オンラインで学習できるすららとデキタスで迷っている。
うちの子にはどっちが合っているんだろう?
元小学校教員・塾講師として約7年の指導経験があるまつもとです。
すららとデキタスは、どちらもテレビCMなどはやっていないので一般的な知名度は高くありませんが、塾や学校現場では導入しているところも多く教育界では今注目の2社ですね。
それぞれ自宅のパソコンやタブレットですぐに始められる良さがありますが、教材の構成や学力アップへのアプローチなどはそれぞれ違いがあります。
そこでこの記事では、タブレット学習教材のすららとデキタスの違いやお子さんにはどちらが合っているかについて、比較してご紹介します。
すららの基本情報
運営会社 | 株式会社すららネット |
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対応学年 | 小学1年生〜高校生 |
対応教科 | 国語・算数・英語・理科・社会 |
利用可能サービス | すららコーチによるカウンセリング 学習計画サポートとアドバイス 学力診断テスト |
料金 | 月8,228円〜(税込) |
デキタスの基本情報
運営会社 | 株式会社城南進学研究社 |
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対応学年 | 小学1年生〜中学3年生 |
対応教科 | 【小1・小2】国語・算数・英語・生活【小3〜】国語・算数・理科・社会・英語 |
利用可能サービス | 追加料金なしで小1中学生の内容まで自由に利用可能、テスト対策機能、学習記録機能 |
料金 | 小学生3300円、中学生4400円(全て税込) |
デキタスとすららの違いとは?5項目で比較
すららとデキタスの比較①使用できるタブレットの種類
すらら | 自宅のパソコン、タブレット |
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デキタス | 自宅のパソコン、タブレット |
どちらもパソコンやタブレットなど自宅にある端末で使うことができます。
MacやWindowsなど基本的にはどのメーカーのものでも利用可能なので、すでに持っている自宅の機器で気軽に始められますね。
画面の見やすさではやはりパソコンかタブレットが使いやすいと思うので、スマホだけしか自宅にない場合は購入するか、スタディサプリの方がおすすめです。
すららとデキタスの比較②教科書に沿っているのか
すらら | ・体系的な無学年式学習 ・教科書に合わせた学習も可能 |
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デキタス | ・教科書準拠 ・単元ごとに前後の復習・予習ができる |
どちらも教科書に合わせた学習はできますが、日々の授業に合わせた予習復習であればデキタスの方が使いやすいですね。
すららは学習指導要領に合った学習を学年に関係なくお子さんの学力に合わせて学ぶことができます。
ただし教科書の順番通りに教材が構成されているわけではないので、お子さんが使っている教科書との対応表で確認をしながら進めていく必要があります。
デキタスは教科書に準拠した内容になっています。
学習を始める前に学校で使っている教科書を指定することで学校の授業と同じ単元を学習することができます。
すららとデキタスの比較③学習できる教科や学習スタイル
すらら | ・無学年式学習で学力に合わせて学ぶ ・国語・算数・英語・理科・社会 (英語は中学生〜、理科社会は小3〜) |
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デキタス | ・学年式学習で学年に合わせて学ぶ ・小1・2「国語・算数・英語・生活」の4教科 ・小3以上「国語・算数・理科・社会・英語」の5教科 |
どちらも4教科〜5教科の学習ができるので、小学生に必要な学習はしっかりできる教材ですね。
すららの学習は「無学年式学習」という学年に関係なくお子さんの学力に合わせた進度とスタート地点から学ぶことができる教材です。
例えば同じクラスで学ぶ小学3年生でも、学力や理解度は全く同じではありません。
お子さんの性格や得意不得意が違うので当然なのですが、学校の授業は一斉授業のためどうしても学力ではなく学年に合わせた指導になります。
学校の授業についていける子であれば問題ないのですが、理解するまでに時間がかかる子は「わからない」が積み上がってしまい、
「学校の授業がわからない」
「3年生なのに2年生の内容がわかっていない」
という状態になることもあります。
デキタスは、教科書準拠を基本とした教材構成になっているのため学年に合わせて学習を進めやすい教材です。
今の学年の内容はある程度理解できている子であれば、無理なく学校の予習復習として利用することができますね。
すららとデキタスの比較④学習サポートの充実度
すらら | ・現役塾講師によるカウンセリングや学習設計をしてもられる ・LINEやメールで質問できる(回数制限なし) |
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デキタス | ・マイページからいつでも質問できる |
学習サポートの充実度は圧倒的にすららです。
一人一人に合わせた学習サポートがすららの一番の強みですね。
すららでは、現役の塾講師である「すららコーチ」が学習開始前にスカイプなどでカウンセリングを行い、お子さんの性格や学力などに合わせて学習のスタート地点や進め方をアドバイスしてくれます。
この他にも
- 定期的にお子さんに励ましメッセージをくれる
- お子さんに合わせた効果的な褒め言葉なども教えてくれる
- 不登校や発達障害などに丁寧にアドバイスしてくれる
と、まるで塾や家庭教師かのように丁寧に対応してくれるのがすららの良さですね。
デキタスはすららほどのサポートではありませんが、マイページからいつでもメールで学習や使い方について質問する機能が付いています。
すららとデキタスの比較⑤料金はどちらが安い?
すらら | ・入会金7,700円〜11,000円 ・月額8,228円〜10,978円 (コースによって異なる) |
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デキタス | ・入会金なし ・月額3,300円(小学生の場合) |
※全て税込料金です
料金面で見るとデキタスはかなりお得な料金設定です。
すららは金額は比較すると高いですが、やはりサポート体制が抜群であることやお子さんに合った学習ができることを考えると、決して高くはない金額ですね。
またすららもデキタスも、時期によってはお得なキャンペーンを行っていることがあります。
デキタスとすらら、結局どっちがいいの?
すららとデキタスについて、5項目で詳しく比較してきました。
それぞれ特長があるタブレット学習ですが
- 勉強が嫌い・苦手な子でもプロがフォローしながら確実に学力アップするならすらら
- ある程度学校の授業は理解できていてお子さん一人で勉強ができるならデキタス
と、お子さんの学習習慣や学力に合わせて選んでみましょう。
そして一番大切なのは、お子さん自身が楽しく学習を継続できる教材かどうかということです。
どんなに評判が良い教材でも、お子さんとの相性が合わなければ意味がありません。
今回ご紹介したすららとデキタスはどちらも無料で体験学習や資料請求ができますので、必ずお子さんとの相性をチェックしてから入会するかを決めてくださいね。
どんな子でも、お子さんに合った学習へのアプローチで学力も可能性もグッと伸ばしてあげることができます。
お子さんが「勉強できるようになった!うれしい!」と喜ぶ様子をみるためにも、まずは公式ページをそれぞれチェックしてみてくださいね。