勉強も心配になってきたし、CMもやっている進研ゼミはどうだろう?でも月額が安いスタディサプリも気になる。
小学生のうちの子にはどっちがいいんだろう?
元小学校教員・塾講師として約7年の指導経験があるまつもとです。
進研ゼミ・スタディサプリ共にいい教材ですが、学習方法やタイプが違うので「うちの子にはどっちが合っているんだろう?」と悩む方も多いのではないでしょうか?
教材選びは教材の質ももちろん大切ですが、お子さんに合っているかどうかで学力の伸びは大きく変わってきます。
そこでこの記事では、小学生のお子さんを持つ方に向けて、進研ゼミとスタディサプリを比較してご紹介します。
進研ゼミとスタディサプリは、それぞれ特長が違います。
どちらの教材も大手企業が運営している実績のある通信教育ですが、迷っているのであればまずは資料請求や体験授業を受けてみましょう。
進研ゼミはお試し教材やパンフレット、スタディサプリは14日間の無料授業を受けることができます。
どちらも3分程度の手続きで、しつこい勧誘などもないので安心してくださいね。
進研ゼミのみ住所確認で1度電話がかかってくることもありますが、出なくてもちゃんと届くので大丈夫です。
比較して試すことで、よりお子さん自身も教材が選びやすいですし、何より「これやりたい!」と意欲もわきやすくなります。
「もっと早くから始めておけばよかった…」と後悔しないためにも、まずはお試しだけでもしておきましょう!
進研ゼミ(チャレンジタッチ)はこんな子におすすめ
- テキスト学習かタブレット学習で悩んでいる
- 付録や専用タブレットで楽しく学習したい
- 添削指導を受けたい
スタディサプリはこんな子におすすめ
- できるだけ低価格で高い学習効果がほしい
- 学年に関係なく先取り学習や復習をしたい
- 塾や習い事と無理なく併用したい
進研ゼミ(チャレンジタッチ)とスタディサプリの基本情報
進研ゼミ | スタディサプリ | |
運営会社 | ベネッセ | リクルート |
創立年 | 1955年 | 1963年 |
対応学年 | 幼児〜高校生 | 小学1年生〜高校生 |
対応教科 | 国語・算数・理科・社会・英語 | 国語・算数・理科・社会 |
学習方法 | テキスト教材とタブレット教材のどちらかを選べる | タブレット学習で授業動画が見放題 |
教科書準拠 | ◎ | △ |
進研ゼミ(チャレンジタッチ)とスタディサプリ、小学生にはどっちがおすすめ?
記事の最初にもお伝えしたように、進研ゼミもスタディサプリもどちらも評判も高く優れた教材です。
元教員の目から見ても、お子さんが楽しく学習を進めていけるしくみがよく研究して作られているなという印象です。
お子さんに合った教材選びのために、まずは5つの項目で進研ゼミとスタディサプリを比べてみましょう。
1、教材の内容は?
進研ゼミ | テキスト教材とタブレット教材の2つの学習方法から選べる |
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スタディサプリ | 小学1年生から高校生までの授業が自由に見られる |
進研ゼミ小学講座は、
- 紙に書いて学習する「チャレンジ」
- 専用タブレットで学習する「チャレンジタッチ」
の2つの学習方法があり、好きな方を選んで学習することができます。
テキストタイプの「チャレンジ」には学習をより楽しくサポートする付録もついてくるので、低学年のお子さんや遊びながら学習したい子には楽しめますね。
タブレットタイプの「チャレンジタッチ」は、専用タブレットですべての学習をすることができます。
チャレンジタッチには付録がついてきませんが、タブレット上で楽しめるゲームアプリやプログラミング学習が入っています。
スタディサプリもタブレットで学習する教材ですが、チャレンジタッチとは少し違い、自宅のスマホやパソコン、タブレットなどで学習を進めることができます。
すでに手持ちの機器で学習できるので気軽に学習ができますね。
スタディサプリは全国から選抜されたプロ講師による授業を視聴する形で学習を進めていきます。
「授業を見るだけならあまり子供にはおもしろくないのでは?」と感じるかもしれませんが、さすがプロ講師というだけあって、
- 子供の興味の引き付け方
- 10分程度の短い動画でわかりやすく伝える技術
- 先生の個性やキャラクター
など、非常にレベルが高くわかりやすいです。
学校の先生も授業の参考にしてほしいくらいです…!
2、教科書に対応している?
進研ゼミ | 子供が使っている教科書に合わせた教材が届く |
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スタディサプリ | 自分で単元や学年を選んで学習ができる |
進研ゼミ小学講座は、お子さんの学校名を入会時に伝えれば使っている教科書に合わせた教材が毎月届きます。
(チャレンジタッチの場合はタブレットに送信されます)
小学校で学習している内容の復習やちょっと先の予習ができるので、「学校の勉強をしっかりと身につけさせたい」というお子さんにぴったりですね。
スタディサプリは、小学校で学習する内容は網羅していますが教科書には対応していません。
単元ごとに動画がまとめられているので、学校で学習してる単元を確認して自分で選んで学習を進めることができます。
また学年を超えて復習や先取り学習ができるので、
「学校の内容が簡単だから、もう少し先の内容を学びたい」
「今5年生だけど、算数だけ4年生の内容が怪しいから復習したい」
というお子さんにもおすすめです。
また中学受験にも対応できる応用コースも追加料金なしで受講できるので
「得意教科だけ中学受験の問題にもちょっと挑戦してみたい!」
というお子さんにもいいですね。
3、学習サポートの充実度は?
進研ゼミ | 赤ペン先生による添削指導がある |
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スタディサプリ | マナサポやサポートWebで学習状況がわかる |
進研ゼミ小学講座の人気のサポートサービスなのが赤ペン先生。
月に1回添削課題を出すと、丁寧な字や花丸で添削された解答が戻ってきます。
なかなか家庭では気づきにくいお子さんの良さをしっかりと褒めてくれるので、お子さんの自信にもつながりますね。
ただしチャレンジタッチでは添削回数が年3回と減ってしまうので、しっかりと添削をしてもらいたいのであればチャレンジの方がおすすめです。
スタディサプリは先生との直接的なサポートはありませんが、お子さんの学習の様子が把握できる「マナサポ」「サポートWeb」というサービスがあります。
「マナサポ」は保護者あてにメールで
- お子さんの学習時間
- 学習した単元
などが毎日届くサービスです。
「今日は勉強したの?」とお子さんに毎日聞くのは親も子もストレスに感じることもありますよね。
マナサポは、そのストレスと手間を省いてくれるのにもいいサポートです。
「サポートWeb」では、それまでの学習状況を一覧でより詳しく見たり、各種手続きがWeb上で簡単にすることができます。
4、料金はどちらが安い?
進研ゼミ | 月額3,250円〜(税込、学年や支払い方法によって異なる) |
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スタディサプリ | 月額1,815円〜(税込) |
月額料金はスタディサプリの方がやや安いですね。
進研ゼミは学年が上がるにつれて料金が上がったり、月払いか一括払いかでも料金が変わってきます。
詳しくは(こちら)の記事で詳しく紹介してますので、参考にしてみてくださいね。
スタディサプリは、学年が上がってもずっと月額1,815円〜(税込)です。
学年が上がるにつれて習い事や部活も増えて教育費がかかることを考えると、月2000円程度で学習できるのはかなりありがたいですよね。
5、メリット、デメリットは?
ここまで進研ゼミとスタディサプリの料金やサポートなどを比較してきましたが、メリットとデメリットをそれぞれまとめてみました。
進研ゼミ小学講座のメリット
- タブレットや付録で楽しみながら学習できる
- 主要4教科の他にも英語・プログラミングが学べる
- 月1回添削指導がある
- 小学校の勉強が身につきやすい
進研ゼミ小学講座のデメリット
- チャレンジの場合、教材や付録の管理や処分を考える必要がある
- チャレンジタッチの場合、タブレットの破損などが心配
スタディサプリのメリット
- 月2178円〜(税込)で料金が安い
- 学年が上がっても料金はそのまま
- 自宅のスマホやパソコン、タブレットで使える
- プロ講師による授業がおもしろくてわかりやすい
- 今の学年に関係なく学年を超えて先取り・復習ができる
- 中学受験向けの応用コースも追加料金なしで受講できる
スタディサプリのデメリット
- テキストの印刷や購入の手間がある
- インターネット環境が必要
- 自分で単元を選んで学習する必要がある
まずは進研ゼミ(チャレンジタッチ)とスタディサプリを試してみよう
進研ゼミとスタディサプリについて比較してご紹介してきました。
ただ、一番大切なのは「あなたのお子さんに合うかどうか」ですよね。
まずはお試し授業や資料請求をした上で、しっかりとお子さんと相談するのがおすすめです。
学習するのはお子さん自身ですので、必ずお子さんの意見も取り入れながら決めましょう。
お子さんの自信にもなりますし、さらに「自分で決めたからには継続して勉強しなきゃ」という意識も身につきやすいですよ。
進研ゼミは無料の資料請求、スタディサプリは14日間無料のお試し授業ができるので、ぜひお子さんと一緒にじっくりと検討してみてくださいね!