進研ゼミのチャレンジタッチって有名だけど、発達障害を持つうちの子にはどうなんだろう?
発達障害の子がチャレンジタッチを使った口コミを知りたい!
元小学校教員・塾講師のまつもとです。
発達障害やグレーゾーンと呼ばれる特性のお子さんの担任や教科指導もした経験があります。
チャレンジタッチは、専用のタブレットで学習する小学生に人気の教材ですね。
チャレンジタッチは、チャレンジ同様に学校で学習する内容をタブレットで学習することで、より楽しく効率よく学べる教材として発達障害のお子さんも利用してる子が多いです。
ただチャレンジタッチは発達障害のお子さん向けに作られている教材ではないので、お子さんの特性によっては逆効果になってしまうこともあります。
そこでこの記事では、チャレンジタッチを使っている発達障害のお子さんの声や、チャレンジタッチのメリットやデメリットをご紹介します。
- わが子の発達障害や特性を理解した上で学習計画を立てて欲しい
- いつも子どもを叱ってしまうのが辛い、もっと褒めてあげたい
- 家でどうやって勉強させたらいいかわからない
- 発達障害について気軽に相談できる人が欲しい
このようなご家庭は、無学年オンライン学習のすららも合わせて検討してみましょう。
すららは学年に関係なくお子さんのペースや学力に合わせて学ぶ無学年学習方式のタブレット学習です。
- 低学年の教材は発達障害の専門家が監修
- 現役のプロ塾講師によるサポート体制が充実している
- 発達障害や不登校のお子さんのサポート実績が豊富
- ゲーム感覚で夢中になって学べる
入会時にお子さんのカウンセリングをした上で学習計画や褒め方などを具体的に伝えてくれるので、無理なく学力アップと学習習慣作りをすることができますね。
無料の資料請求やお試しもできるので、まずはチャレンジタッチと合わせて公式サイトをチェックしておきましょう!
進研ゼミチャレンジタッチの基本情報
運営会社 | ベネッセコーポレーション |
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対応学年 | 小学1年生〜6年生 (幼児向けこどもちゃれんじ、中学講座、高校講座もあり) |
対応教科 | 【年長・小1〜2】国語・算数・英語 【小3〜小6】国語・算数・理科・社会・英語 |
利用可能サービス | ・赤ペン先生による添削指導 ・専用タブレット無料提供(チャレンジタッチのみ、条件あり) ・年3回の学力診断 ・学習をサポートする付録が毎月届く ・追加料金0円でプログラミング教材が利用できる |
料金 | 月額3,250円〜(税込、年払いの場合。学年によって異なる。) |
チャレンジタッチとは、進研ゼミ小学講座を専用タブレットを使って学習できる通信教育です。
塾などに通わせるより料金も安く、発達障害のあるなしに関わらず学校の復習用として利用しているお子さんが多い教材ですね。
発達障害の子のチャレンジタッチの口コミ評判は?
悪い口コミ評判
チャレンジタッチは文字判定がうまく認識されず、うちの子はそれがイライラポイントになってやらなくなりました…。
解説がゆっくりなのが親としてはいいのかなと思ってましたが、子供にとってはそれが「ゆっくりすぎてイライラする」になってしまったようです。
子供にもよるんでしょうが、うちはテンポよく進む教材の方が合っていたみたいですね。
いい口コミ評判
キャラクターのこらしょが「すごーい!」とたくさん声をかけてくれるので、ADHDを持つ息子でもかなり嬉しかったみたいでした。
リアルタイムの採点と解き直しもあるし、大人が見てあげる必要もほとんどなくとても楽でした。
特に息子は、毎日の勉強クリアした後のゲームが楽しみのようで、言われなくても自ら進んで勉強してくれました。
わからなくて泣きながら勉強してきた今までが嘘みたいです。
チャレンジの紙教材を使っていましたが、内容は理解できるものの、書く作業に時間がかかり、本人もイライラすることが多くやる気につながりませんでした。
チャレンジタッチでタブレット学習を取り入れたところ、書く負担がなくなったのでかなり学習が進むようになりました。
書くことは宿題のドリルだけで精一杯という状況でも、タブレットだと隙間時間に開いて、楽しんで取り組めています。
アプリなどでゲーム感覚で漢字や計算が身につく仕掛けが多いこともよかったと思います。
発達障害のお子さんはそれぞれ特性がありますが、特にADHDなどの集中力が続かないお子さんにはゲーム感覚で楽しく続けられる仕組みになっているのがいいですね。
またタブレット上でしっかり褒めてくれるので、お子さんがやる気になって自分から勉強するようになったという声もありました。
一方で
「最初はやったけど飽きてしまってやらなくなった」
「操作性が良くなくて合わなかった」
という声もありました。
利用者が多いチャレンジタッチですが、特に人より敏感な感性を持っている発達障害のお子さんによっては合わない場合もあるようです。
発達障害の子がチャレンジタッチを使うメリット・良さは?
専用タブレットで学習ができる
チャレンジタッチは、専用のタブレットを利用して学習を進めていきます。
「自分専用のタブレット」があることで親しみが湧いて、楽しく学習を進められる子も多いですよね。
入会から6ヶ月以上継続して受講ができれば、タブレット代金は無料になるので、別途購入する必要がないのも良心的です。
ただし入会から6ヶ月未満で退会やテキスト学習のチャレンジへの変更の場合には、タブレット代金として9,900円(税込)がかかりますので注意しておきましょう。
学校の教科書に合わせた復習ができる
学校の教科書準拠になっているチャレンジタッチは、学校でその日習った学習内容を復習するのにぴったりですね。
特に学校の授業はなかなか落ち着きがなくて聞けないけど、学力自体はあまり遅れなどはない子には、毎日短時間で楽しみながら学習できるチャレンジタッチは合っているかもしれません。
ゲーム感覚で夢中になって学習できる
タブレット学習の一番の良さが、ゲーム感覚で楽しく学習できること。
チャレンジタッチでは「コラショ」というキャラクターやアニメーションが豊富に使われているので、テレビやゲームをしている感覚で毎日の勉強ができるのはいいですよね。
またお子さんに合った教材であらば「勉強しなさい」などの親の声かけが減るので、気持ちに余裕が持てるようになったというお母さんもいます。
親子ともに楽しめるようになるのは、タブレット学習ならではですよね。
発達障害の子がチャレンジタッチを使うデメリット・注意点は?
学年を超えた復習や予習ができない→国語と算数は無学年学習ができる
チャレンジタッチは学校の教科書に対応した内容で学べるのが良さではありますが、一方で教科ごとに学年を超えた復習や予習をすることができません。
特に発達障害のお子さんは、得意な教科と苦手な教科がはっきりしている子も多く、苦手教科は1つ前の学年の内容も怪しいという子もいます。
チャレンジタッチも事前に相談をすれば1つ前の学年の教材を使うこともできますが、教科ごとには対応していないのが残念ですね。
チャレンジタッチに新しく「AI国語算数トレーニング」という無学年学習が登場しました!
国語と算数のみですが、学年を超えた学習が追加料金なしでできるようになりました。
苦手教科は前の学年に戻って復習したり、逆に得意教科はどんどん先取り学習もOK。
お子さんの特性に合わせた学びができるので、どんどん得意をほめて伸ばして上げるきっかけにもなりますね。
発達障害を持つ子を想定した教材ではない
そもそもチャレンジタッチは、発達障害のお子さんが利用することを前提として作られていません。
そのためちょっとしたポイントで使い勝手が悪かったり、大人が思いもかけないところでお子さんがイライラしてしまったりする場合があります。
また一言で「発達障害」と言っても、
- 注意欠如多動性障害(ADHD)
- 自閉スペクトラム(ASD)
- 学習障害(LD)
- 上記に加えててんかんを起こす
- 上記の複数の要素がある
- グレーゾーン
と、お子さん一人一人によってもかなり特性が違いますよね。
もちろん全てのお子さんに必ず対応できる教材はありませんが、発達障害のお子さん向けに開発されたタブレット学習の方が対応の幅は広いというのは間違いありません。
問題数が少なく足りない場合も
利用者の声として多かったのが
「問題数が少ないからすぐ終わってしまう」
「もう少し学習量を増やしたい」
という声です。
楽しく前向きに学習してくれるのはうれしいですが、チャレンジタッチは誰もが取り組みやすい分量として1日約5〜15分程度の学習量になっています。
毎日学習すれば20日ほどで終了してしまうので、物足りなさを感じて結局別の教材も探しているという方もいました。
もちろん時々休憩しながら学習を進めてもいいのですが、お子さんがせっかく自分から「やりたい!」となっているので進められないのは少しもったいないかもしれませんね。
発達障害のお子さんに合ったタブレット学習を選ぶことが大切
発達障害のお子さんがチャレンジタッチを使うメリットやデメリット、実際の声をご紹介しました。
チャレンジタッチは学校の学習内容を定着させるのに楽しく学習できるタブレット学習ですが、発達障害のお子さんの利用を前提として作られていないので合わない子もいます。
もしタブレット学習を検討しているのであれば、ぜひ2〜3社を比較してみてお子さんに一番合った教材を選んでみてくださいね。
※全て税込料金、学年や支払い方法によって料金は変わります。
※サービス名をクリックすると、公式サイトを見ることができます。