【2024年3月】おすすめタブレット学習

スマイルゼミで不登校でも出席扱いになる?リアルな口コミ評判から注意点まで

当サイトのリンクには広告が含まれています。
お悩みママ

タブレット学習で自宅学習すれば出席扱いになると聞いたけど、スマイルゼミでも出席扱いになるの?

お悩みママ

タブレット学習のスマイルゼミ不登校のうちの子でも使えるのかな?
実際の評判を知りたい!

まつもと

元小学校教員・塾講師として7年の指導経験があるまつもとです。

お子さんのペースで進めていきやすい教材として、スマイルゼミは専用タブレットで楽しく学習できる教材として人気ですよね。

そこでこの記事では、不登校の小学生・中学生のお子さんを持つ方に向けて、スマイルゼミの口コミ評判や出席扱いにする方法について紹介していきます。

スマイルゼミは、不登校のお子さんでも学校の進度に合わせて家庭学習をすることができます。

またスマイルゼミを使って学校の出席扱いができた事例もありました。

しかし学校に通っている子を前提として作られている教材なので、不登校のお子さんには一部合わない部分があるのがデメリットです。

また条件が揃えば、スマイルゼミで学習した分を学校の出席扱いとすることもできますが、

  • 不登校の子向けのサポートの実績が少ない
  • 学校とのやりとりはご家庭で全て行う必要がある
  • そもそも出席扱いの制度を学校側が知らない可能性もある

と、家庭の負担が大きいのも事実です。

「不登校の出席扱いの制度がよくわかっていない」
「学校とのやりとりのサポートがほしい」

と考えているご家庭は、スマイルゼミと合わせてタブレット学習のすららも検討してみましょう。

  • 不登校の子へのサポートや実績が豊富
  • 一人ひとりに合った学習設計をプロ講師が作ってくれる
  • 無学年学習方式でお子さんの学力に合わせて学習できる

と、お子さんやご家庭の状況に合わせた学習やサポートが受けられます。

まつもと

すららは公式サイトから無料の資料請求やお試し体験もできます。

期間限定キャンペーンをやっていることもあるので、気になった今のタイミングで、スマイルゼミと合わせて試してみてくださいね。

→不登校ですららを利用した家庭の口コミ評判をみる

→不登校の子におすすめのタブレット学習をもっとみる

もくじ

スマイルゼミの基本情報

スマイルゼミ小学生コース
運営会社株式会社ジャストシステム
対応学年小学1年生〜小学6年生(中学コースもあり)
対応教科【小1〜小2】国語・算数・英語
【小3〜小6】国語・算数・理科・社会・英語
利用可能サービス・プログラミング講座も利用可能
・会員専用サイト「みまもりネット」が利用できる
料金月3,278円〜(税込、年払いの場合。学年によって異なる)

→不登校の子におすすめのタブレット学習をもっと見る

不登校でもスマイルゼミで出席扱いにできる?

日本には「タブレット学習などのIT教材を使って家庭学習をした分を学校に出席したのと同じ扱いにする」という制度があります。

平成17年に作られた制度で、下の表をみると最新の令和3年度の調査では全国で11,541名の利用者がいることがわかります。

文部科学省の不登校のICT活用による出席扱いに関する調査表

文部科学省「令和3年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について」より引用)

しかし同じ調査の結果によると、不登校の小中学生は全国で約41万人以上、小中学生の2.6%と大幅に増えています。

まつもと

不登校の生徒のわずか2.8%程度しか利用されていないということですね。

その実態を考えると、もっと利用されていいはずの制度です。

実は教育現場でもまだまだ認知度が低く、学校の先生ですらこのような出席扱いとなる制度があることが知られていません。

スマイルゼミに限らずですが、タブレット学習などを利用して不登校の子が出席扱いとなるためには、大きく次の7つの条件をクリアする必要があります。

  1. 保護者と学校との間に連携・協力関係がある
  2. ITや郵送、FAXなどの通信教育を活用した学習方法である
  3. 対面の指導が適切に行われている
  4. 学習の理解の程度を踏まえた計画的な学習プログラムである
  5. 校長が対面指導や学習活動の状況を十分に把握している
  6. 学校外の公的機関や民間施設等で相談・指導を受けられない状態である
  7. 学習活動の評価は、計画や内容を学校の教育課程に照らして判断できる

(「不登校児童生徒が自宅においてIT等を活用した学習活動を行った場合の指導要録上の出欠の取扱い等について(通知)」より要約して抜粋)

この条件とスマイルゼミを1つずつ当てはめてみましょう。

出席扱いの条件1:保護者と学校との連携がある

まずは保護者が学校側に「ICT教材を使って出席扱いとなる制度を使いたい」と相談し、連携していく必要があります。

制度を利用するには、担任の先生はもちろん学校長の理解も必要です。

相談時に利用したいスマイルゼミのパンフレットや資料などがあるとより分かりやすく説明ができるので、見せながら提案してみましょう。

出席扱いの条件2:ITや郵送、FAXなどの通信教育を活用した学習方法である

スマイルゼミはITを活用した通信教育です。

そのためこの条件はクリアしていますね。

出席扱いの条件3:対面の指導が適切に行われている

スマイルゼミは対面でのサポートや学習指導はありません。

そのため対面指導は、学校の先生に定期的にお願いする必要があります。

保健室登校などができる子であれば学校で対面指導という形式が取れますが、学校に行けない場合は先生に家庭訪問してもらう必要があるかもしれません。

しっかり学校側と相談しておきましょう。

出席扱いの条件4:学習の理解の程度を踏まえた計画的な学習プログラムである

スマイルゼミはお子さんの学校の教科書に合わせて毎月問題などが専用タブレットに配信されます。

苦手な問題は繰り返し自動で出題して克服できる仕組みにもなっているので便利ですね。

また算数と国語で利用できる無学年学習「コアトレ」も、お子さんの理解度に合わせて進めていける教材なので、こちらの条件はクリアしていると考えられますね。

出席扱いの条件5:校長が対面指導や学習活動の状況を十分に把握している

スマイルゼミでは、日々の学習状況が自動で記録されます。

学習記録は保護者向けの「みまもるネット」でいつでも見ることができるので、校長先生との対面指導時などでこの学習記録を見せて把握してもらうことができますね。

出席扱いの条件6:学校外の公的機関や民間施設等で相談・指導を受けられない状態である

学校以外の塾やサポート校などを利用している場合は、タブレット学習などによる出席扱いは認められない場合があります。

こちらの条件も当てはまる場合は学校とよく確認しておきましょう。

出席扱いの条件7:学習活動の評価は、計画や内容を学校の教育課程に照らして判断できる

学校がスマイルゼミでの学習を出席扱いとするには、学校での授業と同じように学習評価をして指導要録に記載する必要があります。

具体的な評価項目としては、

  • 知識・技能
  • 思考・判断・表現
  • 主体的に学習に取り組む態度

などですね。

通知表に記載がある場合もあるので、みたことがある方も多いかもしれません。

スマイルゼミの学習記録や、取り組んでいるときの姿勢などを伝えることで教育課程に照らした評価はできそうですね。

ただスマイルゼミ自体が学校に通っている子を前提とした教材になっているため、細かい条件については家庭と学校が連携しながらスマイルゼミの学習を出席扱いにしてもらえるか確認する必要があります。

まつもと

すららを利用した不登校の出席扱いについての記事でも詳しく紹介していますので、合わせて参考にしてくださいね。

不登校の子がスマイルゼミを出席扱いにするデメリット・注意点

お子さんが学習できる状態か、意欲があるかを確認する

お子さんが不登校になる理由は様々ですが、まずはお子さん自身が

  • 心身ともに学習できる状態であるか
  • 学習意欲があるか

をしっかり本人と話した上で確認することが大切です。

不登校のお子さんの中には、学校で使っていた勉強道具を見るだけで嫌なことやトラウマを思い出して辛くなってしまう子もいます。

まつもと

親としては勉強が遅れることの心配などもあるかと思いますが、まずはお子さんの心身が回復して日常生活を送れる状態になることが大切です。

不登校向けのサポート体制がない

スマイルゼミは不登校のお子さんが使うことを前提には作られていないため、スマイルゼミ側からの不登校のサポートや質問への回答はあまり期待することはできません。

  • 不登校時のタブレット学習を使った出席扱い制度の最新情報
  • 学校に通う以外の選択肢サポート校など)
  • 同じ不登校環境のお子さんの体験談やサポート実績

などの情報がないため、知りたい場合は保護者の方が自分で調べていく必要があります。

使う教材に関わらずですが、学校とのやりとりもご家庭側でやるので、保護者の方の情報収集ややりとりにかかる労力も考えた上で利用する教材を検討してみましょう。

お子さんの学力と進度に合わない場合もある

スマイルゼミを使って不登校の子でも学習することができますが、基本的には学校の進度に合わせて教材が配信されていきます。

「スマイルゼミでの学習が楽しくてどんどん進めたいのに、次の教材が配信されるまで待たなければいけない」となってしまうのはもったいないですよね。

まつもと

せっかく学習への意欲がある状態なのであれば、スマイルゼミ以外の教材を併用して使うか、無学年式学習を採用しているタブレット学習を利用することも検討しましょう。

また2022年度より、スマイルゼミ国語と算数のみ無学年学習ができる「コアトレ」がスタートしました!

スマイルゼミの無学年学習コアトレの資料

教科は国語と算数のみとすららと比べると少ないものの、スマイルゼミが気になっていた方には嬉しいニュースですね。

出席扱いにする場合は、学校と家庭の連携・理解が不可欠

スマイルゼミの学習分を学校の出席扱いとしてもらう場合は、事前に学校へ制度が利用できるかの確認をする必要があります。

学校によってはそもそも制度の説明からする必要がある場合もあるため、ある程度時間がかかることは覚悟しておきましょう。

スマイルゼミ小学生コースの資料

学校に説明する時にスマイルゼミのパンフレットがあると先生方にも理解してもらいやすいです。

まつもと

無料で資料請求ができるので、事前に取り寄せておきましょう。

ちなみに資料到着までには混み合っていると1週間程度かかりますので、早めの申し込みがおすすめです。

スマイルゼミを使った不登校の小学生・中学生の口コミ評判

スマイルゼミを使って学んでいる不登校の子がいるご家庭の口コミ評判を集めました。

  • ゲーム感覚で楽しそうに学習できた
  • 解説が丁寧でわかりやすい
  • グレーゾーンを持つうちの子に合っていた
  • 不登校でやっていなかった時のテストで100点がとれた
  • ベネッセの進研ゼミよりも合っていた
  • 週1で学校に学習データを出して出席扱いになっている

という声などがあり、お子さんと相性が合っていると学習の成果としても点数に出たり「できた!」と実感が持てる子が多いようですね。

一方で

  • 親の支援も必要
  • スマイルゼミを始めてから「勉強嫌だ」ということが増えてしまった

などの声もありました。

スマイルゼミは「子ども1人で学習できる」というコンセプトで設計はされていますが、ある程度はやはり親のサポートや学習支援は必要ですね。

またお子さんとの相性によっては合わない場合もあるようです。

Rated 5.0 out of 5

タブレットなので使いこなせるかなと不安でしたが、流石は今の時代の子供という感じであっという間に使いこなしていたし、楽しそうに学んでいたのでよかったです。

タブレットも書きやすそうなのでストレスにならないし、毎日コツコツ勉強していく習慣にもなったなと思いました。

通常コースでチャレンジしましたが、オプションとして伸ばしたいものをより詳しく勉強させることができるのも良いと感じたし、学校の授業に遅れることがなかったので助かりました。

Avatar for 小2女子保護者
小2女子保護者
Rated 4.0 out of 5

ドリルとかプリントで10問くらい並んだ算数の問題を見ると解くのがいやになる娘のために、タブレットなら少しはやる気でるかなとスマイルゼミを申し込みました。

実際に使ってみて、算数は私が横で教えなきゃいけない部分もありますが、解説が丁寧でわかりやすいから一人でできました。

自主的に選んで勉強できない娘ですが、1日5個「ミッション」として項目が自動的に選ばれるため、そこは毎日「ママが仕事行ってる時にやってね」と伝えています。

漢字もはねやはらいなどの最近の学校で丁寧に教えないところを細かく学べて「スマイルゼミのおかげで字が綺麗になった」と娘も自信がもてるようになりました。

Avatar for 小4女子保護者
小4女子保護者

学校の勉強がつまらないし、毎日同じことの繰り返しで退屈なんだって😭

夏休み明けから不登校になりそうな気がする。
とりあえず今から不登校になった時のために家での学習の仕方を調べてる。
スマイルゼミ入ってて良かった😂

— Thea..8y4y6m (@gothamarvel_8) July 11, 2022

すららは有名ですね。文科省の不登校児童のICT活用による当校扱いについて、昨年10月25日に通達がされてます。検索をされてみることをお勧めします。
因みに、うちはスマイルゼミで、学習データを週1の対談のときに提出して登校扱いされています

— 人生の散歩 (@zinseinosanpo) October 9, 2020

https://twitter.com/juri_don/status/1503338922608558082

→不登校の子向けおすすめタブレット学習をもっと見る

不登校だからこそ、お子さんに合った教材で可能性を伸ばしてあげよう

不登校の小学生・中学生がスマイルゼミを使うことについて、出席扱いの制度の利用や口コミ評判などをご紹介しました。

不登校のお子さんは「学校に行けないことが恥ずかしい、自分はダメだ」と考えてしまうこともあります。

大切なのは無理して学校に通うことではなく、自分に自信を持って生きていくこと。

まつもと

不登校だからこそ、お子さんのペースでどんどん可能性を伸ばしてあげることができるはずです。

ぜひお子さんに合った教材で、お子さんの自信と可能性を成長させてあげてくださいね。

→不登校の子向けおすすめタブレット学習をもっと見る

→不登校の子向けおすすめオンライン家庭教師をチェックする

もくじ