公文式講師として指導経験があるまつもとです。
私自身も生徒として5年間公文で学んでいたこともあり、講師・生徒両方の面から公文式に関わってきました。
ADHDや自閉症、学習障害などの発達障害があるお子さんを持つお母さんにとって、勉強をどう身につけさせればいいか悩む方は多いのではないでしょうか?
他の子よりも集中力がなかったりマイペースだったりすることで、学校以外に勉強をサポートする塾などを検討している方も多いでしょう。
全国に教室を持つ公文式では、発達障害を持つお子さんも通っている子が多いです。
ただ中には公文の学習方法や教室の雰囲気に合わずに退会する子もいるのも事実です。
発達障害で塾や公文に通うのは不安…という方は、発達障害のお子さん向けのタブレット学習であるすららを使って自宅で学ぶ方法もあります。

中には今まで全然勉強習慣がなかった子が、テストで20点から80点になった事例も。
できるだけ早くしっかりした学力と学習習慣をつけてあげるためにも、公文と合わせてチェックしてみてくださいね。→すららの学習実績を見てみる

公文式(くもん)は発達障害の子でも学習できる?

公文は発達障害があっても入会して学習することはできます。
ただしお子さんによって公文で大きく伸びる子もいるし、そうでない子もいます。
これはお子さんの障害が原因というよりも、次の3つの理由があるからです。
先生の力量
公文式の教室運営はそれぞれの教室の先生に任されている部分が多いため、教室によって得意とする教科や学年が違います。
もちろん先生たちは本部の研修なども受けますが、先生の中には発達障害についての正しい知識を持っていない方もいます。
特にオープンしたての綺麗な教室は環境としては魅力的ですが、先生の経験年数は短い場合が多いため発達障害の子が学習するのは避けた方がいいかもしれません。
やはり発達障害のあるお子さんを受け入れている経験が多い先生がいる教室が安心です。
教室の雰囲気やレイアウト
先生だけでなく、教室の雰囲気やレイアウトも発達障害の子が学習する上では大切なポイントです。
広さや学習スタイルも教室によって様々で、それぞれ良し悪しがあるのでお子さんにあった雰囲気の教室を選ぶことも大切です。
例えば広くて明るい教室は一見良さそうですが、ピーク時には100人以上の生徒で混み合うため、先生の目が行き届かない場合もよくあります。
人が多い環境が苦手なお子さんは慣れるまで時間がかかるかもしれませんね。
保護者の関わり方
公文式は教室で学習をする日以外に宿題が出されます。
学習習慣をつけるためのものなので、基本的には教室で学習した内容と同じものが出されることが多いので難しくはありません。
家庭での学習に慣れるまでは、親が声をかけたり隣で見守ったりなどの関わりが大切になってきます。
親が適度に関わって宿題ができる子は、学習面でも伸びやすいですし習慣も身につきますね。
まとめると、
- 発達障害のお子さんの指導経験が豊富な先生
- お子さんにあった学習しやすい教室環境
- 宿題など家庭学習を親が見ることができるか
がクリアできれば、公文式で学習することで良い効果が期待できる可能性が高いと言えますね。
発達障害の子が公文式を選ぶ時に気をつけたいこと

先ほど紹介した3点をクリアにするために、発達障害のお子さんが公文式を選ぶ時に気をつけたいポイントを見ていきましょう。
必ず複数の教室見学に行く
お住いの地域にもよりますが、家から通える範囲にある複数の教室見学を必ずすることをおすすめします。
先ほども言ったように、教室によって先生の指導経験や学習環境は大きく異なります。
ぜひお子さんと一緒に教室見学や先生との面談をしてみて、実際に確かめましょう。
無料体験で実際に体験する
公文式では年4回(2月・5月・7月・11月)無料の体験学習を行なっています。
実際の教室での学習や宿題の様子を確認することができますので、タイミングが合えば自宅近くの教室の体験を必ず受けてみましょう。
宿題を見る時間が取れるかスケジュールの確認をする
家庭での宿題をする時間や場所など、親が見てあげる時間が取れるようにスケジュールを確認しておくのも大切です。
公文の宿題は進度やお子さんの状況に合わせて柔軟に量を調整してもらえますが、5枚〜10枚単位での調整が基本です。
中には集中力が続かずにプリント1枚解くのも難しい子も。
家で宿題をする際にはお子さんが学習しやすい環境作りや声かけをしてあげる必要があります。
公文式以外にも発達障害の子が伸びる教材はある
このような場合には、公文式以外での学習も検討してみましょう。
発達障害のお子さんにおすすめなのが「タブレット学習のすらら」です。

公文と同じ3教科を学習することができるオンラインの通信教育で、自宅のパソコンやタブレットで学習をすることができます。
(2020年6月追記)
2020年4月より、理科・社会の2教科が増えました!


小学生は4教科・中高生は5教科の学習をすることができるようになり、より学習しやすくなりましたね。
気になった方は無料で資料請求もできるのでぜひチェックしてみてくださいね。

