公文式をやらせてるけど、宿題はやらないし教材も学年に追いついていない…。
うちの子に公文式は合わないのかな?
公文式の講師として教室運営をしていた経験があるまつもとです。小学校教員も5年ほどしていました。
小学生を中心とした学習系の習い事として有名な公文ですが、お子さんによって公文が合う子・合わない子はいます。
私自身も公文を小学5年生〜中学生までやっていたし、公文の教育理念は共感できる面もたくさんあるのでいい指導法であることは間違いありません。
ただ公文はオリジナルの教材と指導法で学習を進めるので、合って伸びる子もいれば合わずに勉強嫌いになってしまう子もいます。
この記事では公文式の元指導者の視点で、公文に合わない子の特徴や解決方法をご紹介します。
あなたのお子さんが以下のどれかに当てはまる場合は、公文式以外の教材の検討もおすすめです。
- 自分のペースで勉強したい子
- 短期間(〜半年)で学力をあげたい
- 学校の予習復習がしたい
- 算数は図形や文章問題を強化したい
- 1年以上公文式を続けているが今の学年より下の教材をやっている
- 公文の前後に習い事があって忙しい
公文の学習や理念はお子さんに合えば素晴らしい教材ですが、公文が合わない子が無理に続けても、公文嫌い・勉強嫌いになってしまっては意味がありません。
今公文式を頑張っている子であれば、タブレット学習のすららも合わせて検討してみましょう。
- 公文式より多い国語・算数・英語・理科・社会の5教科を学ぶことができる
- 現役塾講師の「すららコーチ」が学習をしっかりサポートしてくれる
- 今の学年に関係のない「無学年学習」で一人一人に合わせた学習ができる
- 楽しいアニメやキャラクターでゲーム感覚で学習を進められる
- タブレットなので教材の管理が必要ない
と、お子さんに合った学習サポートと進度で復習・先取り学習をすることができます。
また5教科で月8,228円〜(税込)という料金の安さも魅力ですね。
無料の資料請求やお試し体験もできます。
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公文(くもん)は一般的な塾とは違う
そもそも公文式は、一般的な学習塾とはちょっと目指している方向が違います。
この指導方針をしっかり理解していないまま「友達も通っているから」という理由で公文を始めると、「やってみたらうちの子には合わなかった」ということはよくあります。
まずは公文式とはどんな学習法なのかを確認してみましょう。
- 一人一人の「スラスラできる」に合わせてステップアップしていく教材
- 最初は2学年くらい下から始めるのが普通
- 反復練習が中心
- 集中力と自分で考える力を育成
- 先生はやり方は教えない(子供が自分で気づけるようにサポートする)
普通の学習塾の目的として多いのは
- 学校の授業内容を定着させる
- 志望校合格に向けて
というのが一般的だと思います。
公文式の目的は
- 自分で考えていく力と集中力を育てる
- 自己肯定感を高める
が最終的なゴールのため、そもそも学力アップ重視の塾ではないということを押さえておきましょう。
公文式は東大生が子供の頃にやっていた習い事としても有名ですが、それは「公文式によって学力が上がった」のではなく、「公文式によって自分で考え努力する力がついた」ということではないかと考えられます。
また入会したては学年よりも下のかなり簡単な内容から学習がスタートしますよね。
これも戸惑う方が多いのですが、集中力や自己肯定感を高めるための指導法だと考えていただければと思います。
つまり公文式が合う子としては
- 自分で考えながら勉強したい
- 計算問題が早く解けるようになりたい
- 時間がかかってもいいから学年より先の内容を学習したい
というタイプのお子さんですね。
公文(くもん)が合わない子とは?
公文式が合わない子とはどんなケースが考えられるのでしょうか?
あなたのお子さんにも当てはめながら確認してみてくださいね。
すぐに成績を上げたいと思っている
先ほど説明した通り、公文式は成績を上げるための塾ではありません。
続けていくうちに学力がついて結果的に成績アップにはなりますが、短期間で成績をぐっと上げたい子には向いていません。
1年以上継続していても教材が学年に追いついていない
公文式で学習している子の多くは、入会から1年以内に今の学年に追いつきます。
指導者としても基本的には1年以内に学年に追いつくよう計画を立てますし、もう少し時間がかかりそうと分かれば事前に理由などの説明をすることが多いです。
休会していた期間が長かったり宿題をまったくやっていない場合は別ですが、特別な理由がないのに1年以上経っても学年の内容に入れていないのであれば、公文式が合っていない可能性があります。
算数の図形や文章問題をやりたい
公文式では計算問題の反復練習が基本の教材ですので、図形問題や文章問題ができるようにしたいと考えるのであればちょっと合わないかもしれません。
文章問題は時々出てくるものの、図形問題はほぼ出てきません。(国語の教材には説明文として図形についての文章は出てきます)
漢字検定対策をしたい
教材の中には漢字の練習はありますが、漢字検定対策用にはできていません。
市販の漢字検定用の教材を購入した方がいいでしょう。
また漢字検定対策にも対応したタブレット学習教材もあります。
ゲーム感覚で学習することができるので、お子さんによってはより効率よく漢検対策をすることができますね。
学校の授業の復習をしたい
公文式の教材は学校の教科書通りの教材構成にはなっていないため、学校の復習を公文ですることは難しいです。
学校の授業の復習を目的とした学習であれば一般的な学習塾に通うか、教科書にあった学習ができる教科書準拠の通信教育などの方がいいですね。
20分以上机に座っていられない
公文式は集中して一気に問題を解くことが大切ですので、小学生で20分以上座って学習できない状態だと学習が成り立たないでしょう。
頑張って続けていくうちに集中力がついていくケースももちろんありますが、指導者の力量や宿題を必ずやらせるなどの親のサポートが不可欠になります。
公文(くもん)の前後に習い事が詰まっている
習い事をたくさんやっている子も公文に合わずに退会するケースが多いです。
公文式は塾のように時間割が決まっていないので、その日の自分の教材が終わるまで学習するのが基本です。
スケジュールを見越した上で先生も教材の準備や計画を立てますが、教材の難易度が上がっていくと教室では終わらずにその分宿題が増えてしまうことも。
自分の好きなペースで勉強したい
公文式は一人一人に合わせたペースで教材が用意されますが、一方で先に進むための基準が設けられているのでその基準に達していない場合は何度も同じ問題を解くことも多いです。
もちろん理由が合って反復練習をさせていますが、「もっとどんどん進みたい、自分のペースで進めたい」と感じる子には辛いかもしれません。
「公文が合わなかった」方の口コミ評判
公文式を始めてみたものの、やはり合わなかったと感じているご家庭も多いようです。
- 合わなかったから辞めて違う学習方法に変えた
- 教室を変えたら公文に通えるようになった
- 家庭と公文の学習方針が合わなかった
- きょうだいで合う合わないの差があった
など、お子さんやご家庭によってもその後の対応は様々であることがわかります。
公文(くもん)が合わない時の解決方法とは?
ここまで読んでいただいて「うちの子やっぱり公文に合ってないかも…。」と改めて感じた方もいるのではないでしょうか。
そんな方は、ぜひこの後の公文式に合わない子の解決方法を試してみてくださいね。
指導者(教室の先生)に相談してみる
まずは教室の先生に相談してみましょう。
教室のある日は先生も忙しいので、メールで日時を決めて電話か対面で相談するのがおすすめです。
また教室によっては定期的に保護者面談を実施しているところもありますので、タイミングが合えばその時に相談するのもいいですね。
直接聞くことで納得できる回答をもらえることもありますし、逆にそれでも合っていないと感じるのなら少し検討が必要かもしれません。
期限と目標を決めてそこまで続ける
教材の単元によっては、少し難しく時間がかかる部分があります。
終わりの見えないトンネルが続くのは子供にとっても辛いので、
「あと1ヶ月頑張ってここまで進めよう。それでも大変なら辞めることも考えよう」
と提案して話し合うのもおすすめです。
子供にとっても少し先の出口がわかるので、目標ができて頑張れる子も多いです。
できれば先生にも決めた期限と目標を伝えておくといいですね。
子供にあった学習法に変える
「指導者に相談した、期限と目標も決めて続けた」
それでもお子さんが公文を続けるのが辛かったり合わないと感じたりするのであれば、学習法を変えた方がいいです。
ここまで公文を頑張って続けたことは褒めて認めてあげつつも、より楽しくお子さんが前向きに学習できる環境を作ってあげたいですね。
公文は退会するにしても、次にどんなものをやらせてあげたらいいのかしら?
塾も教材もたくさん合って悩みますよね。
私が公文式が合わない子にぜひおすすめしたいのが「すらら」という教材です。
公文(くもん)が合わない子におすすめしたい「すらら」とは?
すららとは、オンラインで自分にあった勉強ができるタブレット学習教材です。
公文式が合わない子にすららをおすすめする理由は次の5つです。
- 公文式より多い国語・算数・英語・理科・社会の5教科を学ぶことができる
- 現役塾講師の「すららコーチ」が学習をしっかりサポートしてくれる
- 今の学年に関係のない「無学年学習」で一人一人に合わせた学習ができる
- 楽しいアニメやキャラクターでゲーム感覚で学習を進められる
- タブレットなので教材が増えたり管理したりする必要がない
すららで学習をした子の中には、勉強嫌いだった子が1日8時間もすららで勉強するのが習慣になったという事例もあるから驚きですね!
教科数や、学年に関係なく学習できる部分など公文式の良さと共通している部分も多く、楽しく学力アップが目指せるというのがすららの良さです。
5教科学習できて月額8,228円(税込)という安さも魅力的。
公文の学習や理念は、お子さんに合えば素晴らしい教材だと思います。
しかし公文が合わない子が無理に続けても、公文嫌い・勉強嫌いになってしまっては意味がありません。
「勉強大嫌い、勉強なんてつまらない」となる前に、ゲーム感覚で楽しく学べるすららもぜひチェックしてみてくださいね。