無学年学習という学習スタイルがあると聞いたけど、チャレンジタッチでもできるのかな?
元小学校教員・塾講師として約7年の指導経験があるまつもとです。
無学年学習は、今の学年に関係なく子どもの学力やペースに合わせて学べるという学習スタイルですね。
ここ数年タブレット学習が普及してきたこともあって
「一人ひとりに合わせて学年を超えた先取りや復習ができる」
と、今かなり注目されている学習方法です。
この記事では、進研ゼミのチャレンジタッチで無学年学習をする使い方や学習内容について詳しくご紹介します。
実はチャレンジタッチでも「AI国語算数トレーニング」で無学年学習ができます!
2022年4月号からスタートした「AI国語算数トレーニング」では
- 小学校の全範囲を学年を超えて学べる
- 追加受講料金なし
- AIが学力に合わせた難易度や量などを自動提案
- W解き直しシステムで苦手を克服
- 得意教科は上位コースでさらに伸ばせる
- 赤ペン先生による添削指導
と、今までの機能に加えてよりお子さんに合った学習ができるようになりました。
追加料金なしで通常の教材と合わせて使えるのも便利ですね。
ただ進研ゼミは人気教材ということもあり、特に学期末や長期休みの前は特に入会や資料請求が混み合います。
気になった今のタイミングで、早めに進研ゼミ公式サイトをチェックしておきましょう!
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進研ゼミ(チャレンジタッチ)の無学年学習「AI国語算数トレーニング」の対象教科・学年は?
対象学年 | 小学1年生〜小学6年生 |
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開始時期 | 「AI国語算数トレーニング」は2022年3月25日〜 |
対象教科 | 小1〜小6までの国語・算数 |
使用機器 | チャレンジタッチ専用タブレット、パソコン |
料金 | 追加料金不要(税込月3,250円〜) |
進研ゼミ小学講座では
- 専用タブレットで学習する「チャレンジタッチ」
- 紙のテキストで学習する「チャレンジ」
の2タイプの教材から好きな方を選んで学習することができます。
無学年学習である「AI国語算数トレーニング」は、専用タブレットはもちろん自宅のパソコンからも受講可能。
テキスト学習を選んだ子でも、パソコンがあれば無学年学習もできるのは嬉しいですね。
無学年学習ができるのは国語と算数のみですが、
漢字検定や計算に加えて読解や図形問題など、幅広く学年を超えた学びができます。
進研ゼミ(チャレンジタッチ)の無学年学習の学習内容・使い方は?
小学校の全範囲を学年を超えて学べる
チャレンジタッチの無学年学習「AI国語算数トレーニング」は、小学1年生〜小学6年生までの国語・算数の全範囲を学習することができます。
なので例えば、
- 得意な国語の漢字は、先取り学習をして小学3年生で習う漢字もやっちゃおう
- 苦手な算数の計算は、1つ前の学年に戻って引き算が素早く計算できるように練習しよう
といった使い方ができるのが大きなメリットですね。
一人ひとりに合わせた難易度や量などを自動提案してくれる
でも親や子どもだけでどこを学べば良いかわからない…。
「AI国語算数トレーニング」では、その名の通りAIがお子さんに合わせて難易度や学習量を自動提案してくれるので、迷わずにお子さんに合った学習ができますよ。
学年を超えて自由に学べる無学年学習だからこそ、お子さんの今の学力に合ったちょうど良い内容にしっかり合わせてあげることが大切です。
進研ゼミではAIが
- お子さんの得意不得意
- 日々の学習量
などを元に、レベルチェックをしてくれます。
長年小学生の学習教材や学力テストで膨大なデータを持っているベネッセならではの良さですね。
また「AI国語算数トレーニング」では、ステージクリアテストという正確性と速さが身についているかを測るテストも用意されています。
このテストをクリアすることで、次のステージに進めるようになっていますね。
単元テストなどで「うちの子はいつもケアレスミスばかりして間違えることが多い」という子も多いのではないでしょうか?
正確性とスピードをしっかり身につけることで、ケアレスミスもしにくくなっていける作りになっているのが良いですよね。
W解き直しシステムで苦手をしっかり克服
無学年学習だけでなく、チャレンジタッチでは「W解き直しシステム」という機能がついています。
- 間違えた問題をその場でもう一度解く
- 月末に間違えた問題を再度解く
とお子さんが苦手な問題を自動で出題してくれます。
日々の学習を定着させるには復習が欠かせないですが、なかなか自分で振り返って苦手な問題を解くってやらないですよね…。
チャレンジタッチなら定期的に復習ができるので、いい意味でちょっとした強制力をつけることができます。
教科ごとに「標準コース」「上位コース」が選べる
2022年4月号より、小学4年生〜6年生の教材で教科ごとにそれぞれの難易度が選べるようになります。
チャレンジタッチの標準コースと上位コースの違いを、以下の表にまとめました。
標準コース | ・教科書に合わせた学習内容 ・日々の授業や単元テストに対応 ・基礎7割、応用3割 |
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上位コース | ・発展的な学習内容 ・応用問題や難しい問題にチャレンジしたい ・基礎4割、応用5割、中学受験問題1割 |
「苦手な算数は標準コースで基礎をしっかり、得意の国語は上位コースで応用問題にチャレンジ」という使い方ができますね。
コースの変更は専用タブレットでいつでも変更OK。
上位コースだからといって追加の料金もかからないので、お子さんの学力アップに合わせて自由に選べるのはとても便利ですね。
気軽に教科ごとに難易度の変更ができるので、より便利になりました!
実は英語もお子さんのレベルに合わせた学習ができる
チャレンジタッチでは英語学習の「チャレンジイングリッシュ」もできますが、実は英語でも一人ひとりに合ったレベル別学習ができます。
チャレンジイングリッシュでは最初にレベルチェックを行っていて、お子さんのレベルに合わせたところから学習がスタートします。
英語は特にお子さんによって理解度に差がある教科です。
お子さんの今の英語レベルに合わせてバランスよく4技能を伸ばしていくことができるのがいいですね。
専用タブレットか自宅のパソコンで利用できる
AIによる無学年学習ってことは、タブレットを使ったチャレンジタッチじゃないと利用できないってことよね?
進研ゼミの無学年学習は、紙教材のチャレンジ受講生でも利用可能です!
「AI国語算数トレーニング」と「チャレンジイングリッシュ」は、
- 専用タブレット
- 自宅のパソコン
の2つの受講方法が用意されています。
チャレンジタッチ受講生は専用タブレット1台で無学年学習までできるので便利ですね。
またテキスト教材を選んでも、パソコンから会員専用ページへログインすれば無学年学習をすることができます。
テキスト教材でも無学年学習ができるのは、進研ゼミならではですね!
進研ゼミ(チャレンジタッチ)の無学年学習の料金はいくら?
進研ゼミの無学年学習「AI国語算数トレーニング」やレベル別英語学習は、追加料金なしで利用することができます。
毎月の受講費は学年や支払い方法によって異なりますが、通常の教科書準拠教材と合わせて無学年学習ができるのは嬉しいですね。
また応用問題が増える上位コースであっても、追加料金はかかりません。
他社の無学年学習ができるタブレット学習と料金を比較してみました。
進研ゼミ小学講座 | 月3,250円〜 (教科書準拠5教科+無学年学習2教科) |
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スマイルゼミ | 月3,278円〜+タブレット代金必須 (教科書準拠5教科+無学年学習2教科) |
すらら | 月7,882円〜 (無学年学習5教科、教科書準拠の学習も可能) |
リス算数 | 月2,750円〜 (算数のみ) |
天神 | 月11,000円〜 (小1・3教科の場合。年間一括払いのみ) |
※すべて税込料金
※天神は年間料金を12ヶ月で割って計算
※料金は支払い方法や学年によって異なる
5教科と合わせて無学年学習ができる教材としては、進研ゼミが一番お得に利用できますね。
また6ヶ月以上の継続であれば、専用タブレット代金もかかりません。
進研ゼミ/チャレンジタッチと他の無学年学習教材を比較してみました
チャレンジタッチの無学年学習の良さと料金の安さはわかったけど、他の教材と比較もしてみたいな…。
確かにしっかり比較した上で、お子さんにあった教材を選びたいですよね。
無学年学習ができる小学生向け通信教育として
を3つの項目で比べてみました。
無学年学習できる教科数を比較
進研ゼミ/チャレンジタッチ (AI国語算数トレーニング) | ・3教科(国語・算数・英語) ・教科書準拠は5教科 |
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スマイルゼミ (コアトレ) | ・2教科(国語・算数) ・教科書準拠は5教科 |
すらら | ・最大5教科(国語・算数・理科・社会・英語) ・教科書準拠にも対応可能 |
無学年学習ができる教科数で一番多いのはすららですね。
すららでも学校の教科書に合わせた学習は選択可能なので、学校の授業に合わせた予習復習にも利用することもできます。
自宅のパソコンやタブレットで学習できるのもすららの良さですが、
- 専用タブレットで学習したい
- お子さんが勉強に利用するパソコンなどがない
という場合は、チャレンジタッチかスマイルゼミの方が使いやすいかもしれませんね。
またチャレンジタッチでは英語も「チャレンジイングリッシュ」として無学年方式で学習することができます。
無学年学習で学べる学年を比較
進研ゼミ/チャレンジタッチ | ・小学1年生〜中学3年生まで対応 |
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スマイルゼミ | ・小学1年生〜中学3年生まで対応 |
すらら | ・小学1年生〜高校3年生まで対応 |
チャレンジタッチとスマイルゼミは、どちらも小学生から中学生までの9年間分の内容を、学年に関係なく学ぶことができます。
すららは高校の内容まで幅広く利用することができますね。
ただ小学校低学年のうちは、まずは中学の範囲まで利用できれば十分でしょう。
学習サポートを比較
進研ゼミ/チャレンジタッチ | ・教科ごとに上位クラスの選択ができる(追加料金不要) ・赤ペン先生の添削指導が受けられる ・プログラミングや学力テストもできる |
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スマイルゼミ | ・発展クラスも選べる(追加料金が必要) ・プログラミングや漢検対策もできる |
すらら | ・現役塾講師「すららコーチ」によるフォロー ・学習の計画や相談がLINEでできる |
学習サポートとしては、
- チャレンジタッチの添削指導「赤ペン先生」
- すららの「すららコーチ」
が手厚いですね。
すららの場合はLINEでこまめに学習相談もできますが「そこまでの手厚さじゃなくていいから料金を抑えたい」という場合にはチャレンジタッチの方が使いやすいかもしれません。
赤ペン先生はタブレットで添削教材を提出できる手軽さもありながら、先生の手書き文字に温かみを感じられるのが一番魅力ですよね。
進研ゼミチャレンジタッチ「AI国語算数トレーニング」の口コミ評判は?
悪い口コミ評判
- 幼稚園の範囲にはさかのぼりできない
- どんどん進むので、親の進捗確認が追いつかない
- 算数ばかりで国語や漢字まで手が回らない
- 書く作業がどうしても少ない
いい口コミ評判
- 紙のチャレンジでも先取り学習ができる
- 計算はテストをした上でスタート地点を確認できる
- 子どもの学力にあったレベルから始められた
- 高学年でも低学年の内容からスタートできる
- 漢検対策としても利用できる
進研ゼミ/チャレンジタッチでも無学年学習できる!まずは試してみよう
進研ゼミチャレンジタッチの無学年学習について、料金や使い方などを詳しく紹介しました。
多様性や一人ひとりの個性が大切になってくるこれからの時代、無学年学習はお子さんの学力や可能性を最大限伸ばしてあげらえる学び方ですね。
でも一番大切なのは、チャレンジタッチがあなたのお子さんに合う教材かどうかです。
チャレンジタッチは専用タブレットを使いますが、入会時の支払いはなし。
さらに6ヶ月以上続けて受講すれば、専用タブレット代金が一切かからないのも始めやすくて嬉しいポイントです。
電話でのしつこい勧誘などもなく、もし合わずに退会する際も5分程度とスムーズなので試しやすいですね。
新学期や学年末などの混み合う時期は、タブレット教材発送に時間がかかることも。
気になった今のタイミングで、まずは進研ゼミ公式サイトをチェックしておきましょう!