実際にやってみたメリットやデメリットが知りたい!
元小学校教員・塾講師として7年の指導経験があるまつもとです。
すららは一般的にはあまり有名ではないですが、実は800以上の塾や学校の授業でも導入されている教育界では有名eラーニング教材です。
とはいっても、やはり実際に使ってみた様子がわからないとわが子にできるかどうかのイメージがわかないですよね。
そこでこの記事では、元教員の視点で実際にすららを体験してみてわかったメリットやデメリットを詳しくご紹介します。
<すららのメリット>
- 学年を超えて学べる「無学年学習」ができる
- 説明が丁寧でとてもわかりやすい
- 勉強嫌いでも飽きずにゲーム感覚で楽しめる
- 動きがなめらかでストレスなし
- プロ講師が一人ひとりに合わせた学習設計やフォローをしてくれる
<すららのデメリット>
- 丁寧がゆえに進みがゆっくり
- 発展問題や応用問題は少なめ
- 体験版ではプロ講師のフォローは受けられない
すららは、勉強が嫌いな子や学習習慣がついていない子、今の学年の内容が理解できていない子へのフォローが手厚いタブレット学習でした。
逆に発展応用問題を解きたい子にとっては、やや物足りなさを感じる教材かもしれません。
体験授業や資料請求はすらら公式ページから無料で行うことができます。
気になった今のタイミングで、まずは試してみてお子さんとの相性を確認してみましょう!
タブレット学習のすららとは?

運営会社 | 株式会社すららネット |
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対応学年 | 小学1年生〜高校生 |
対応教科 | 国語・算数・理科・社会・英語 |
利用可能サービス | ・すららコーチによるカウンセリング ・学習計画サポートとアドバイス ・学力診断テスト |
料金 | 小中コース月8,228円〜(税込) |
すららは、自宅のパソコンやタブレットを使ってオンラインで学習できる通信教育の教材です。
オンラインで学習できる教材はたくさんありますが、すららの大きな特長としては
- キャラクターと対話をしながらスモールステップで進められる
- 「すららコーチ」という現役塾講師のサポートが受けられる
- 今の学年に関係なく復習や先取りができる「無学年学習」
- 発達障害や不登校のお子さんのフォローや学力アップ実績も豊富
などが挙げられます。
すららの詳しい紹介や口コミなどはこちらの記事も参考にしてみてくださいね。



すららの体験はどこまでできるの?

今回はすららの体験版を利用してみました。
入会すると国語・算数・理科・社会・英語の5教科が学べますが、体験版は学習できる単元が限られています。
体験してわかったすららのメリットとは?
説明がとても丁寧で分かりやすい
まず感じたのは、説明が非常に丁寧だなということ。
小学3年生の授業を体験しましたが、初めて触れる子でも理解しやすいようにポイントをしっかり押さえてキャラクターが説明してくれます。

動画とともに説明をしてくれるのも分かりやすいですね。
説明と練習問題が交互にあり飽きない
先生が丁寧な説明をしようとするとどうしても話が長くなってしまいがちですが、すららではポイントを押さえた説明の後にすぐ練習問題が出てきます。

実際にクッキーを動かして割り算のしくみを学ぶので、自分の頭で考えながら割り算を理解できます。
また文章だけではイメージを持ちにくい低学年の子や発達障害のあるお子さんでも、イラストなので分かりやすいですね。

式の数字を入力も、入会すれば手書きモードとキーボード入力モードと選べます。(体験版では手書きモードのみでした)
文字も多少崩れてもちゃんと認識してくれました。
練習問題が終わったらまたちょっとした説明→練習と交互にくるので、集中力のない子でも飽きずに進められます。
また問題を解いたらすぐに採点&フォロー。
動きがなめらかでストレスがない
オンライン学習で心配なのが途中で動作が止まってしまったりうまく反応してくれないなどのトラブルですが、しっかりとインターネットに繋がる環境で学習ができればストレスなく学習できると感じました。
以前デキタスを体験してみましたが、正直デキタスよりはるかに動きがなめらかで学習に集中できるなぁという印象です。
(2020年9月追記)
すららの会員向けページがより使いやすくリニューアルしました!


よりお子さんが楽しみながら学習習慣がつけらえるようなゲーム機能も加わり、どこまでできたかの達成度がよりわかりやすくなりました。
オンラインで常にアップデートやリニューアルを繰り返してくれるので、より使いやすくなっていくのも、タブレット学習のすららならではの良さですね。
進めたり戻したりが自由に操作できる

画面上には
- 前のページ
- 一時停止
- 次のページ
といったボタンも用意されているので、お子さんが勉強しながら自由に進み具合を操作できるのもいいですね。
体験してわかったすららのデメリットとは?
タブレットでやるならタッチペンがあるといいかも

すららは自宅のパソコンやタブレットで学習を進めていきますが、特にタブレット学習の場合はタッチペンを使ったほうがよりスムーズに学習できると思います。
説明はゆっくり
メリットとして丁寧な説明を挙げましたが、裏を返せばすでに理解している子にはそのスピードが遅すぎると感じるかもしれません。
自分で自由に先に進めることができるので、わかっている部分は飛ばしたり練習問題だけやったりすることもできます。
また入会後には「すららコーチ」というプロ講師がお子さんの担当としてついてくれるため、学習の進め方や難易度の相談をいつでもすることも可能です。
難しい問題をやりたい子には合わない
すららの教材自体がスモールステップで確実に理解をさせていく教材構成になっているので、発展的な問題や中学受験を考えているお子さんにも物足りなさを感じるかもしれません。

体験版だけでは詳しいことはわかりにくい

すららには
- レクチャー機能
- ドリル機能
- テスト機能
- 管理機能
と大きく4つの機能を使って学習の定着を図っていきますが、体験版ではレクチャー機能とドリル機能の一部のみまでしか利用できません。
そのほかの機能を使うためには入会をする必要があります。
まずはすららを体験して相性チェックをしよう

すららを実際に体験してみて、とてもよく考えられて作られている教材・しくみになっているなぁと感じました。
特に勉強が嫌いで苦手な子ほど着実に力がつけられる教材構成になっているので、ゲーム感覚で楽しみながら学力アップを目指すことができますね。

すららの無料体験や資料請求は、公式ページから行うことができます。

