算数が苦手なうちの子。
タブレット学習の「リス算数」と「スマイルゼミ」が気になっているけど、うちの子にはどっちがいいんだろう?
元小学校教員・塾講師として約7年の指導経験があるまつもとです。
学習習慣のないお子さんでもゲーム感覚で楽しめるタブレット学習は、とても人気ですよね。
特に苦手な子も多い算数は、自動採点やAIによる復習機能などのフォローが充実しているタブレット学習とは相性がとてもいいですよ。
中でも算数のタブレット学習として特化している「リス算数」と、CMなどもよくやっている「スマイルゼミ」で迷っている方も多いですよね。
そこでこの記事では、「リス算数」と「スマイルゼミ」を5項目で詳しく比較してご紹介します。
リス算数とスマイルゼミは、それぞれ特長が違います。
どちらの教材も実績のある通信教育ですが、迷っているのであればまずは資料請求や体験授業を受けてみるのが一番です。
リス算数は専用タブレットを使った無料お試し体験、スマイルゼミは詳しいパンフレットを無料で取り寄せることができます。
どちらも3分程度の手続きで、しつこい勧誘などもないので安心してくださいね。
比較して試すことで、よりお子さん自身も教材が選びやすいですし、何より「これやりたい!」と意欲もわきやすくなります。
「もっと早くから始めておけばよかった…」と後悔しないためにも、まずはお試しだけでもしておきましょう!
リス算数(RISU算数)はこんな子におすすめ
- 時間を気にせず自分のペースで算数を勉強したい
- 数学検定にチャレンジして算数力を伸ばしたい
- 中学受験に向けて学年を超えた先取り学習をしたい
スマイルゼミはこんな子におすすめ
- 教科書の内容に合わせて予習・復習がしたい
- 英語を含む5教科すべての学習をしたい
- 動画やアニメなどが豊富な教材の方が興味を持ちそう
リス算数とスマイルゼミの基本情報
リス算数 | スマイルゼミ | |
運営会社 | RISU Japan株式会社 | 株式会社ジャストシステム |
創立年 | 2014年 | 1979年(スマイルゼミは2012年) |
対応学年 | 幼児〜小学生 | 幼児〜中学生 |
対応教科 | 算数のみ | 国/算/理/社/英(プログラミング) |
学習方法 | 専用タブレットでの学習 | 専用タブレットでの学習 |
教科書準拠 | △ | ○ |
先取り学習 | ◎ | △ |
リス算数とスマイルゼミ、小学生にはどっちがおすすめ?
教材の内容は?
リス算数 | 算数・数学に特化、専用タブレットで無学年学習ができる |
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スマイルゼミ | 5教科+プログラミング学習が1台のタブレットで学習できる |
リス算数とスマイルゼミは、それぞれ扱っている教科が大きく異なります。
リス算数は、算数・数学の1教科に特化したタブレット学習です。
小学生〜高校生で学ぶ内容までを網羅していて、今の学年に関係なくお子さんの学力にあった学習をすることができます。
最近では、RISU算数で学んだ小学1年生の男の子が数学検定1級(大学・社会人レベルの内容)に合格したことでも話題になりました。
また先取りだけでなく、
「3年生だけど2年生の九九が理解できていないから割り算ができない」
「分数の計算が何度やってもできない。もしかして分数の仕組みから理解できていないのかも?」
と言った学年を超えた苦手克服にも活用することもできます。
1人1人の学力に合わせて学習できる無学年学習のリス算数だからこそ、学年を超えて復習や先取りができるのは強みですね。
一方スマイルゼミは、
- 算数
- 国語
- 理科
- 社会
- 英語
- プログラミング
と、5教科+αまで充実した内容となっています。
学年を超えた無学年学習はできませんが、学校で習っている内容をしっかり理解したい子や、今の学年の学習を一通り身につけたい子にとっては、幅広く効率よく学習できる教材ですね。
教科書に対応している?
リス算数 | △教科書準拠にはなっていないが、小学校〜高校の内容まで学べる |
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スマイルゼミ | ○教科書準拠、学校の進度に合わせた学習ができる |
リス算数は、学校で学習する内容は学ぶことができますが、ステージというオリジナルカリキュラムで進んでいくため、学校で使っている教科書に合わせた学習はしにくいでしょう。
スマイルゼミは、お子さんが利用している教科書を最初に設定するので、学校の授業進度に合わせた予習復習をすることができます。
学習サポートの充実度は?
リス算数 | 有名大学チューターによる動画サポートや、学習状況のメールが届く |
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スマイルゼミ | 「みまもるトーク」で親子間のやりとりができる |
どちらの教材も対面でのサポートは受けられませんが、オンラインやメールでのサポートが充実しています。
リス算数では、
- 専用マイページで学習状況を把握できる
- 学生チューターによる励まし動画やヒント動画が充実
- 学習状況のメールが届く
などのサポートが受けられます。
特に東大生や早稲田生などチューターからの動画は、ステージクリアをしたタイミングや数回間違えてつまづいた時などにすぐにみて確認することができて便利ですね。
お子さんの視点に立って応援や説明をしてくれるので、動画を楽しみにしている子は多いのではないでしょうか。
スマイルゼミは、「みまもるトーク」という機能で親子間でLINEのようにやりとりできるのが特長ですね。
お子さんは専用のタブレットからスタンプやメッセージを送ることができるので、セキュリティーの面でも安心。
お母さんも仕事の合間や通勤時間などでお子さんと一緒にいないときでも、すぐに学習状況を見て褒めたり確認したりすることができるので、よりお子さんの学習への意欲を高めることができますね。
料金はどちらが安い?
リス算数 | 月額2,948円〜8,778円(税込) |
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スマイルゼミ | 月額3,278円〜7,260円 (税込、学年や支払い方法によって異なる。別途タブレット代金が必要) |
料金で比較をしてみると、学習し始めはリス算数の方がやや安いですね。
リス算数は「基本料+利用料」という料金体系で、先取り学習をするほど利用料が上がっていくシステムになっています。
やや複雑ではありますが、上限が決められているのは安心ですね。
また専用タブレット代金はかかりません。
スマイルゼミは、学年や支払い方法によって料金が変わりますが、リス算数の上限よりは安くなります。
ただしスマイルゼミは専用タブレットを別途購入する必要があります。
1年契約を前提として10,978円(税込、最初の請求と一緒に支払い)、途中退会をした場合は時期によって最大32,802円(税込)の追加支払いになりますので注意が必要ですね。
メリット、デメリットは?
リス算数のメリット
- テンポよくお子さんのペースで先取り学習ができる
- チューター先生の励まし動画がいいタイミングで紹介されてやる気になる
- ゲーム感覚で楽しみつつも、学習に集中できるシンプルな作り
- 数学検定の助成金制度がある
リス算数のデメリット
- 先取りをするほど利用料がかかる(上限あり)
- 算数・数学以外の教科がない
スマイルゼミのメリット
- 5教科+プログラミング学習まで1台のタブレットで学習できる
- 料金が安い
- 学校の進度に合わせた予習・復習がしやすい
- タブレットの操作がスムーズで子供1人でも使いやすい
スマイルゼミのデメリット
- タブレット代金がかかる
- 漢検・計算以外の先取り学習はできない
先取りするならリス算数、学校の進度に合わせるならスマイルゼミがおすすめ!
リス算数とスマイルゼミについて、詳しく比較しながらご紹介しました。
どちらにもメリット・デメリットや特長がありますが、一番大切なのはあなたのお子さんにあった教材かどうかですよね?
こればかりは実際に使ってみないとわからないので、入会前に必ずお試し体験や資料請求をしてチェックしてみましょう。
リス算数は、下のボタンで確認できるキャンペーンコードを入力することで、1週間のお試し体験をすることができます。
毎月50人と人数に限りがあるので、気になったらまずは体験をしてみるのがおすすめですよ。
スマイルゼミは、無料の資料請求をすると
- 近くの無料体験会の招待状
- 限定のキャンペーンコード
を優先的に送ってくれます。
申込後の無理な勧誘や電話連絡はないので、安心して取り寄せてみてくださいね。
お子さんの「算数楽しい!」「勉強楽しい!」の笑顔がみられるのが楽しみですね!