学校へ行けなくても、お子さん自身が学ぶ意欲があれば無理のないペースで進めてあげたいですよね。
お子さんのペースで進めていきやすい教材として、スマイルゼミは専用タブレットで楽しく学習できる教材として人気です。
そこでこの記事では、不登校の小学生・中学生のお子さんを持つ方に向けて、スマイルゼミの口コミ評判や出席扱いにする方法について紹介していきます。
スマイルゼミは、不登校のお子さんでも学校の進度に合わせて家庭学習をすることができます。
しかし学校に通っている子を前提として作られている教材なので、不登校のお子さんには一部合わない部分があるのがデメリットです。
また条件が揃えばスマイルゼミで学習した分を学校の出席扱いとすることもできますが、
- 不登校の子向けのサポートの実績が少ない
- 学校とのやりとりはご家庭で全て行う必要がある
- そもそも出席扱いの制度を学校側が知らない可能性もある
と、家庭の負担が大きいのも事実です。
「不登校の出席扱いの制度がよくわかっていない」
「学校とのやりとりのサポートがほしい」
と考えているご家庭は、スマイルゼミと合わせてタブレット学習のすららも検討してみましょう。

- 不登校の子へのサポートや実績が豊富
- 一人ひとりに合った学習設計をプロ講師が作ってくれる
- 無学年学習方式でお子さんの学力に合わせて学習できる
と、お子さんやご家庭の状況に合わせた学習やサポートが受けられます。

スマイルゼミの基本情報

運営会社 | 株式会社ジャストシステム |
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対応学年 | 小学1年生〜小学6年生(中学コースもあり) |
対応教科 | 【小1〜小2】国語・算数・英語 【小3〜小6】国語・算数・理科・社会・英語 |
利用可能サービス | ・プログラミング講座も利用可能 ・会員専用サイト「みまもりネット」が利用できる |
料金 | 3,278円〜(税込、年払いの場合。学年によって異なる) |
スマイルゼミを使っている不登校の小学生・中学生の口コミ・評判

すごい色々特別支援の教材買ったり、声かけしたり頑張ったけど、それら全てスマイルゼミで解決した。あのお金と手間と苦労は一体。。。
初めからスマイルゼミしとけば良かったんじゃ、、、?— マロア(改名) (@JtjdoBMkATGSJF2) December 13, 2018
#不登校 になると毎日どう過ごすか悩むけど、なるべく早寝早起きをして出かけなくても着替える。
午前中はオンライン教材(スマイルゼミ)で勉強する。
自分でやりたいことがあればやる。
行きたいところがあれば連れて行く。
結局自粛中と同じ生活になってる。
一人になりたければ私が出かける。— でこぼこ (@kummygnosis) July 7, 2020
不登校二男の学力定着の為にスマイルゼミ始めた。低学年時ベネッセタブレットで失敗していて不安はあったが、本人も成長してるし内容もベネッセより合ってそう、と始めて2ケ月。しっかり1ケ月分を月内に消化。しかも社会は定着率もよく、学校のテストも自力で解き85点。平仮名OKの担任の先生にも感謝。
— nako.t (@pokotto15) October 21, 2018
すららは有名ですね。文科省の不登校児童のICT活用による当校扱いについて、昨年10月25日に通達がされてます。検索をされてみることをお勧めします。
因みに、うちはスマイルゼミで、学習データを週1の対談のときに提出して登校扱いされています— 人生の散歩 (@zinseinosanpo) October 9, 2020

不登校でもスマイルゼミで出席扱いにできるの?
日本には「タブレット学習などのIT教材を使って家庭学習をした分を学校に出席したのと同じ扱いにする」という制度があります。
平成17年に作られた制度で、下のグラフをみると平成30年の時点では全国で286名の利用者がいることがわかります。
しかし不登校の小中学生が全国で約16万人以上いることを考えると、もっと利用されていいはずの制度です。
実は教育現場でもまだまだ認知度が低く、学校の先生すらこのような出席扱いとなる制度があることが知られていません。

不登校が出席扱いとなるためには大きく7つの条件をクリアする必要があります。
- 保護者と学校との間に連携・協力関係がある
- ITや郵送、FAXなどの通信教育を活用した学習方法である
- 対面の指導が適切に行われている
- 学習の理解の程度を踏まえた計画的な学習プログラムである
- 校長が対面指導や学習活動の状況を十分に把握している
- 学校外の公的機関や民間施設等で相談・指導を受けられない状態である
- 学習活動の評価は、計画や内容を学校の教育課程に照らして判断できる
(「不登校児童生徒が自宅においてIT等を活用した学習活動を行った場合の指導要録上の出欠の取扱い等について(通知)」より要約して抜粋)
この条件とスマイルゼミを当てはめてみると、2つ目の
「ITや郵送、FAXなどの通信教育を活用した学習方法である」
に当てはまる教材であることがわかりますのでこちらはクリアしています。
またスマイルゼミは教科書に合わせた震度で進められる教材なので、7つ目の
「学習活動の評価は、計画や内容を学校の教育課程に照らして判断できる」
もクリアしていますね。
ただスマイルゼミ自体が学校に通っている子を前提とした教材になっているため、他の条件については家庭と学校が連携しながらスマイルゼミの学習を出席扱いにしてもらえるか確認する必要があります。
不登校の小学生・中学生がスマイルゼミを使う時に気をつけたいこと
お子さんの学力と進度に合わない場合もある
スマイルゼミは、不登校の子でも専用タブレットを使って学習することができます。
ただし不登校のお子さんが使うことを前提には作られていないため、基本的には学校の進度に合わせて教材が配信されていきます。
「スマイルゼミでの学習が楽しくてどんどん進めたいのに、次の教材が配信されるまで待たなければいけない」となってしまうのはもったいないですよね。

出席扱いにする場合は、学校と家庭の連携・理解が不可欠
スマイルゼミの学習分を学校の出席扱いとしてもらう場合は、事前に学校へ制度が利用できるかの確認をする必要があります。
学校によってはそもそも制度の説明からする必要がある場合もあるため、ある程度時間がかかることは覚悟しておきましょう。
学校に説明する時にスマイルゼミのパンフレットがあると先生方にも理解してもらいやすいです。
無料で資料請求ができるので、事前に取り寄せておきましょう。
ちなみに資料到着までには混み合っていると1週間程度かかりますので、早めの申し込みがおすすめです。
不登校だからこそ、お子さんに合った教材で可能性を伸ばしてあげよう

不登校の小学生・中学生がスマイルゼミを使うことについて、出席扱いの制度の利用や口コミ評判などをご紹介しました。
不登校のお子さんは「学校に行けないことが恥ずかしい、自分はダメだ」と考えてしまうこともあります。
大切なのは無理して学校に通うことではなく、自分に自信を持って生きていくこと。
不登校だからこそ、お子さんのペースでどんどん可能性を伸ばしてあげることができるはずです。
ぜひお子さんに合った教材で、お子さんの自信と可能性を成長させてあげてくださいね。

