中学受験に向けて塾に通わせたいのだけど、入塾テストって何か対策した方がいいの?どんな勉強をすればいいんだろう?
元小学校教員・塾講師として約7年の指導経験があるまつもとです。
中学受験をする上で大きな支えとなる進学塾ですが、入塾にはテストを受ける必要があるところも多いですよね。
大手進学塾と呼ばれるサピックスや四谷大塚などの入塾テストは準備が不可欠と考えた方がいいでしょう。
そこでこの記事では、入塾テストに向けた対策をするための勉強方法をご紹介します。
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入塾テストってなに?
入塾テストとは、大手進学塾を中心に行われている塾に入会するためのテストです。
入塾テストを行っていない塾もありますが、中学受験向けの塾の多くは入塾後の授業についていけるかどうかを図るためのテストを行っています。
また入塾テストの結果によっては、入塾後のクラスが決まる場合もありますね。
入塾テストに向けて対策は必要なの?
テストの内容は塾によって違いますが、大手進学塾と呼ばれる塾へ入塾したい場合はある程度対策が必要でしょう。
中学受験入試は、小学校で学習する内容よりも応用問題や考えなければならない問題も多く、限られた時間で難易度の高い問題を数多くとかなければなりません。
合格するための授業を行う塾は、やはり授業スピードも早く、入塾時にはある程度の学力がついていることが前提で進んでいきます。
入塾してからしっかり授業を理解して合格を掴むためにも、入塾テスト対策をした上で臨むのがおすすめです。
入塾テストを行っている塾は?(首都圏)
首都圏にある主な進学塾のなかで入塾テストを行っている塾は以下の通りです。
- サピックス
- 四谷大塚
- 日能研
- 早稲田アカデミー
- 栄光ゼミナール
- グノーブル
- スクールFC
- 啓明舎
- CG啓明館
各塾によって教科や時間は異なりますが、
- 国語と算数の2教科
- テスト時間は1教科30〜40分程度
と実施されることが多いですね。
入塾テストを行う時期も様々ですが、多くが11月〜4月ごろにかけて日を設定して実施しています。
教室によっては毎週末入塾テストをしているところもあるので、各社のホームページでチェックしておくといいですね。
入塾テストにはどんな問題が出るの?
入塾テストの具体的な問題は各社公表されていませんが、入塾後の授業についていけるかを確認するためのテストなので小学校のテストよりは問題数も多く、発展的な内容を解く必要があります。
「上位のクラスではなく、実力にあったクラスに入りたい」という場合は
- 正確に早く計算できる力
- 今の学年までの漢字の読み書き
- 長い文章でも読み取れる読解力
をしっかり身につけて、基礎問題を確実に解けるようにしておくことが大切ですね。
一方サピックスなどで難関校受験を目指す上位クラスに入りたい場合は、上記に加えて
- 応用問題を解ける思考力
- 短時間で正確に読み取れる読解力
- 記述式問題でしっかりと書ける記述力
などが必要となります。
上位クラスだけでなく、お子さんにあった塾に入塾してしっかりと学習を進めて行くためにも、入塾テストに向けた対策をしていきましょう。
入塾テスト対策におすすめの勉強方法とは?
自宅で学習して対策する
- 今の学力に合わせて無理なく子供にあった塾で学習させたい
- まだ志望校は決めていないけど、塾で中学受験を見据えた勉強をしたい
という場合であれば、まずは自宅で入塾テストに向けた勉強がおすすめです。
Z会の通信教育には基礎コースでも応用問題が多く掲載されているので、毎日続けて学習していくうちに自然と高い学力をつけることができます。
3年生以降からは「中学受験コース」も用意されているので、塾と併用して活用しているお子さんも多いですね。
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- 難関校受験のためにサピックスに入塾したい
- さらなる学力アップのために、集中的に入塾テストに向けて対策したい
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