実につけられそうですね。

またどちらも採点などは低学年のうちは親がやってあげる必要がありますが、どちらも詳しい解説や採点のポイントが明確に書かれているので安心です。

まつもと

特にZ会は各教材のページごとに「学習のねらい」も書かれているので、お子さんがどんなことができるようになればいいのかがはっきりしていて分かりやすいですね。

学習サポートの充実度は?

Z会の通信教育毎月の添削指導(国語・算数・経験学習)
リトルくらぶ毎月の添削指導(国語・算数・作文)

2社とも毎月3種類の添削指導があり、学習のサポート体制はしっかりしています。

特にリトルくらぶは算数・国語に加えて作文指導もあるため、文章を書く力の強化がしっかりできそうですね。

Z会は算数・国語と経験学習の添削があります。

Z会の添削問題、先生の丁寧な説明と美しい文字に毎回感動する。 pic.twitter.com/Il2csdPqDW

— うさぎ (@absolutelife25) August 18, 2020

丁寧な添削は小学生だけでなく中学生や高校生からも評判が高く人気ですね。

特に小学校低学年では、かわいらしいイラスト付きでお子さんのやる気や楽しむ気持ちをより高めてくれます。

また年3回「あしあとシート」「わくわくレター」という担任の先生からのお手紙も届きます。

まつもと

お子さんの中にはこの先生のお手紙をとても楽しみにしている子も多いようです。
日々の学習のモチベーションになりますね!

料金はどちらが安い?

Z会の通信教育月3,315円〜
入会金:なし
リトルくらぶ月3,390円〜
入会金:11,000円

※全て税込料金

月額料金はどちらも月3,000円前後からですが、入会金を考えるとZ会の方が安く受講することができますね。

まつもと

どちらの教材も選択する教科数や学年、コースによって変わるため、事前の資料請求で確認しておくのがおすすめです。

メリット、デメリットは?

Z会の通信教育のメリット

  • 幼児から一貫して学習ができるので楽
  • 塾なしでも合格できるだけのカリキュラムがある
  • 1教科だけの受講もできる
  • 入会金がいらない

Z会の大きなメリットは、幼児から大学受験まで一貫した教材の流れがあることです。

Z会の教材とお子さんの相性が合えば、中学受験だけでなく大学受験までなれた教材で学習できるのはお子さんにとっては大きなメリットです。

またZ会の口コミで非常に多いのが「問題や添削の質が高い」という声。

レベルも高く、多くの中学受験生や東大などの難関大学合格者が利用しているのも納得です。

まつもと

1教科からの受講もできるので、塾や他の教材の足りない部分を補うという使い方ができるのも便利ですね。

Z会の通信教育のデメリット

  • リトルくらぶと比べるとやや易しい
  • 付録などが少ない
  • タブレットはアイパッドしか使えない

Z会のデメリットとしては、シンプルな教材ゆえに付録がないことと、一般的な通信教育と比べると料金がやや高いことです。

しかし中学受験を検討しているご家庭にとっては、塾や家庭教師をつけることと比べるとあまり問題ではないかなと思います。

また「タブレットコース」や小学3年生からの「中学受験コース」では、アイパッドしか利用ができません。

手元にない場合は購入する必要があるため、タブレット代金も含めての検討が必要ですね。

リトルくらぶのメリット

  • IT授業が受けらえる
  • 四谷大塚への入塾がスムーズ
  • 作文の添削指導ができる
  • 学校よりも先取りした学習ができる

リトルくらぶの1番のメリットは、4年生以降の四谷大塚への入塾がスムーズにできることです。

自宅近くに四谷大塚があり、通塾が前提になっていれば本格的な中学受験の勉強が始まっても安心ですね。

また作文の添削指導があるので、文章力や構成力の向上に役立つのもリトルくらぶならではです。

まつもと

カリキュラムもかなり進みが早く、3年生のうちに植木算や分配算などの学習をすることができます。

リトルくらぶのデメリット

  • 料金がやや高い
  • 四谷大塚に入塾しない場合は3年生で学習が途切れる
  • 入会金が必要
  • 学習レベルがかなり高め

デメリットとしては、四谷大塚へ入塾をしない場合にはあまり大きなメリットは感じにくいという部分です。

3年生で学習が一度途切れてしまうので、そこから再度教材や塾探しをする必要があります。

また口コミで多かったのが「Z会に比べるとレベルが高い」という声です。

すでに家庭での学習習慣やより高い学力を身につけたいという場合であればいいのですが、いきなりハイレベルな内容へのチャレンジだとお子さんの学習意欲が下がってしまうことも。

「ハイレベルな内容にうちの子がついていけるか不安」という場合は、まずはZ会から試してみる方が安心かもしれません。

Z会とリトルくらぶの比較についての口コミ評判

小1次女はZ会とリトルくらぶを掛け持ちしています。
本当はZ会が合っているのだけど、少し背伸びしてリトルくらぶも。
その月のZ会が終わったら、リトルくらぶの学習へ。

— 薬味 (@LQWA3byTMm9nww6) August 8, 2020

リトルくらぶの動画視聴してみたけれど、どうも上の子はピンとこないそう。続けて五年生まで見たけれど。
このままZ会ベースでスタサプ使って好きな科目はどんどん進むってのがいいのかも🤔

試行錯誤できるのは低学年の醍醐味(笑)もっと迷っていこ〜

— こんちゃん@2025N (@kokonxhan) October 17, 2020

長女は小1の頃からたたき上げでリトルくらぶ頑張ってきたから次女にも問答無用でやらせているけれど…次女はZ会のレベルがとても合っていると思う。
…けれど、リトルくらぶも辞められず💦

— 薬味 (@LQWA3byTMm9nww6) July 19, 2020

下の子、やり切ったよ😓何故そのパワーを今まで出さなかったんだ…?「止められるなら、今まで出さずに溜め込んだ教材頑張ってやる!」良いんだか悪いんだか。期限内に全ての教材をやり切ったので3年生のコンテンツが始まるタイミングで、#Z会 のタブレットコースに入会。#リトルくらぶ ありがとう

— 子育ては親育て (@Cattus_latin) March 20, 2021

どちらも中学受験にも対応できるハイレベルな教材ということで、Z会とリトルくらぶは両方試している方が多いですね。

  • Z会とリトルくらぶ両方を受講している人
  • 実際に試してみてお子さんに合った方を選んでいる人
  • きょうだいで反応が違うご家庭

と、ご家庭の教育方針やお子さんのタイプに合わせて選んでいる方が多い印象でした。

総合的にはZ会の通信教育がおすすめ!

Z会の通信教育とリトルくらぶについて詳しく比較してきましたが、総合的にみてZ会の通信教育がおすすめです。

教材の質の高さ「今何を学習しているのか」が親にも子供にもわかりやすい構成になっているのがいいですね。

しかし、Z会の教材がどんなに良くても一番大切なのはあなたのお子さんに合った教材か、続けられる教材かどうかということですよね。

Z会の通信教育は無料で資料請求ができるのですが、

  • 国語
  • 算数
  • 経験学習
  • みらい思考力ワーク
  • 保護者向け冊子(中学受験や家庭学習について)

のすべてのお試し教材や、添削指導の見本などが入っていてしっかり教材を確認することができます。

まつもと

資料到着までには3〜7日程度かかります。
気になった今のタイミングで、まずは早めに資料請求をしておきましょう!

→中学受験をする子向けのおすすめタブレット学習・通信教育をもっと見る

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