スマイルゼミの小学生コースは先取り学習ってできるのかな?
元小学校教員や塾講師として約7年の指導経験があるまつもとです。
専用タブレット1台で全教科の学習ができるスマイルゼミは、特に小学生に人気のタブレット学習ですよね。
スマイルゼミ検討中の方の中には
「得意な教科だけ先取り学習をしてどんどん進めたい」
「中学受験に向けて、学年を超えた先取り学習がしたい」
と考えているお子さんやご家庭も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、スマイルゼミの先取り学習について詳しくご紹介します!
スマイルゼミは、教科ややり方によっては先取り学習をすることができます。
特に算数と国語は無学年学習の「コアトレ」が追加料金なしで利用することができるので、お子さんの学力に合わせた先取りはもちろん、学年を超えた復習をすることもできるのが魅力ですね。
一方で
- 算数と国語以外の先取りは学年変更や有料オプションが必要
- 学年変更した先取り学習は、先取り学年の料金がかかる
- 単元ごと・教科ごとの先取り学習はしにくい
というデメリットもあります。
より柔軟に学年を超えた先取り学習や復習ができる教材を探しているなら、スマイルゼミとあわせて無学年学習のタブレット学習・通信教育も検討してみましょう。
特に以下の3つは、サポート体制や授業の質が高くスマイルゼミと比較してほしいタブレット学習です。
スマイルゼミと合わせてぜひ検討してみてくださいね。
- すらら:全教科で小学校〜高校までの無学年学習ができる。教科や単元ごとの学習もOK、専任コーチによるサポートが手厚い
- 東進オンライン学校:全4教科で2学年分の学習ができる。四谷大塚のプロ講師による映像授業がわかりやすく人気
- 進研ゼミ小学講座(チャレンジタッチ):算数と国語の無学年学習「AI国語算数トレーニング」が利用できる。英語もレベル別に学習可能
スマイルゼミで先取り学習をするには?
無学年学習の「コアトレ」を使う
スマイルゼミでは、無学年学習の「コアトレ」を追加料金なしで利用することができます。
無学年学習とは、今のお子さんに関係なく学年を超えて学べる学習スタイルのことですね。
お子さんの今の理解度に応じて学習が進められるので、先取りはもちろん「1つ前の学年に戻って復習」ができるのも大きなメリットです。
スマイルゼミの「コアトレ」では、
- 国語と算数・数学の2教科
- 幼児から中学3年生レベルの教材
を自由に学ぶことができます。
まだ学校では習っていない問題はどうやって学ぶの?
初めて学習する内容や単元は、解説動画を見て理解してから実際の問題を解いていきます。
しっかり理解して解けるようになるまで繰り返し問題が出題されるので、1人でもどんどん先取り学習ができるのがいいですね。
また専用タブレット1台でお子さん1人で学習が完結できるようになっているので「習っていない問題の説明を親がするのが大変」となる可能性も低くなるのも嬉しいポイントです。
英語の先取りなら「英語プレミアム」を追加利用する
スマイルゼミでは通常のコース内で英語を学ぶこともできますが、復習に先取りや応用問題にチャレンジしたい場合は「英語プレミアム」を追加受講することができます。
月額748円〜(税込)の有料オプションですが、
- 毎月の講座数が通常コースの2倍ある(7〜8講座)
- フォニックスの発音学習ができる
- 英語4技能の力をバランスよく学べる
- 英検2級までの対策ができる
など、学年に関係なく英語力をどんどん伸ばしていけるのが魅力ですね。
特にネイティブ発音によるリスニングやスピーキングのトレーニングも充実しているので将来使える英語力の基礎をお子さんのペースで学ぶことができます。
先取りしたい学年のコースを申し込む
国語や算数だけでなく、理科や社会など他の教科も先取り学習したい場合はどうすればいいの?
国語・算数・英語以外の教科も先取りしたい場合は、上の学年のコースを申し込むことで全ての教科を先取り学習することができます。
例えば小学3年生であっても、小学4年生や5年生向け教材に申し込んで先取り学習をするということですね。
スマイルゼミ入会時に、受講したい学年のコースを選んで申し込むだけなので、手間もかからず簡単です。
「1つ上の学年の学習を毎月教科書に合わせた単元で学ぶ」という状態になるので、教科や単元によっては難しく感じる場合もあります。
ただし算数や国語はコアトレで復習ができますが、
- 他の教科の場合はさかのぼっての復習ができない
- 教科書で学んでいる前提の構成なので、習っていないケース向けの解説動画はない
というデメリットもあるので注意しましょう。
スマイルゼミで先取り学習をする時の注意点・デメリット
国語・算数・英語以外は先取り学習がしにくい
スマイルゼミでは、国語、算数、英語はコアトレや英語プレミアムを利用することで先取り学習ができますが、それ以外の教科は先取り学習がしにくいのがデメリットです。
社会や理科などは1つ上の学年のコースを受講することで先取りができますが、学校で授業を受けた後の学習教材を前提として作られているため、お子さんによってはスマイルゼミの教材だけではつまづく場合もあります。
もしつまづいた場合は
- 別教材などで学び直す
- 学年を変更して今の学年に戻す
などの対策が必要になるかもしれませんね。
また逆に「今月の分が早く終わってしまったから、来月分の教材も先取りしたい」となっても、毎月決まった分量でしか配信されないため先取りができません。
先取り学習はできるが、単元指定や月毎の細かい先取りは難しいのはデメリットです。
毎月の配信を気にせず、5教科全てで小学校から中学まで単元ごとに先取り学習をしたい場合は、無学年学習のすららも合わせて検討してみましょう。
学習する学年によって料金が異なる
スマイルゼミの料金は、学年ごとに料金が変わります。
例えば小学3年生が4年生に学年を変更して先取り学習したい場合、
学年 | 料金(税込) |
---|---|
小学3年生 | 月4,180円〜(年間50,160円〜) |
小学4年生 | 月4,840円〜(年間58,080円〜) |
差額 | 1ヶ月あたり月660円〜(年間7,920円〜) |
と少し料金が高くなります。
特に高学年の内容を先取りする場合や2学年上の先取りをしたい場合はより料金も上がるので、家庭の予算と照らし合わせて先取りするかを検討するのがいいですね。
入会後の学年変更ができない
スマイルゼミで先取り学習をする上で1番大きなデメリットが、入会後に学年の変更はできないことです。
変更するには、一度今の契約を解約・退会した上で再度利用したい学年で入会し直す必要があります。
この時に専用タブレットも購入し直しになるため、手間と費用を考えると入会後の学年変更はハードルが高いですね。
さらに12ヶ月未満の退会だと追加のタブレット代金もかかるため、
- 先取り学年のタブレット代金(10,978円)
- 12ヶ月未満で退会の場合の追加代金(7,678円〜)
- 先入会時のタブレット代金(10,978円)
と、学年変更によるタブレット代金だけで最低でも3万円近く必要になることがわかります。
ただし今の学年でコアトレを使って先取り学習をするだけなら、料金もかからず自由に復習や先取りができます。
- 「1つ上の学年で先取りするか迷う」
- 「後から学年を変えられないのは不安」
という場合は、今の学年で受講+コアトレで先取り学習をする方がお子さんへの負担も少ないかもしれませんね。
- すらら:全教科で小学校〜高校までの無学年学習ができる。教科や単元ごとの学習もOK、専任コーチによるサポートが手厚い
- 東進オンライン学校:全4教科で2学年分の学習ができる。四谷大塚のプロ講師による映像授業がわかりやすく人気
- 進研ゼミ小学講座(チャレンジタッチ):算数と国語の無学年学習「AI国語算数トレーニング」が利用できる。英語もレベル別に学習可能
スマイルゼミで先取り学習をした方の口コミ評判
まずはスマイルゼミの先取り学習を体験してみよう
スマイルゼミでの先取り学習について、口コミ評判やデメリットまで詳しくご紹介しました。
無学年学習のコアトレで、算数と国語は追加料金なしで自由に利用できるのがスマイルゼミならではの良さですね。
しかし一番大切なのは、お子さんにあった教材かどうか、楽しく続けられるかどうかです。
スマイルゼミも含めて、小学生向けのタブレット学習・通信教育の多くは無料で資料の取り寄せやお試し体験をすることができます。
特にスマイルゼミは、資料を取り寄せておくと近くの体験会の招待が届きます。
実際にお子さんと一緒に体験会に行くことで
- お子さんが実際に試すことで、取り組み方やお子さんの様子が具体的にわかる
- お子さん自身も「こっちがいい!」「これは違うかも」と自分で決めて続けやすい
- 体験会参加者限定のキャンペーンを利用できることも(時期によって異なる)
など、より確信を持ってお子さんに合った教材で学習しやすくなりますね。
気になった今のタイミングで、まずは気になった教材の公式サイトをチェックしておきましょう!
- すらら:全教科で小学校〜高校までの無学年学習ができる。教科や単元ごとの学習もOK、専任コーチによるサポートが手厚い
- 東進オンライン学校:全4教科で2学年分の学習ができる。四谷大塚のプロ講師による映像授業がわかりやすく人気
- 進研ゼミ小学講座(チャレンジタッチ):算数と国語の無学年学習「AI国語算数トレーニング」が利用できる。英語もレベル別に学習可能